モノノ怪(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「モノノ怪」とは、2006年にフジテレビのノイタミナで放送されたアニメ「怪 〜ayakashi〜」の中の「化猫」編をスピンオフし、「モノノ怪」というタイトルで2007年に同じくノイタミナで放送されたオリジナルアニメーション。シリーズディレクターは「中村健治」で、スタイリッシュな和製ホラー作品。
人間の情念に憑いたあやかしが「モノノ怪」となり、主人公「薬売り」が退魔の剣でモノノ怪を斬っていく。

CV:岩崎ひろし

市長。地下鉄建設の功労者であるが、建設を巡り裏金問題の噂がある。
森谷と繋がりがあり、節子の記事を潰そうと画策した。
市民の前では優しい。

門脇栄(かどわき さかえ)

CV:稲葉実

刑事。
地下鉄に乗る市長の警護をするために電車に乗った。
節子の事件を捜査していたが、自殺と決め付けてしまった。
事件後は考えなおしたのか、運転手の木下に事情を聞いていた。

森谷清(もりや きよし)

CV:竹本英史

新聞記者。
節子の上司で、親身に相談に乗るフリをして節子が取った市長の特種を潰そうとした。
その結果口論になり、節子を橋から突き落とし、節子から強く恨まれた。
女性軽視の傾向がある。
また、前作化猫の「笹岡」と良く似ている。
笹岡は死んだ珠生を井戸に投げ込んだキャラクター。
近作でも近いことをしている。

木下文平(きのした ぶんぺい)

CV:佐々木誠二

電車の運転手。
新しく開通された地下鉄の運転手に抜擢される。
運転中居眠りをしていて節子に気づかず轢き殺してしまう。
本人は猫だと思ったと弁解しているが、猫なら良いという物では無いとチヨに言われる。
前作化猫の「坂井伊顕」と良く似ている。

野本チヨ(のもと チヨ)

CV:ゆかな

駅前のカフェで働いている。
女優になることが夢で、新聞に載れば有名になれると思い節子の死因を自殺と証言してしまう。
前作化猫と海坊主編に出てきた加世とそっくりで、薬売りを好いているところや、基本的な性格や言動も加世と大体同じ。
だからなのか薬売りもやはりチヨを褒めるなど甘い面があり、天秤も加世に懐き(?)お辞儀したように、チヨにもお辞儀をした。

山口ハル(やまぐち ハル)

CV:沢海陽子

未亡人。
亡くなった夫の母親と一緒に住んでおり、それに嫌気が差して別の男と恋仲になっている。
義理の母の前で節子の事件の聞き込みをされたため、何も知らないと言ったが、愛人と会っている最中に節子と森谷の口論を聞いていた。
前作化猫の「坂井水江」と良く似ている。

小林正男(こばやし まさお)

CV:日比愛子

牛乳配達の仕事をしている少年。
電車が好きなようではしゃいでいたが、化猫と節子が見えてしまい一番怖がっていた。
正男は牛乳を配達している時に遠目に森谷と節子を見ていたが、事件だとは思わずに記憶も曖昧であった。

市川節子(いちかわ せつこ)

CV:折笠富美子

森谷の部下の新聞記者。
モダンで男の様な格好をしており、目立つ存在でもあった。
男性社会で生きているため気が強く、男に負けないように嫌な事にも沢山耐えて生きていた。
しかしその反面、自分よりも下と見た女性には冷たく、自分を新聞記者様だと驕っても居た。
正義感が強く、市長の汚職事件を暴こうとしていたが、市長と森谷によって潰され、橋から落とされて電車に跳ねられて死んだ。

『モノノ怪(Mononoke)』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

珠生と猫

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