宇宙刑事シャリバン(特撮テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ

宇宙刑事シャリバンとは、1983年に放映された東映製作の特撮ヒーロー番組である。前年度の宇宙刑事ギャバンに続く宇宙刑事シリーズ第2作目で、直接の続編である。主人公・伊賀電と宇宙犯罪組織マドーとの戦いと、彼の出生にまつわる宿命を交えて描く。ギャバンよりパワーアップしたヒーローアクションや高いドラマ性が今日まで高く評価されている。

エルボーハンマー

向かってくる敵に対して食らわせる、強烈なカウンターのひじ撃ち。シャリバンのパワー、ソーラーメタルの硬度を活かして叩き込む強力な技。

シャリバンプロテクション

前方に作り出す光の壁。物理攻撃や火炎、レーザーなども防ぐことが可能。ドーム状タイプも存在する。

クライムバスター

刑事と言えばやはり銃。赤い閃光が悪しき犯罪を打ち砕く。

ホルスターに収納されている光線銃。レーザーエネルギーをコントロールすることにより、状況に応じて複数のモードを使い分けることが可能で、常用する「破壊ビーム」、敵の動きを封じる「ショックビーム」、敵を貫通する「キラービーム」、高熱で溶かす「溶解ビーム」、治療用の特殊なナノビームを発射する「治療ビーム」(本編未登場)がある。また輸血用アダプターも備えており、血液の分析、採血、またシャリバンと血液型が一致する場合、その場で即席の輸血を行う事が可能である。
銃をクルクル回したり、ホルスターに収めたまま撃つなど、多彩なガンアクションを披露した。

レーザーブレード

「レーザー・ブレイドッ!」叫びと共に作り出された光の剣が、悪を切り裂く。

シャリバンの主力武器である片手剣。普段は左腰に収納されている。左手からバードニウムエネルギーを注入することにより刀身が青白く発光し、通常の3倍の切れ味を発揮する。

イガ獅子の剣

終盤で登場したイガ星の守り刀。シャリバンの呼び声と共に現れ、レーザーブレードとの二刀流で戦う。

シャリバンクラッシュ

太陽を背負って放つ、必殺の一撃。特撮ヒーロー史上屈指の美しさを持った技と言える。

エネルギーを注入したレーザーブレードを片手に構え、敵を袈裟掛けに叩き斬るシャリバン最大の必殺技。赤い太陽をバックに逆光を浴びたシャリバンが斬りつけるという重厚且つ説得力のある絵柄で、エンディングの締めにも使われている。シリーズ途中から複数回斬り付けているかのような強化型の描写に改められている。

登場メカニック

超次元戦闘母艦グランドバース

シャリバンが立つ勇者の砦。その母艦形態。

戦闘形態のバトルバース・フォーメーション。独特なフォルムが個性的だ。

全長:410m
全幅:357.5m
重量:65000t

シャリバン、リリィの活動拠点となる超次元戦闘母艦。戦闘時には巨大ロボ形態「バトルバース・フォーメーション」に変形して支援攻撃を行う。
戦艦時の武装は、艦橋部分より発射する「バースビーム」。艦橋部分は巨大ロボ形態時には頭部となるが、戦艦時でも砲塔のように動かし射線を変更できる。また機首部にはモトシャリアンとシャリンガータンクが格納されており、必要に応じて発進させる。
巨大ロボ形態時の武装は、肩に装備された2連ビーム「グランドバスター」と、腰の部分に装備される主砲「プラズマカノン」。また、第41話のみ「プラズマカノン TYPE-II」(別称・プラズマジェッター)を使用した。なお、初期の数話ではグランドバスターとプラズマカノンが逆になっていた他、プラズマカノンは無数の光弾を連射するタイプとして描写されていた。
シャリバンの地球赴任のために元々旅客船であった船を急遽改造して作られたという裏設定がある。バトルバース・フォーメーションの独特なフォルムは、視聴者より「弁当売り」と呼ばれることもあり、後にニコニコ動画で本作品の公式配信が行われた際には、渡洋史も自身のブログにて視聴者から寄せられたそのようなコメントに対して「駅弁売り」「慣れてしまったのか、可愛く見えて仕方がありません」と述べている。

