テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia、TOE)のネタバレ解説まとめ

F09537da

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia、TOE)とは2000年11月30日にナムコから発売されたPlayStation用RPG。キャッチコピーは「変われる強さ、変わらぬ想い」。猟師のリッドはある少女に出会い、旅に出ることになる。その日一日生きられればいいと考えていた少年が、大事な人を守りたいと願うようになり、仲間とともに世界を救うことを決意する。

概要

%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%89

2000年11月30日にナムコから発売されたPlayStation用RPG。2001年にはテレビアニメが放送され、漫画版も連載された。2005年3月3日にはPlayStation Portable(PSP)版として移植された。発売当時は、美麗なグラフィックや重厚なストーリー、アーティストとアニメーションを起用したOPも話題となった。また、2006年から2007年にかけては同じ世界観のオンラインRPG「テイルズ オブ エターニア オンライン」(TOEO) がWindows用MMORPGとして運用されていた。

本作の世界は「エターニア」と呼ばれ、「インフェリア」と「セレスティア」の2つの世界からなる。2つの世界の交流は約2000年前から途絶えており、それぞれの世界で独自の文化が栄えている。インフェリアにすむ少年リッドは、ひょんなことから謎の少女と、おなさなじみとともに、住み慣れた村を離れ、旅にでることとなる。さまざまな大晶霊や仲間との出会いを通して、リッドは自分の身の回りにいる大事な人たちを守りたい、と強く願うようになる。旅に出るまでは、自分が生きれればそれでよい、毎日が何事もなく過ぎ去ってくれればそれでよい、と考えていたリッドだったが、旅を通して、世界に訪れる危機は、決して他人事にはできない、自分たちでなんとかしなければならない、と思い始める。

オープニングテーマ は「flying」 。作詞はAZUKI七、作曲は中村由利、編曲は古井弘人、歌はGARNET CROW がそれぞれ担当している。エンディングテーマ は「eighteen」。作詞は車谷啓介、作曲は岩井勇一郎、編曲はNew Cinema 蜥蜴、歌はNew Cinema 蜥蜴 がそれぞれ担当している。

あらすじ・ストーリー

大昔、二人の神様が戦争をおこなった。光の神様セイファートと闇の神様ネレイドの戦いである。大戦の勃発によって、空間はゆがめられ、インフェリアとセレスティアという2つの世界が誕生した。対戦で敗北した神様であるネレイドは世界を破壊しようとする神様であった。ネレイドは、戦争に敗れても、「闇の極光」と呼ばれる闇の力を有している人に取り付いて、世界を破壊しようとしていた。
ネレイドは、シゼルという女性にとりついて、インフェリアとセレスティアを衝突させて、世界を滅亡させようとしていた。セレスティアに住む一人の少女であるメルディは、自身の母親であるシゼルを救い、世界の破壊を阻止するため、そして「闇の極光」に対抗しうる「光の極光」を持つ者を探すために、インフェリアへと旅発つこととなる。

