『ノッティングヒルの恋人』解説まとめ【あらすじ・登場人物・名言・主題歌など(ネタバレあり)】

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ロジャー・ミッシェル監督、リチャード・カーティス脚本、主演はヒュー・グラントとジュリア・ロバーツによる1999年のイギリス映画。イギリスのノッティングヒルで本屋を営む冴えない店主とハリウッド女優のラブストーリー作品。主題歌はシャルル・アズナヴール作曲による「She」をエルヴィス・コステロがカバーして歌った事でも有名。

概要

1999年9月に日本公開されたロジャー・ミッシェル監督による長編ラブストーリー。
主演には、「フォー・ウェディング」や「ブリジット・ジョーンズの日記」のヒュー・グラントと「プリティ・ウーマン」や「エリン・ブロコビッチ」のジュリア・ロバーツを起用し、イギリスのノッティング・ヒルという街を舞台に、一般男性とハリウッド女優の恋愛を描いている。
脇を固める俳優にもリース・エヴァンスなどを起用し見事な演技をしている。
エルヴィス・コステロが歌う「She」もこの映画にぴたりとはまり欠かせない要素の一つとなっている。

ストーリー

ノッティングヒルで旅行書専門の本屋さんを営んでいたウィリアムは、さえない日々を送っていた。
そこにある日、ハリウッド女優のアナ・スコットが本を買いに立ち寄る。
本を買って帰った後、ウィリアムは浮足立ちながらも飲み物を買いに出かけ、街角でアナとぶつかってしまい、ジュースを洋服にかけてしまった。
アナの服を乾かすためにすぐ近くにある自宅に招いた。
ウィリアムは、緊張のせいか馬鹿馬鹿しい話ばかりをしてしまう。
服を綺麗にしたアナは一度は家を出て行ったが、戻ってくるとウィリアムに突然キスをした。
アナは帰るが、ウィリアムは起きた出来事を信じられずにいた。

数日後、映画のプロモーションのためロンドンに来たアナから「連絡をください」と言われ会いに行くが、雑誌の記者と間違えられて映画の取材をする羽目になってしまう。
どうにかインタビューの場を乗り切り、アナと会うことに成功し、その後の予定を聞かれたウィリアムは、妹のハニーの誕生日会に誘い、一緒に行く事にした。
友人や家族もアナの登場に驚いていたが、徐々に打ち解けていき、会話の中で「一番不幸な人が、チョコレートブラウニーをもらう」という流れになる。皆が脚が不自由で車椅子生活のベラだと思っていたが、アナの女優になってからの過酷なダイエットやパパラッチに追われる話を聞き、チョコレートブラウニーをプレゼントした。
その帰り道、大きい門をよじ登り庭園に忍び込んだウィリアムとアナは、ある男性が亡き妻の為に寄贈したベンチを見つける。
アナは一生を添い遂げた夫婦の愛に感動する。
デートの終わり、アナはホテルの部屋にウィリアムを誘うが、部屋に行くと有名俳優の恋人ジェフがアナの帰りを待っていた。
ウィリアムは、ジェフの存在にショックを受け、アナに別れを告げてホテルを去った。

友人達は落ち込むウィリアムに、次々女性を紹介するが、ウィリアムはアナの事を忘れられずにいた。
半年後、アナの女優として成功する前のヌード写真が流出してしまい、ホテルや記者などから逃れる為に、アナはウィリアムの家に来た。
2人は愛を確かめ合い幸せの時を過ごすが、翌朝ウィリアムの家のチャイムが鳴り、アナがドアを開けると、たくさんの記者が押しかけてきた。
ウィリアムの同居人のスパイクが、パブでアナの居場所を喋ったことでバレてしまい、怒ったアナはウィリアムの家を出て行ってしまった。
1年後、映画の撮影で再びロンドンに訪れたアナに会いに行ったウィリアムは、撮影中の音声を聞きながら待たせてもらうことにした。
アナが共演者と話す声が、マイク越しに耳に聞こえてきて、ウィリアムの事を聞かれ「彼は過去の人」と答えるのを聞きその場から去ってしまった。
翌日、アナはプレゼントを持ってウィリアムに会いに本屋へ行き、もう一度だけやり直したいと思いウィリアムに告白をした。
しかしウィリアムは身分が違いすぎると伝えて、振ってしまった。
アナは、「名声は意味がない。私も1人の女で、好きな男性に愛されたいと願っている」と告げ去っていった。

悩んだ末に皆に相談したウィリアムだったが、スパイクから「なんて馬鹿な男なんだ」と発破をかけられ、仲間たちの協力のもと、アナの記者会見のしているホテルへ向かった。
再度、記者に紛れ会見を見ていると、アナは活動休止を報告していた。
記者から「イギリス滞在はいつまで?」と聞かれたアナは、今夜帰国すると答える。
そして最後の質問がウィリアムに回ってきた。
ウィリアムは、「元恋人のウィリアムが、もし別れたのは間違いだったと気付いたらまた付き合いますか?」とアナに質問する。
アナは再び先ほどの「イギリス滞在はいつまで?」と聞いた記者に、イギリス滞在期間についてもう一度質問をさせる。
アナは「永遠に」と答えた。
ウィリアムとアナは結婚し、庭園のベンチで、一緒に過ごす2人の姿があるのだった。

スタッフ

監督:ロジャー・ミッシェル

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ロジャー・ミッシェル
映画監督
1956年・南アフリカ共和国ハウテン州プレトリアに生まれる。
親が外交官をしており、色々な場所で育った。
ケンブリッジ大学を卒業後、舞台などのアシスタントを経て、1995年に「待ち焦がれて」で映画監督デビューを果たした。
代表作には「ノッティングヒルの恋人」や「恋とニュースのつくり方」などがあり、女性が共感をできる作品も多い。

脚本:リチャード・カーティス

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リチャード・カーティス
映画監督・脚本家
1956年・ニュージーランド,ウェリントンで生まれる。
オックスフォード大学を卒業後、映画の脚本や監督に携わり、脚本では「ノッティングヒルの恋人」や「ブリジットジョーンズの日記」、監督兼脚本では「ラブ・アクチュアリー 」や「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」など、ラブコメディを得意としている。
ヒューグラントや日本でも人気をはくしたMr.ビーンのローワン・アトキンソンと組むことも多い。

キャスト

ウィリアム・タッカー(演:ヒュー・グラント)

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イギリス・ノッティングヒルに住む本作の主人公。
旅行書専門の本屋を営んでおりバツイチの過去を持つ。
変わり者の友人スパイクと青いドアの一軒家で同居している。
ヒロインのアナが本屋を訪れた事から出会い、恋愛に発展していく。

アナ・スコット(演:ジュリア・ロバーツ)

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本作のヒロイン。
世界的に有名なハリウッド女優。
ダイエットや整形、パパラッチなど常にプライベートをさらされて気苦労が絶えない。
ふと入った本屋で主人公のウィリアムと出会い、その真面目さ純朴さに惹かれ恋に落ちる。

スパイク(演:リス・エヴァンス )

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主人公の同居人でウェールズ人。
変わり者で物忘れや酔っぱらって度々迷惑をかけるがラストではウィリアムの背中を押す。
妹のハニーと結ばれる。

ハニー(演:エマ・チャンバース)

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真ん中奥:ハニー

主人公の妹。
兄とは外見も性格も全く違い、自由奔放で怖いもの知らず。
アナの大ファン。二人の関係を心配しつつも、支えてくれる。
そして、変人スパイクとはお似合いカップルになる。

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