学戦都市アスタリスク(The Asterisk War)のネタバレ解説まとめ

三屋咲ゆうの小説、及びそこから派生したアニメ、漫画作品。
2012年9月に1作目となる「学戦都市アスタリスク 1.姫焔邂逅」が刊行。既刊11巻。
6つの学園で構成された水上都市を舞台に、優勝すると好きな望みを叶えてもらえるという闘技大会での優勝を目指して切磋琢磨する少年少女たちの姿を描いた作品。
アニメは2015年4月から第1期、2016年4月から第2期がそれぞれ全12話構成で放送された。

その他の用語

落星雨(インべルティア)

20世紀、世界各地に隕石が降り注いだ未曾有の大災害。この大災害によって多くの都市が壊滅状態に追いやられ、既存国家が著しく低下し、世界経済も混乱の極みに陥った。
その後、無数の企業が融合して誕生した「統合企業財体」と呼ばれる新たな経済主体が取って代わることになり、さらにこの隕石群から未知のエネルギーである万応素が検出され、科学技術が大きく発展。
そして、《星脈世代》と呼ばれる特異な力を持った新人類の誕生など、新たな時代の始まりを告げる一端となった。

星武祭(フェスタ)

アスタリスクの力を持つ学生を対象とした、3年を一区切りとする形で3つの種目で行われる大規模な武闘大会。初年の夏にタッグ戦《鳳凰星武祭(フェニクス)》、2年目の秋にチーム戦《獅鷲星武祭(グリプス)》、3年目の冬に個人戦《王竜星武祭(リントブルス)》がそれぞれ開催される。
定められたルールは、校章の破壊によって勝敗を決するもので、また、武闘といってもエンターテイメントであるため明らかな残虐行為や殺傷を目的とした攻撃は処罰・失格の対象となる。
注目度が非常に高く、世界中にライブ放送され、世界最大の興行規模を誇る。

万応素(マナ)

落星雨によって地球にもたらされた未知のエネルギー。現在では世界中に拡散し、空気のようにどこにでも存在するものとなっている。

星脈世代(ジェネステラ)

万応素の影響を受けて誕生した新人類。人間とは異なる身体能力と、「星辰力(プラーナ)」と呼ばれる特殊な能力を使うことができるオーラを身につけており、綾斗やユリスもこれに含まれている。
中でもユリスのように、生身で万応素とリンクできる特別な力を持った異能者は、女性ならば《魔女(ストレガ)》、男性ならば《魔術師(ダンテ)》とそれぞれ呼ばれている。

マナダイト

落星雨によって落ちてきた隕石から採掘された特殊な鉱石。結晶化した万応素でできており、強力なエネルギーを含んでいて、後項の「煌式武装(ルークス)」の起動体として使われたり、落星工学によって生み出されたその他様々な製品に用いられるなど、その汎用性と普及率は高い。
他にもさらに極めて純度の高く、マナダイトよりも多くのエネルギーを含んだ鉱石「ウルム=マナダイト」が存在し、これをコアに据えることでより強力な煌式武装「純星煌式武装(オーガルクス)」が作り出されている。

煌式武装(ルークス)

マナダイトを核にして開発された武具の総称。
核となるマナダイトにエネルギーの流れを記憶させ、さらに周囲の万応素を集約することで発動体となる武具部分から光状の刃や弾丸など、様々な物体を作り出すことができる。
動力自体も万応素から抽出することで稼働している。

純星煌式武装(オーガルクス)

ウルム=マナダイトをコアに利用した、煌式武装の発展型となる武具の総称。
煌式武装よりも非常に強力・特殊な能力を秘めているものが多いが、その反面、使用するにあたって様々な「代償」を必要としているという特徴がある。さらに武器自体に意思のようなものが宿っており、使い手との相性によっては手にすることはおろか、触れることすらままならない。
現在、純星煌式武装の多くは統合企業財体が有しており、各学園へ管理を委任、最も相性の良い使い手として選ばれた学生に貸し出す形でアスタリスクへと提供されている。

黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)

綾斗が所持している大剣型の純星煌式武装で、星導館学園が管理している。
「四色の魔剣」と呼ばれる4本の強力な剣型の純星煌式武装のうち一振りで、「触れなば溶け、刺せば大地は坩堝と化さん」と恐れられるほどの凄まじい力を持っている。
使い手を選ぶ気難しさを持っていることで知られており、作中ではレスターが使い手となろうと焦るあまり強引に手にしようとしたが、逆に機嫌を損ねて暴走。その場に居あわせた綾斗にも襲いかかろうとしたが、彼の巧みな身のこなしと、「しつこくされるのは嫌いなんだ」という一言と共に柄を掴んで離さなかった彼に影響されたのか、暴走は沈静。直後、綾斗との相性が非常に高いという判断が出たことで、彼に貸し与えられることになった。

パン=ドラ

クローディアが所有している双剣型の純星煌式武装で、セル=ベレスタと同じく星導館学園が管理している。
未来視の能力を持ち、ストックが溜まった時間だけ未来を見ることができるが、逆にそれを使い切ると何の変哲もないただの双剣となってしまう。ちなみにストックは所有者となっている間は増え続け、3日で1秒のペースで溜まっていき、その代償として毎晩夢で未来の自分の死を追体験させられるという恐るべきものである。そのため、この死の追体験による長い苦しみに耐え続けることでしか能力を引き出せないため、クローディア以外の人間でパン=ドラをまともに使いこなしたものはいなかった。

覇潰の血鎌(グラヴィシーズ)

イレーネが所有する鎌型の純星煌式武装で、レヴォルフ黒学院が管理している。
指定した空間の重力を操る事ができ、この重力を使って対戦相手の身動きを封じたり、押し潰したりする事ができる。しかし、代償として使用者の血を求める事から、乱用すると逆に貧血となり干からびてしまう。
さらに使用者への干渉が強く性格を凶暴かつ攻撃的なものへと変化させるばかりか、他者の血を吸うために肉体も変化させてしまう、文字通りの諸刃の剣となっている。
《鳳凰星武祭》の4回戦で、その能力を危険視した綾斗によって破壊された。

白瀘の魔剣(レイ=グラムス)

アーネストが所有する剣型の純星煌式武装で、聖ガラードワース学園が管理している。「聖剣」とも呼ばれる四色の魔剣の一振り。
物体をすり抜け任意の対象のみを斬れる能力を持っており、対象との間に鎧や盾などの障害物があったとしても全く意にも介さない。
騎士のように常に高潔であり、正義と秩序の代行者たることを代償として求めている。

在名祭祀書(ネームド・カルツ)

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