インフェリアのラシュアンという町で、リッドは猟師として生きていた。その日その日が食べられればいい、という気楽な考え方をもつ少年であった。リッドは幼なじみのファラとともに空を見上げていると、急に空が光り、球体が墜落してきた。その球体にはメルディが乗っていた。言語の違う、褐色の少女であるメルディに戸惑うリッドだが、ファラはメルディを保護することを決める。
ラシュアンの村長の自宅で、今後のことについて話し合っていると、メルディを狙う追ってが現れ、リッドたちに襲い掛かってきた。なんとか追っ手を撃退するが、村長は災厄の象徴だと非難し、メルディをすぐに追い出すように指示する。納得できないファラはともに村を出ていくことなるが、メルディはリッドから離れようとしなかった。仕方なく、リッドたちは村を出ていくこととなる。リッドとファラは、メルディとの言語が通じないことを解決するために、学術都市であるミンツへと出発することになる。
ミンツには、リッドとファラの幼なじみであり学者であるキールがいるため、キールの協力を得ようとしたのである。ミンツに到着すると、キールは山の観測所にいるとの情報を得る。山の観測所でキールと再会するが、キールもメルディの話す言語を理解することができなかった。
メルディは、山の観測所で地図を指さし、「インフェリア、セレスティア、どっかーん」と話す。その言葉を聞き、キールは、インフェリアとセレスティアに危機が訪れていることを察する。彼は、天体望遠鏡で空に不自然な黒体が浮かんでいることを発見していたのである。キールは、この黒体が世界を滅ぼそうとしているのではないかと考えていた。キールは、メルディの話す言語を理解するために、彼の師匠であるマゼット博士のいるモルルへ行くことを提案する。
リッドたちは、モルルに行くことになる。モルルでは、マゼット博士からオージェのピアスというピアスをリッドたちに渡す。これで言語が分かるかと思ったが、一向にメルディの話すことは分からない。どうやら、お互いの心が通じ合わないと言語を完璧に理解することは難しいようであった。
突然、メルディは何かに気づき、モルルの奥地へ行ってしまう。リッドたちはメルディを追いかける。メルディはペットとして旅に同行させていたクイッキーがいないことに気づいたのである。モルルの奥地では、メルディが魔物からクイッキーを守ろうとしていた。リッドたちは魔物を倒す。単独行動をしたメルディに対してキールは怒るが、メルディは「ごめんな…」と言う。4人の心が通じ合い、言語が通じるようになったのである。

キールは、メルディにインフェリアに来た理由を問うと、メルディは、インフェリアとセレスティアの衝突(グランドフォール)による世界滅亡を防ぐために、インフェリアとセレスティアに住む大晶霊と契約したいと言うのである。
4人は、インフェリアに住む水の大晶霊、風の大晶霊、炎の大晶霊と契約するために、各地を旅することとする。水の大晶霊と契約し、風の大晶霊を探しにバロールの町につくと、レイスという吟遊詩人と出会う。レイスから風の大晶霊のいる場所を突き止めると、レイスの協力を得て、風の大晶霊とも契約を行うことに成功する。風の大晶霊の協力を得た一行は、レイスと別れ、炎の大晶霊との契約に向かう。火山で炎の大晶霊と契約を行うと、インフェリアの大晶霊を全員集めたことで、光の大晶霊であるレムが出現する。
レムは世界に危機が迫っていることをリッドたちに伝えると、姿を消してしまう。メルディは、セレスティアの大晶霊とも契約を行うために、セレスティアに戻ることを決意する。レムは、リッドたちに、ソーサラーリングを授けていた、ソーサラーリングがあると、光の橋を開くことができ、セレスティアに渡ることができるらしい。

キールは光の橋がファロース山頂にあることを知っていた。キールは前に読んだ書物の中で、あるインフェリア人がセレスティアに渡ったという記述を目にしていたのである。その人物は、バリルという人物で、メルディの父親であり、セレスティアの総領主であった。そして、グランドフォールを発生させた人物もバリルという人物であった。リッドはグランドフォールを発生させた「バリル」と、セレスティアに渡った「バリル」が同一人物ではないかと思う。
一行は、バリルの目的は何かを知るために、世界をグランドフォールから救うためにも光の橋を目指すのであった。リッドたちは、ファロース山頂でレイスと出会う、一行がソーサラーリングを使い、レムの力で光の橋を出現させると、レイスが一行を止めるのであった。レイスは王の命令でリッドたちを監視していて、リッドたちは世界に危険をもたらすのではないかと危惧していた。レイスはリッドたちを止めるために立ちはだかるが、リッドたちはレイスを退けて、光の橋へと飛び込むのであった。

セレスティアに到着したリッドたちはセレスティアにいる大晶霊と契約するために各地を旅することになった。道中で、メルディの祖父であるガレノスの研究所に立ち寄ることとなり、リッドたちは、なぜバリルはグランドファールを起こそうとしているのか、バリルの目的は何なのかをガレノスに問う。ガレノスはバリルが闇の力をもって世界を滅亡させようとしていると話す。そして闇の力に対抗するには、光の極光術というものが必要らしい。ガレノスによると、リッドはまさしく、光の極光術を行使できる人物だった。

