腐女子のつづ井さん

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腐女子のつづ井さん
8

正しい腐女子の遊び方

推しキャラへの愛や、作品との向き合い方など、腐女子の面白おかしい日々を漫画で綴った作品です。
コマ数も少なく、絵もヘタウマで読んでいて癖になります。
また、気軽に読めるので、とにかく笑いたい方にオススメです。
ただし、作者が腐女子なので、作品中にBLに対しての思いや表現などが多々あるので、少しでも同性愛に嫌悪感がある人は楽しめないかもしれません。

3巻で一旦完結ということなので、私は一気に購入して読みました。
3巻で出てくる「地獄のクリスマス」というシリーズは、声を出して笑いました。彼氏のいない腐女子(オタク)の友人と、「彼氏がいそうなクリスマス選手権」と題して、各自が架空の彼氏を設定して、架空の彼氏からもらったプレゼントを自慢し合う等、自虐的なプレゼン大会が開催されます。そのイベントに全力で挑む友人と主人公つづ井さんの姿勢が、本気すぎて笑えます。
ささいなことをイベントにして楽しみあうその様はなんだか不思議な勇気が湧いてきます。オタクでよかった!と思いながら笑って読めます。
漫画を読んだりアニメをみたりするだけでなく、くだらないオタクならではの遊びに、全力で乗っかってくる友人たちも素敵です。
ゆるいエッセイ漫画なので、気を抜いて読めます。