アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble

アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble

マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給で公開された2012年の映画。アメリカン・コミックヒーローのクロスオーバー作品である。
『アイアンマン』『キャプテンアメリカ』などアメリカン・コミックのヒーロー達で結成したアベンジャーズが、地球支配を目論むロキと闘う姿を描く。

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アベンジャーズ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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マーベル・スタジオ製作、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給で公開された2012年の映画。アメリカン・コミックヒーローのクロスオーバー作品である。 『アイアンマン』『キャプテンアメリカ』などアメリカン・コミックのヒーロー達で結成したアベンジャーズが、地球支配を目論むロキと闘う姿を描く。

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マーベル映画作品(MCU)フェイズ1のネタバレ解説・考察まとめ

マーベル映画作品(MCU)フェイズ1のネタバレ解説・考察まとめ

マーベルは2008年公開のアイアンマンを皮切りに、個々のヒーロー映画の世界を全てつなげてひとつの物語にするという試みを開始した。フェイズ1では中心となるヒーローたちのオリジンを中心に構成されていて、長い歴史のあるアメコミを初めて見る人にもわかりやすくヒーローが紹介されている。 MCUフェイズ1の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。

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MCUシリーズにおけるインフィニティ・ストーンのネタバレ解説・考察まとめ

MCUシリーズにおけるインフィニティ・ストーンのネタバレ解説・考察まとめ

マーベルスタジオが制作するスーパーヒーロー映画作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」。多数の作品が作られているMCUシリーズにおいて、物語の重要なカギとなる存在が、インフィニティ・ストーンである。6つ存在するこの石はすべてを集めたものに絶大な力をもたらすという。それぞれの持つ力と、その6つの力が集まる映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にて、どのような力を発揮したのかについてをまとめる。

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マーベル映画作品(MCU)フェイズ3のネタバレ解説・考察まとめ

マーベル映画作品(MCU)フェイズ3のネタバレ解説・考察まとめ

MCUのフェイズ3では今までの10年間を一区切りさせるということで、大人気の原作を元にしたシビル・ウォーを皮切りにインフィニティ・ウォー以外でもヒーローの大規模なクロスオーバーが描かれている。また、インフィニティ・ストーンの謎が次々に明かされるフェイズでもある。スパイダーマンやドクター・ストレンジなどの新たなヒーローも参入し、フェイズ4に向けた伏線も張られ始める。 MCUフェイズ3の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。

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マーベル映画作品(MCU)フェイズ2のネタバレ解説・考察まとめ

マーベル映画作品(MCU)フェイズ2のネタバレ解説・考察まとめ

マーベル作品の個々のヒーロー映画をひとつながりの物語にするMCUシリーズ。フェイズ2ではアントマンやスター・ロードなど新たなヒーローの登場もあるが、既出のヒーローの内面の掘り下げも多く行われている。特にチームの中心となっているアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人についてはアベンジャーズとしてではなく関わった事件について描かれた。 MCUフェイズ2の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。

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スパイダーマンの歴代スーツまとめ

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『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

”Marvel's The Avengers”の続編として、ジョス・ウェドン監督を中心に制作され2015年に公開された。原作コミックでも人気のヴィラン、ウルトロンの人類滅亡の野望を止めるべくアベンジャーズが再び立ち上がった。 20世紀FOXが製作するX-MENの方で出演していたためMCUには出ないと思われていたクイックシルバーが参入し、ファンを驚かせた。

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)」は2018年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオ製作。2008年の『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第19作目にして集大成となる「アベンジャーズ」シリーズの第3作。 シリーズ最大のスーパーヴィランのサノスとの闘いが描かれる。舞台は全宇宙のあらゆる場所で、シリーズで最もスケールの大きい闘いが展開。 現在、世界で史上最も成功したスーパーヒーロー映画。

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アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。

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アイアンマン2(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイアンマン2(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベルコミックにおいて連載されている作品が原作であり、マーベルシネマティックユニバースにおいては第3作品目である。2010年公開。前作でアイアンマンとして活動することを宣言してから半年後の世界を描いており、アベンジャーズ計画が本格始動した回。装着した生命維持装置により命の危機に直面するトニーだったが、同時にライバル会社のハマーと組んだ電撃の鞭を操るウィップラッシュの襲撃に遭ってしまう。

