ガイガン(Gigan)とは【徹底解説・考察まとめ】
ガイガンとは、東宝製作の怪獣映画「ゴジラシリーズ」に登場する架空の怪獣である。 初登場作品は1972年のシリーズ第12作「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」で、その後も度々シリーズに出演している。「未来怪獣」「サイボーグ怪獣」の異名通り、ゴーグル状の単眼、鉤爪状の手、腹部に回転ノコギリと全身武器の凶悪怪獣であり、その華麗な姿と残忍な戦いぶりから、根強い人気を誇る怪獣である。
Read Article
ゴジラシリーズの映画には、それぞれ昭和シリーズ、平成シリーズ、2000シリーズとあるが、この映画はその2000シリーズの最終章である。
この映画は、ゴジラ以外の怪獣が10種類以上登場し、2000シリーズの中でも1番出演する怪獣の数が多い。
まず迫力あるのが、戦闘シーンである。人間と怪獣の戦いと、怪獣同士の戦いの2種類あるが、人間が武器を持って生身で戦うシーンがとても見ごたえがあるのだ。一体どういう風にして撮影しているのか、非常に気になるところ。
怪獣同士の戦いでも、怪獣がその体躯に見合わぬような動き方をして戦闘するのは結構面白い。ただ、大部分の戦闘シーンが短い時間で終わってしまうのは物足りないところではある。まあ、映画という限られた時間の中だから仕方ないのかもしれない。
最期の人間と宇宙人の戦いは、とある映画を彷彿とさせるシーンがあり見ごたえも十分だ。同時に最後の怪獣同士の戦いはクライマックスシーンなだけあってとても強く、その分時間も長い。はたしてこの最強の敵を相手にゴジラは、人類は生き延びれるのか。逆転劇はあるのか。わくわくしながら見ることができる。怪獣映画好きにはおすすめの作品だ。