目次

  1. 概要
  2. あらすじ
  3. 登場人物
  4. 主要登場人物
  5. キノ
  6. エルメス
  7. シズ
  8. ティー(ティファナ)
  9. 師匠
  10. 少し背の低いハンサムな男(相棒)
  11. フォト
  12. ソウ
  13. その他登場人物
  14. キノ(初代)
  15. サクラ
  16. イナ―シャ
  17. パースエイダ―
  18. カノン
  19. 森の人
  20. フルート
  21. 名言集
  22. 世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。
  23. 「ボクはね、たまにどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか? ものすごく汚い人間ではないか? なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ。 そうとしか思えない時があるんだ……。 」
  24. 「今のこのままの自分のままで、大人になることはできないのかなぁ?」
  25. 「だからといって、旅をやめようとは思わない。止めることはいつだってできる。だから…続けようと思う」
  26. 「”禁止されていない”ということは、”許されている”ということではないんだよ」
  27. 「”歌姫の半分”でも”人質”でもない。僕は”サラ”を守るんだ。いいね?」
  28. 関連書籍
  29. キノの旅-the Beautiful World-シリーズ
  30. 学園キノシリーズ
  31. キノの旅-the Beautiful World-「記憶の国」-Their Memories-
  32. キノの旅-the Beautiful World-劇場の国-KINO-
  33. キノの旅-the Beautiful World-[旅人の話」-You-
  34. キノの旅-the Sigsawa's World-
  35. キノの旅-the Beautiful World-『わたしの国-OwnWill-』
  36. 学園キノSpecial
  37. 角川つばさ文庫版 キノの旅
  38. キノの旅1-the Beautiful World-

本来の名称は「五二式国民ライフル分解型」。キノがとある射撃の盛んな国で譲り受けたもの。ボルトアクション方式で前部と後部で分割することができ、持ち運びしやすい構造となっている。

名言集

世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。

ひとつひとつの短編がメッセージ性を持つ『キノの旅‐the Beautiful World-』。この物語にはその寓話性を高める名言が上記の一文を始め、数多く存在します。

「ボクはね、たまにどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか? ものすごく汚い人間ではないか? なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ。 そうとしか思えない時があるんだ……。 」

「(続き)でもそんな時は必ず、それ以外のもの、
たとえば世界とか、他の人間の生き方とかが、
全て美しく、すてきなもののように感じるんだ。
とても、愛しく思えるんだよ……。
ボクは、それらをもっともっと知りたくて、
そのために旅をしているような気がする。」

1巻 巻頭より キノの台詞

冒頭で、なぜキノは旅を続けているのかとエルメスに聞かれて、その理由を答えたキノの台詞である。

「今のこのままの自分のままで、大人になることはできないのかなぁ?」

『大人の国』より 幼いころのキノ(以下『×××××』と表記。キノの本名は伏せられており『×××××』と記述されている)の台詞。

キノが普通の少女ではなくなってしまう、そのきっかけとなる台詞である。
もうすぐ12歳の誕生日を迎え、”大人になるための手術”を受ける数日前に、『×××××』と『キノ』と名乗る男性の旅人は出会う。大人になる日が近づき、『×××××』は自分の夢を諦めて、分別のある物分かりのいい大人になろうとしていた。

ところが、旅人と出会ったことで、その考えも変わり始めていく。旅人は自由気ままにその日暮らしの旅を続けている。多少苦しいことはあるが、圧倒的に楽しいことのほうが多かった、と旅人は言う。そんな台詞を聞いて、『×××××』は”大人になるための手術”当日に両親に上記の台詞を言うのであった。

「だからといって、旅をやめようとは思わない。止めることはいつだってできる。だから…続けようと思う」

2巻 『優しい国』 キノの台詞

キノとエルメスは旅人たちの評判の悪い国に向かう。しかしその国は評判とは真逆の親切な国だった。その国でキノとエルメスはサクラという名前の、両親がホテルを経営しているという少女と出会う。少女はキノとエルメスが滞在している3日間、2人にこの国を案内する。
3日後、珍しくキノは「もう1日2日滞在できませんか?」と兵士に尋ねるが、ルールだからと断られる。

出国したその日の夜。眠れなくて胸騒ぎがするキノが見たものは『優しい国』が火砕流に焼かれる姿だった。キノにはなす術がなかった。
翌日。キノはサクラの母からもらった手紙を読む。サクラの母を含め、あの国の大人たちは皆、火砕流に焼かれ死ぬことを1か月前から知っていたこと、国が亡ぶ前に誰かにこの国いい国だったという記憶を残してほしかったこと、しかしそれまでの悪評のせいで誰も来なくなっていたこと、国が滅ぶ前にキノたちが来てくれて嬉しく思っていることが書き記されていた。切ない気持ちになりながらも、キノは旅を続けるため自分に言い聞かせるように、上記の台詞を言うのであった。

「”禁止されていない”ということは、”許されている”ということではないんだよ」

5巻 『人を殺すことができる国』 その場に居合わせた老人の台詞

とある国に向かうキノとエルメスは、道中馬で旅をしている男と遭遇する。「紳士的な国だ」という噂を聞いて次の国に向かっているキノとエルメスだったが、男はその噂を笑う。その国は『殺人が法律で禁止されていない国』で、自分は人を殺すために移住するつもりだと語る男。

モトラドと馬とでは速さが違うので、キノは男よりも早く入国する。後から入国した男は、因縁をつけてキノを殺そうとするが、その場に居合わせた国の住人たちに矢を打たれ、老人に切り殺されてしまう。この台詞は、男を処分した老人の一言である。

「”歌姫の半分”でも”人質”でもない。僕は”サラ”を守るんだ。いいね?」

10巻 『歌姫のいる国』 誘拐犯エリアスの台詞

誘拐された少女サラは、国民的歌姫の『歌うための歌姫』。もう1人の『歌うふりをする歌姫』が亡くなったので、身代金を払ってもらえない。それどころか彼女を歌手として売り出していた人たちに命を狙われてしまう。
誘拐犯の1人エリアスは、そのことを知ってサラを守ることを誓い奮闘する。キノは殺し屋として雇われて、幼い二人を追いかける。

命を狙われているサラに、エリアスは上記の台詞を言うのであった。

関連書籍

キノの旅-the Beautiful World-シリーズ

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「キノの旅」の原作である、旅人キノと、喋るモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)のエルメスたちが巡る、不思議な国々での旅を描く短編集である。

学園キノシリーズ

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時雨沢恵一自身による、セルフパロディ本である。キノの旅-the Beautiful World-シリーズ(以降「原作」と表記)とは、ほぼストーリー上の繋がりはない。原作とは異なり、世界観は実在の世界となっている。キノたちはとある星の女神を怒らせて、記憶と人格を操作され、この世界に飛ばされてきたという設定だ。

どういうわけか魔物が頻繁に出没するこの世界で、木乃(≒キノ)が『謎のガンファイターライダー・キノ』に変身し、『ビックカノン~魔射滅鉄~』を打ち込んで退治するというストーリーである。このように原作とは全く異なるギャグやパロディをふんだんに織り交ぜたコミカルな作風となっているので、読む場合は注意が必要だ。

キノの旅-the Beautiful World-「記憶の国」-Their Memories-

キノの旅、初のビジュアルノベル。
廃墟となって誰もいない『記憶の国』では、沢山の『記録』が残されていた。その『記録』は残したくないような醜い事件も残されていた。付属のCDには、2003年に放送されたアニメのサウンドトラックと挿入歌が収録されている

キノの旅-the Beautiful World-劇場の国-KINO-