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アイアンマン3(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイアンマン3(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベルで連載されているヒーローコミックの実写化作品で、アイアンマンシリーズとしては第3作品目。”アベンジャーズ”のNY決戦後の1年後の話で、アイアンマンことトニーがテロと、自身の精神的問題と戦う。1作目からトニーを苦しめている悪の組織、テン・リングスとの最終決戦が今作では描かれていて、シリーズで1番多くのアイアンマンスーツが登場するのも見どころのひとつ。

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ブラックパンサー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ブラックパンサー』とは、2018年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオ製作。2008年の『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第18作目。 アフリカの小国ワカンダを舞台に、ヒーローにして国王のブラックパンサーとワカンダの支配を目論むヴィラン・キルモンガーとの闘いを描く。 現在、アメリカで史上最も成功したスーパーヒーロー映画。

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インクレディブル・ハルク(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インクレディブル・ハルク(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2008年に公開された、マーベルコミックスに登場するヒーローの実写化作品である。『アイアンマン』をスタートとしたMCUシリーズの第2作目であり、型破りなヒーロー・ハルクの誕生の経緯を描いている。ハルクに変身するため軍から追われることになったバナー博士の苦悩が物語の軸。次作から主人公・バナー博士の俳優が変更になっているため、エドワード・ノートン演じるバナー博士を見られるのはこれが最初で最後である。

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ドクター・ストレンジ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。

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キャプテン・マーベル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・マーベル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。

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マイティ・ソー バトルロイヤル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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2017年に公開された、マーベルコミックスのヒーローである雷神ソーを主役としたシリーズの第3作品目。人気ヴィランのロキもソーと共に故郷アスガルドのために戦うことから、トレイラーの公開時から大きな話題になっていた。ソーの姉である死の女神ヘラが復活したことでアスガルドは大きな混乱に陥った。アスガルドを守るため、ソーは無敵の怪物ハルクと自分の弟であるロキと協力して戦いに身を投じる。

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マイティ・ソー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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アメリカのMARVELが出版しているコミックスに出てくるヒーロー、マイティ・ソーが主役の映画シリーズの第1作目である。個々のヒーロー映画をクロスオーバーさせたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中では第4作目に当たる。アスガルドの第1王子のソーは、その傲慢さゆえに弟の策略にのり人間界に追放されてしまう。人間たちと関わるうちに感謝の心を学んだソーは、弟を止めるために立ちあがる。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(GotG2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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マーベルコミックスのヒーローチーム・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが主役の映画の第2弾。 前作で瀕死の重傷を負ったグルートがベビー・グルートとして復活し、ほのめかされていた主人公ピーターの出生の秘密が明らかになる。相変わらずヒーローとはかけ離れた言動のメンバーたちが大暴れする、コメディ色の強いシリーズである。 MCUシリーズとしては第15作目で、2017年に公開された。

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』とはマーベルコミックのヒーロー、ソーを主役とした映画シリーズの第2弾であり、2013年に公開された。次元移動のできる橋を壊してしまったソーは、地球にいるジェーンを想いながらも次期国王としての仕事をこなしていた。そんなとき、ジェーンがインフィニティ・ストーンのひとつを吸収してしまうという事件が起きたため、恋人と世界を守るためにソーは再び地球に降り立った。

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編として2016年に製作された。 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の後日談で、アベンジャーズの2大巨塔キャプテン・アメリカとアイアンマンが、ヒーローを監視下に置く『ソコヴィア協定』を巡って対立する姿を描く。

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となった。彼は国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の一員として正義の為に戦う。 マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編として制作。2011年に製作された『アベンジャーズ』の後日談でもある。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(GotG)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された劇場公開作品。 ひ弱な青年だったスティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となり、世界征服を企てる組織ヒドラのレッド・スカルと戦うことになる。アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカのデビュー作。

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アイアンマン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイアンマン(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アイアンマンとは、2008年に公開された「マーベル・コミック」の「アイアンマン」を原作としたスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ファヴロー。 トニーはある日、プレゼンのために親友のいる空軍を訪れているところをテロリストに襲撃される。 そこでトニーは自社の兵器が罪のない人間の命を奪っているところを目撃。 トニーは悪に立ち向かうためにスーツを身にまとう。

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アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assembleのレビュー・評価・感想

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アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble
7

ヒーローたちの祭典、でもまだ先は長い?

