男子高校生の日常(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「男子高校生の日常」とは山内泰延によるギャグ漫画、及び2012年にサンライズで制作されたアニメーション作品。2013年には実写映画化もされた。男子高校生たちの日常生活の中で起こるギャグを描いた作品。また男キャラに負けない存在感と力強さを持った女子高校生達も登場する。主人公のタダクニに入野自由、タダクニの友人ヒデノリとヨシタケに杉田智和と鈴村健一などベテラン声優が数多く出演している。

CV:安元洋貴

○×県立真田北高校の副会長。
ふけているように見えるがれっきとした17歳。
元々は不良であったが会長に生徒会に誘われて更生し、会長の事を「父親のような存在」と慕っている。
更生した後は物腰が柔らかくなり言葉遣いも丁寧であるが、たまに昔の姿が垣間見える。
仕事は優秀で、他校の生徒からも信頼されている。

モトハル

CV:浪川大輔

ヤンキーのモトハルと呼ばれているがヤンキーらしい描写は無く、生徒会に入ってる上に気遣いが出来る繊細な性格。
タダクニたちのクラスメイト。トビズオオムカデが苦手。
姉とは仲が良いが、小さい頃に姉に苛められていたトラウマを持ち姉には逆らえない。
姉の友達(女)たちに囲まれてイジられても抵抗できない。
いつもオールバックにしているがおでこにニキビが出来ると前髪を下ろして隠す。
強面な見た目と、繊細な中身のギャップが激しい。
人気投票では5位。

唐沢 としゆき(からさわ としゆき)

CV:小野友樹

一見怖そうに見えるが真面目で人助けを好み、モトハルからはお人よしが過ぎると言われている。
そういう面から他人からの信頼度が高く交流関係も広い。
タダクニの妹からは付き合うなら唐沢と言われたり、色々相談されたりと信頼されている。
いつも帽子を被っているが、それは額の傷跡を隠すためである。
額の傷をつけたのは幼馴染の羽原で、その事に強いトラウマを抱いており、思い出すと嘔吐する。
羽原は元々アークデーモンという異名を持った喧嘩番長で、非常に警戒している。
言動からも羽原(とその友達とヤナギン・生島)への深い憎悪がこもり、発言や行動は容赦が無い。
羽原は唐沢の傷跡に責任感を感じているため、傷跡を見せて罪悪感を煽り羽原達を黙らせることが出来る。
ちなみに羽原とは家が隣同士で、「女子高校生は異常」では「としゆき」として出てくる(同一人物)。
額以外にも色々な傷があり、「怖い話に事欠かない男」と言われている。
またその傷をつけた人間達は各々唐沢に対して罪悪感を持っている。
人気投票では1位。

女子高校生

文学少女

CV:日笠陽子

名前は不明であるが、「やっさん」「安永ちゃん」と呼ばれておりそれが名前だと思われる。
夕暮れに河原で一人読書をしていたヒデノリを見て、自身の書いた小説の登場人物(風使い)を重ね合わせている。
ヒデノリと自身の小説のような関わりを求め、見かけると近づいてくるが自分からは話しかけずヒデノリを困惑させる。
ヒデノリに対しては幻想的な空気を大事にしたいため、空気を読まない発言には激怒する。
脅威的なドジッ子であり、パニックになると特に色濃く現れ、視聴者の予想の斜め上を行く行動をする。
ヒデノリに好意を抱いているようであるが、ヒデノリからは危険人物と思われている。
ヒデノリと関わっていない時は少し空気が異なり気さくで友達も多く、生島や羽原達とも知り合い。
登場する時に専用テーマ曲が流れ、文学少女登場回は本作の中でも特に人気が高いエピソードになっている。
人気投票では10位。

りんごちゃん

CV:悠木碧

真田東女子高校の生徒会長。本名は不明。あだ名の由来は林檎のような赤いほっぺから来ている。
真田北高校生の生徒会からは「りんごちゃんさん」と呼ばれる。
食い意地が張っており、負けず嫌いで、頭の回転が遅く、空気を読めない。
そのため北高生徒会からは「馬鹿な女の子」と思われている(ちなみに第一印象は「ぶっちぎりでイカれた女」だった)。
自身の生徒会と比べ北高の生徒会が優れているため対抗心を持っている。
喧嘩が強くて感情的であり、北高の会長と勝負になった時は一方的な戦いになり勝利した。
作中では可愛い女の子に該当され、買い食いしてる時になど男に絡まれている。
猫が好き。
頼られるのは嫌いでは無い。

奈古(なご)さん

CV:皆川純子

タダクニがバイトしているピザ屋でバイトしている女子高生。
少々太めの体系で目も据わっているが、眼鏡を外して目を見開いて凸面鏡に映ると美少女になる。
気難しそうな顔をしているが、面倒見が良いお姉さん。
見た目も中身もそっくりな「名護」という人物がいるが、関係性は不明。
人気投票では別人としてカウントされた。

奈古さん(凸面鏡に映った姿)

名護(なご)

CV:皆川純子

中央高校生の生徒。
クールな性格で、勉学・暴力・早食・耐熱などあらゆる分野でヤナギンより優れている。
ヤナギンから敵視されているが、ヤナギンとは知り合いですらない。
奈古との関係は不明。
人気投票では8位。

羽原(はばら)

CV:ゆかな

真田西高校の生徒。
ヤナギンと羽原とよく一緒にいて、2人にツッコミを入れる常識人の役割をしている(タダクニのポジションに近い)。
発育が悪いためヤナギンたちからは「フラットチェスト(略称:フラッチェ)」と揶揄される。
小学校時代は「アークデーモン」と呼ばれる恐怖の虐めっ子で、見た目も現在のおかっぱヘアーとは違い荒々しいものであった。
アークデーモンの話は当時の子供達の間では悪名高く、現在も関わった人間達のトラウマになっている。
唐沢はこの時の羽原から受けた傷が額に残り、心にも傷を負った。
小学生の精鋭10人の討伐隊と戦って相打ちになり、その後は丸くなって行き現在の羽原になった。
唐沢に対しては強い罪悪感を持っており、唐沢が傷跡を見せると泣いて謝りお金を渡す。
またアークデーモンだった過去は羽原にとっての黒歴史であり、触れられるのを嫌がっている。
しかし、現在の羽原からも不意にアークデーモンだった片鱗が見え隠れする。
ヤナギンと生島が悪ふざけで三人の中で最強を決めようと言った時は、羽原一人だけ大きな石を握っていた。
焦った2人にスポーツマンシップを解かれても「戦いにルールを設ける」意味が理解できずキョトンとし、価値観がそもそも違うと2人を震え上がらせた。
その後も怒ったときは無表情になったり、アークデーモンだった頃の残虐性は消えていない。
羽原は、自分が唐沢に近づくと唐沢が両手をフリーにしたり、肩に触れると胸元のボールペンに手を伸ばしたり、自分が声をあげて笑うと唐沢が汗だくになる姿を見て、自分の事を特別に思っているのでは…?と思い頬を赤く染めた。
確かに特別には思っているが、羽原の思う特別とは少し違う。
人気投票では2位。

Akira_03
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@Akira_03

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