リッドたちは、バリルに抗おうとする反バリル勢力とバリルの居場所を突き止めようとする。リッドたちはまず、地の大晶霊と契約し、各地を巡っていた。道中、バンエルティア号と呼ばれる船を有しているチャットと出会う。大海賊の末裔であるチャットは、自分の船に乗ってくれる子分を探していて、リッドたちは船を探していたことから、リッドたちが、チャットの子分になるという条件で、チャットの船であるバンエルティア号へ乗ることを許される。バンエルティア号を用いて、氷の大晶霊と契約するために、大陸を渡ることとなった。氷の大晶霊と契約したリッドたちは、雷の大晶霊と契約するために旅を続ける。
リッドたちの前に、反バリル勢力であるシルエシカと呼ばれる集団が現れる。シルエシカはバリル討伐の作戦を展開していて、バリルのいる城までは突き止めたのだが、城を取り囲む結界を解くことができず困っていたのである。結界を解くためには、晶霊砲が必要であった。晶霊砲には雷の大晶霊の力が必要であったのである。バリルを討伐し、世界の平和を維持するという目的をもつシルエシカのリーダーであるフォッグを仲間に加え、雷の大晶霊と契約することとなる。晶霊砲を完成させた一行は、バリル城に向かい、バリルを討伐しようとするのであった。

バリル城に潜入した一行は、王座の前で驚愕する。バリルはずいぶん前に死んでいて、ミイラとなっていた。それでは、誰がグランドフォールを起こそうとしているのかと思った時に、王座の背後から女性が出現する。この女性こそメルディの母親であるシゼルであり、ネレイドに乗っ取られた女性であった。シゼルは一向に闇の極光術を行使し、絶体絶命のピンチに陥る。そこにレイスが現れ、光の極光術を行使し、リッドたちを守る。レイスは、リッドと同様に光の極光術を行使できる人物であった。レイスは「真の極光術」を得るための試練であるセイファートの試練、というものに挑戦していた。しかし、レイスはセイファートの試練をすべて通過しておらず、完全な真の極光術は使えない状態であった。
リッドたちを守るために、レイスは不完全な極光術を用い、命を落としてしまうが、リッドは、レイスからセイファートキーを託される。レイスは、闇の力に対抗するためにはセイファートキーが必要であると言い、リッドに真の極光術を習得するように諭すのであった。真の極光術は、すべての闇の力に対抗しうる強力な術であり、そのためには、世界各地に点在するセイファートの試練と呼ばれる真の光の極光術を獲得できる試練をすべて通過する必要があった。ガレノスのもとで一行は真の極光術を習得するために、セイファートの試練を乗り越えることを決意する。また、キールはガレノスから、メルディは闇の極光術の力を有していることを知らされる。ガレノスは、キールにメルディを守ってやってほしいと伝える。
そして、リッドはセイファートの試練を乗り越え、真の極光術を会得することができた。そして、インフェリアに戻った一行は、光の大晶霊レムとも契約を行うことになる。リッドたちは、シゼルをとめるために、シゼルのいる城へと向かう。

シゼルを倒し、グランドフォールを止めようとする一行であったが、リッドの力とメルディの力が必要であった。そして、リッドの力とメルディの力、最後に正気を取り戻したシゼルの力でグランドフォールを回避することができた。そして、インフェリアとセレスティアは完全に分断された2つの惑星となった。そして、世界の平和が訪れる。インフェリアとセレスティアは完全に分断されたが、リッドとファラはインフェリアからセレスティアに渡るために、チャットの船を改造し、セレスティアに渡る方法を模索するのであった。

システム

戦闘

Smile

2D上を移動し、通常攻撃や特技、奥義、術などを使って戦闘を行うことが出来る。従来のテイルズシリーズでは、中級以上の術の使用時に、画面が静止して操作キャラクターは術が終わるまで動けなかったが、本作からはリアルタイムで動くことが出来るようになった。戦闘は格段にスピード感のあるものになり、演出も大変迫力あるものになった。

C.ケイジ

クレーメルケイジのことである。大晶霊と契約するために必要なもの。契約を終えた大晶霊はクレーメルケイジに入ることになる。キールとメルディの2つのクレーメルケイジがあり、大晶霊の協力を得ることで戦闘中に術が使えるようになる。