アベンジャーズ、超ヒーローたちが一堂に会するってだけでワクワクするよね。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクが共演するなんて、ファンならずとも気になること間違いなし!
ストーリーはまぁまぁ単純。地球侵略を狙うヴィラン、ロキを阻止するためにヒーローたちが集結。誰もが知ってるキャラクター同士の初対面と掛け合いは、テンションが上がる瞬間ばかり。でも、ちょっと上っ面な感じも。皆が集まるってだけで、その後どう絡み合うのかはもっと掘り下げて欲しかったな。

クライマックスのニューヨークでのバトルは目が離せない!ただ、ちょっと画面がごちゃごちゃして何が起きているのか分かりづらい瞬間も。CGや特効は圧倒的だけど、その点はマイナスかな。

音楽面もパワフルで、特にアクションシーンの音楽は緊張感あふれてる。それでも、全体的には革新的な要素は少なく、スーパーヒーロー映画としては「良い」程度。

結局のところ、“アベンジャーズ”は楽しい時間を提供してくれるけど、深いストーリーや複雑なキャラクター展開を求める人にはちょっと物足りないかも。でも、十分楽しめる一本ですよ!次回作に期待大!

アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble
8

最高のアメコミ映画

2005年から始まった、ハリウッドの大プロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」の集大成「アベンジャーズ」は、紛れもない大傑作であった。
国際平和維持組織シールドが保管する四次元キューブが、邪神ロキ(トム・ヒドルストン)に奪われた。
シールド長官ニック(サミュエル・L・ジャクソン)は、この緊急事態にアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)を始めとするスーパーヒーローのオールスターチーム「アベンジャーズ」を結集させるが、
集まったヒーローたちはまるで協調性がなく、先が思いやられる展開であった。
日本では「インクレディブル・ハルク」(2008年)から続くマーベルのアメコミ映画シリーズの最新作である。
一つ一つのすべての作品を楽しみながら待っていたアメコミファンにとっては、いよいよ念願のお祭り映画だ。
なにしろ、それぞれには100億円単位の大作の主人公が勢ぞろいするのだから面白くないはずがないのだ。
この作品を楽しむためには、これまでのMCU関連作品すべてを鑑賞することが必須だが、それだけの手間をかけてでも見る価値があるに違いないだろう。
「日本よ、これが映画だ。」というキャッチコピーには一切偽りはない。

アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble
8

映画という長い歴史のある文化を進歩させた偉大な作品!

長い歴史を持つ、映画という文化に新たな進歩を与えた傑作です!マーベルシネマティックユニバースがおくる初の本格的なクロスオーバー作品。今まで単独のヒーローが活躍する作品というのは、たくさん公開されてきました。しかし、それぞれの単独映画作品があるヒーロー同士が出会い、協力をして敵と戦う映画というのはこの作品以前は記憶にありません。
サム・ライミ監督が手掛けたスパイダーマンシリーズやクリストファーノーラン監督のダークナイトシリーズなどスーパーヒーロー映画の代表作は多いですが、このアベンジャーズはどのヒーロー映画よりも、壮大で見どころ満載の作品です。何よりも、各キャラクターを演じた役者の方々が本当に素晴らしい。このキャスティングを考えたマーベルスタジオの英断と勇気に拍手を贈りたい気持ちでいっぱいです。
各キャラクターには、それぞれ見せ場があり、誰一人かすむことなく物語が進んでいきます。そしてこのシリーズに初登場したキャラクターや多くを語られてきていないキャラクターのバックボーンを知りたくなってしまう構成は物語にのめり込んしまう要素が多く含まれています。この作品から、見始める人も多くいますが、それぞれの単独作品をご覧になってからのご視聴をお勧めします。絶対に後悔はさせません。壮大なマーベルシネマティックユニバースの世界をぜひ、ご覧になって下さい。

アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble
9

映画「アベンジャーズ」のレビュー・ネタバレ・あらすじ・感想・評価

国家平和維持組織S.H.E.L.Dの長官ニック・フューリーと部下のマリア・ヒルは、緊急事態に陥っている研究所を訪れていた。そこでは、エリック・セルヴィグ博士が研究している謎の物体"四次元キューブ"が暴走していた。そこに突如ワームホールが開きそこからロキが現れた。
それでロキは、セプターと言う杖を使い研究所に居たセルヴィグ博士、クリント・バートン(ホークアイ)を操り味方にしてしまう。

世界の破滅の危機にニック・フューリーは最強のヒーローチーム「アベンジャーズ」を結成する事を決意した。ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)は、インド・コルタカに派遣され、医師として働き身を潜めているブルース・バナー博士(ハルク)に"四次元キューブ"の追跡をお願いする。
ニック・フューリーは70年の眠りから覚めた、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)に「世界を救ってほしい」と言う。
S.H.E.L.Dのエージェント、フィル・コールソンはニューヨークのスタークタワーに訪れ、トニー・スターク(アイアンマン)にアベンジャーズ計画の資料を渡す。

程なくしてドイツ・シュトゥットガルトに現れたロキ。そこに駆けつけた、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ブラック・ウィドウと戦うが、ロキは呆気なく降参した。
そして、ロキをS.H.E.L.Dの空母ヘリキャリアへと連れていく途中に義兄であるソーが現れロキを連れ出し、地球侵略を諦めるよう説得するが、叶わなかった。そして、ロキはヘリキャリアの中にある独房へと閉じ込められる。

ブルース・バナー博士とトニー・スタークは"四次元キューブ"の位置を特定しようと、ロキの持っていた杖を調べる。トニーはフューリーには何か裏があると思っており、トニーはS.H.E.L.Dが四次元キューブを使い何をしようとしてるのかを調べるため、人工知能AIジャービスにS.H.E.L.Dの機密データにハッキングさせていた。スティーブはそのトニーの行動に異を唱え、スティーブは研究所を出てS.H.E.L.Dの計画を調べに行った。

S.H.E.L.Dが四次元キューブの力を使い地球外生命体と戦う武器を作っていることを知り、アベンジャーズは仲間割れを起こし、その間にロキに操られたバートンと憲兵達にヘリキャリアが襲撃される。エンジンが爆発しヘリキャリアは航空不能に陥りかけたが、トニーとスティーブは協力して停止したエンジンを再起動させようとする。バナー博士は爆発の衝撃で我を忘れてハルクに変身し近くに居たナターシャを襲うが間一髪のところでソーがそれを食い止めた。ソーと戦っているハルクにS.H.E.L.Dの戦闘機が攻撃をしそれに怒ったハルクが戦闘機を破壊し、そのまま地上に落下した。バートンにヘリキャリアのシステムが壊されヘリキャリアは航行不能になったが、アイアンマンによってヘリキャリアは墜落せず無事であった。その間にバートンはロキが閉じ込められている独房に向かうが、ナターシャと戦闘になりバートンは倒され、ロキのマインドコントロールから開放された。そして、ロキが独房から抜け出そうとしている所にソーが駆けつけるが、代わりにソーが独房に閉じ込められることになった。そこに駆けつけたコールソンをロキが刺殺し、ソーを独房ごとヘリキャリアから地上に落としたが、間一髪の所で地上に激突する前にソーは独房から抜け出せた。