高次元戦闘車シャリンガータンク

曲線と直線が共存する美しいフォルムが特徴的。

全長:37.5m
重量:3500t
最高速度:500km/h

グランドバースに格納されている超次元戦闘車。上下2機に分離できる「セパレート・フォーメーション」と呼ばれる機能を有し、上部は飛行メカ(Aメカ)、下部は地上メカ(Bメカ)として別個に行動できる。武器はマドー戦闘機をたやすく撃破する威力を持つ「シャリンガービーム」とマドー戦闘母艦を破壊できる威力を持つ「シャリンガーロケッター」。また、下部のBメカが敵艦に突っ込む特攻戦法を見せたこともある。

モトシャリアン

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

宇宙刑事シャイダー(特撮テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ

宇宙刑事シャイダーとは、1984年に放映された東映製作の特撮ヒーロー番組で、宇宙刑事ギャバンより続く「宇宙刑事シリーズ」の第3作目にして最終作である。訓練学校を卒業したばかりの新米宇宙刑事・シャイダーこと沢村大と相棒のアニーが、シリーズ最強最悪の宇宙犯罪組織・フーマに挑む姿を描く。「不思議」をテーマとした奇抜な悪役や完成度の高いストーリーで、シリーズ中でも独自の輝きを持った作品といえる。

Read Article

宇宙刑事ギャバン(特撮テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ

「蒸着!!」この叫びとともに、一条寺烈は宇宙刑事ギャバンへと0.05秒で変身を遂げる。そしてレーザーブレードの一閃で、宇宙犯罪組織マクーの悪事を食い止めていく。テレビで3作続いた『宇宙刑事』シリーズ最初の作品にして、いわゆる『メタルヒーロー』物の開祖でもある。21世紀に入っても小説や映画などで続編が製作されている、東映ヒーローの柱のひとつである。

Read Article

特救指令ソルブレイン(特撮テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ

「犯罪が高度化した時代…人の命と心を救うために、自らの青春をかけて立ち上がった若者たちがいた!それが、特装救急警察である!!」(OPナレーションより) 特救指令ソルブレインとは、1991年に放映された特撮ヒーロー番組である。メタルヒーローシリーズ第10作目にして、前作・特警ウインスペクターより始まったレスキューポリスシリーズの2作目でもある。

Read Article

特捜エクシードラフト(特撮テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ

「多様化する犯罪から人々を守る為に、三つの魂が炎となって燃えた!これは明日の地球に愛と優しさを求めた、特別救急捜査隊の物語である!!」(OPナレーションより) 特捜エクシードラフトとは、1992年に放映された東映製作の特撮ヒーロー番組である。メタルヒーローシリーズ第11作目にして、1990年放映の特警ウインスペクターより始まった、レスキューポリスシリーズの3作目にして最終作である。

Read Article

特警ウインスペクター(特撮テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ

「特警ウインスペクターとは、平和を愛し、友情を信じ、人の命を守るため犯罪に立ち向かう、警視庁・特別救急警察隊の事である!」(OPナレーションより) 特警ウインスペクターとは、1990年に放映された東映製作の特撮ヒーロー番組である。1982年の宇宙刑事ギャバンより続くメタルヒーローシリーズの第9作にして、その後2作品続くことになるレスキューポリスシリーズの第1作目でもある。

Read Article

巨獣特捜ジャスピオン(特撮テレビ)のネタバレ解説・考察まとめ

巨獣特捜ジャスピオンとは、1985年に放映された東映製作の特撮ヒーロー番組で、宇宙刑事ギャバンより始まる「メタルヒーローシリーズ」の第4作目である。銀河の野生児・ジャスピオンが超惑星戦闘母艦ダイレオンを駆り、宇宙の魔王・サタンゴースが操る巨獣、更には無法者のエイリアンらと宇宙を股にかけた戦いを繰り広げる。等身大ヒーローと巨獣の戦い等、野心的な試みが数多くなされた作品である。

Read Article

目次 - Contents