キャンプ

ワールドマップではいつでもキャンプを行うことが出来る。HPが回復するだけでなく、フェイスチャットが展開される。

料理

メニュー画面からは料理を行うことが出来、食材を消費することで料理を作ることが出来る。料理のレシピを増やすには、町などで色々な物に擬態している「ワンダーシェフ」を探し出すことで習得出来る。キャラクターによって得意な料理は異なる。

フェイスチャット

Hqdefault

キャンプを行うと、キャラクターのフェイス画面が出現し、バラエティ豊かな談話を始める。内容は、旅の目的地や、現在の現状に関するものが多い。中には、キャラクターの意外な一面が垣間見えるものも存在する。

ウィス

旅の途中で行うことが出来るカードゲーム。セレスティア人が好むゲームである。ルールに沿って、手持ちの札を出していき、一番最初にカードがなくなったものが勝利する。

登場人物・キャラクター

味方キャラクター

リッド・ハーシェル

Ohicglca
keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

テイルズ オブ ジ アビス(Tales of the Abyss、TOA)のネタバレ解説まとめ

RPG『テイルズオブ』シリーズの本編作品8作目で、シリーズ10周年記念作品。 キャラクターデザインは藤島康介。 キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが、屋敷に不法侵入してきた謎の刺客・ティアと共に突如、見知らぬ場所に飛ばされてしまう。屋敷に戻るためにティアと行動したルークは、その長い旅路の果てに多くの人々と出会い、様々な経験をし、自分の『生まれた意味』を知ることになる。

Read Article

テイルズ オブ ベルセリア(Tales of Berseria、TOB)のネタバレ解説まとめ

『テイルズ オブ ベルセリア』はバンダイナムコエンターテインメント発売のRPGであり、『テイルズ オブ』シリーズの第16作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が君らしく生きるためのRPG」。 マザーシップタイトル初の単独女性主人公が話題となった。 信頼していた義兄に目の前で弟を殺されたベルベッド。左手を業魔にされた彼女は世界を救う救世主となった義兄を殺す復讐の旅にでる。

Read Article

テイルズ オブ リバース(Tales of Rebirth、TOR)のネタバレ解説まとめ

『テイルズ オブ リバース』はバンダイナムコゲームス発売のRPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第6作目のマザーシップタイトル。ジャンル名は「君が生まれ変わるRPG」。 主人公のヴェイグ・リュングベルが、さらわれた幼馴染の少女クレア・ベネットを救うべく、仲間たちと共に旅に出る中、「ヒューマ」と「ガジュマ」二つの種族の共存と対立の問題に直面していく物語である。

Read Article

テイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia、TOV)のネタバレ解説まとめ

XBOX、PS3用ゲームテイルズ オブ ヴェスペリア(Tales of Vesperia、TOV)について。本作は人気テイルズシリーズの10作目にあたる作品である。漫画、映画、ドラマCDなどに発展している。下町の平和のために旅に出たユーリが旅の途中で様々な仲間と出会い、ギルド「ブレイブヴェスペリア」を結成する。そして仲間とともに世界の存続をかける陰謀に立ち向かっていくストーリーである。

Read Article

テイルズ オブ レジェンディア(Tales of Legendia、TOL)のネタバレ解説まとめ

『テイルズ オブ レジェンディア』はバンダイナムコゲームス発売のPS2用専用RPGであり、『テイルズ オブ シリーズ』の第7作目のマザーシップタイトルである。ジャンル名は「絆が伝説を生み出すRPG」。遺跡船と呼ばれる巨大な船に流れ着いたセネルとシャーリィの兄妹が、世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていくストーリーである。

Read Article

テイルズオブシリーズのマスコットキャラ+グッズまとめ

我らがバンナム様の大人気ゲーム、テイルズオブシリーズですが、その壮大でリアルな世界観はRPGとして最高峰です。そんな中、いくつかのシリーズに登場するマスコットキャラクターがいます。それは今ではマスコットの範疇で収まる事無く、数多くのグッズとして制作・販売され、そのかわいさも抜群なのです。今回は、そんなテイルズオブシリーズのマスコットキャラの紹介とグッズをまとめてみました。

Read Article

目次 - Contents