コールソンの死がきっかけでバラバラだったアベンジャーズが結束する事になった。トニーとスティーブはロキの狙いがアベンジャーズの打倒だけでなく、自身の力を見せつけて地上に君臨するという事に気づく。ロキはキューブとセルヴィグ博士が作った装置を使い上空にワームホールを出現させる。アイアンマンが装置を破壊しようとするが、シールドで覆われていて破壊できない。ワームホールからチタウリの艦隊(戦闘員)を呼び地球に攻撃をしかける。アイアンマンはチタウリの軍団と攻戦し、ソーはスタークタワーでロキと戦い、ジェット機で参戦したキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ホークアイ。ジェット機でチタウリの軍団と戦うがロキに杖でジェット機を破壊される。
地上で人々の救助活動をしながら、ホークアイ、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウはチタウリの軍団と戦い、そこにソー、ブルース・バナー、アイアンマンが参戦し、バナー博士は、ハルクに変身しアベンジャーズが全員集結。ロキとチタウリの軍団と戦う。ハルクはスタークタワーにいるロキを追いつめた。セルヴィグ博士は目を覚まし、スタークタワーの頂上に着いたブラック・ウィドウにロキの杖を使えば装置を止められることを聞く。一方フューリーの上官たちはロキとチタウリからの侵略を食い止めるためにマンハッタンに核ミサイルを撃ち込むことを決定する。アベンジャーズがチタウリとの戦いで苦戦しているなかで、フューリーから核ミサイルが発射された事を聞いたアイアンマンは核ミサイルをワームホールを通してチタウリの戦艦にぶち込む。戦艦にミサイルが当たると地上に居たチタウリの軍団が動かなくなった。アーマーのパワー切れでアーマーは動かなくなりアイアンマンは地上に落下しそうになるが、ハルクがワームホールから落ちてくるアイアンマンをキャッチして地上に降りた。アイアンマンが地上に落ちて来た時にブラック・ウィドウがロキの杖を使いワームホールを完全に閉じた。スタークタワーでアベンジャーズに囲まれたロキは、「足掻いても無駄なら酒を貰おうか」と言い降参した。平和な日常が戻り、ソーとロキは四次元キューブと共にアスガルドに戻った。

アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble
7

見応え抜群

2012年公開の洋画作品で、マーベルコミックのキャラクターを実写映画化するプロジェクト「MCU」が目指していたアメコミヒーロー達によるオールスター作品を実現させた作品で、本作はその第1弾でもあります。
2008年より始まった「NCU」で映像化された「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」「ハルク」といったキャラクターが一同に介し、超人同士によるドリームチームを結成し、巨悪に挑むという流れです。
アベンジャーズが映画化に至るまで2008年のアイアンマンから(ニック・フューリーやコールソンといったシリーズ共通のキャラクターを配して)綿密に各キャラクターの映像化作品を世に送り出し、クロスオーバーを自然な形に見せるMCUの手法は見事に的中し、それぞれ葛藤を抱え、対立しながらも最終的に一つのチームとして共闘するヒーロー達の姿は見応え抜群で、その後のシリーズでもアイアンマンことトニー。スタークとキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースのある種のライバル関係や殴り殴られる間柄になる(笑)ソーとハルクと言った関係性が度々描かれ、それらの元祖かと思うとまた違った感想が湧いてきます。MCUはシリーズものとして定着しているので本作を視聴前に「マイティ・ソー」第1作を視聴していたほうがメインの敵になるロキとソーの因縁をより分かり易く見れるかもしれません。

アベンジャーズ / Marvel's The Avengers / Marvel Avengers Assemble
8

マーベルヒーローが集合

マーベルシリーズの、アイアンマン、キャプテンアメリカ、マイティーソー、インクレディブルハルク、ブラックウィドウ、ホークアイが出てきます。各シリーズから派生した物語となっているので、ぜひ全シリーズ通して観てからこのアベンジャーズを観てほしいです。

見どころは、目を休める暇もない迫力あるアクションや、大人でも楽しめるコメディ要素なども盛り込まれていたり、ドラマな一面もあったりと、ヒーローものとは言っても老若男女問わず楽しめる映画となっています。
ニューヨークを舞台に繰り広げられるアクションはとてもスケールが大きく壮大なので、映画館のような大きなスクリーンで視聴されることをおすすめしたいです。

各ヒーローがひとつの目標に向かって戦う姿は、とても引き込まれていきます。その中にも各ヒーローごとにストーリーがあったりと、各シリーズを通して観た人にしか分からない部分もあったりするので、やはり各シリーズを観てからアベンジャーズを観ることをおすすめします。
本編では敵となるロキもマーベルヒーローとして有名なキャラクターで、ひとときも目を離すことなく楽しむことができる映画だと思います。ソーとロキという兄弟の駆け引き、またアベンジャーズメンバーが彼らをどう味方し、どのように戦っていくか、非常にハラハラさせられる映画でした。

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