目次

  1. 概要
  2. ゼルダ史
  3. ストーリー
  4. 登場人物
  5. リンク
  6. ゼルダ
  7. エゼロ
  8. ピッコルたち
  9. グフー
  10. システム
  11. リンクの小人化
  12. 分身
  13. カケラあわせ
  14. ハイラル城下町の散策
  15. エピソード
  16. 大妖精
  17. コッコの逆襲

概要

ゼルダの伝説のシリーズ作品であり、2004年11月に任天堂からゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された。
また、2014年4月30日からはWii U用バーチャルコンソールとして配信が開始された。
ゼルダ姫の石化の呪いを解くため、リンクが不思議なぼうし・エゼロと共に呪いをかけた張本人である魔人・グフーと戦うストーリーとなっている。

今作のゼルダ姫とリンクの関係は姫と勇者ではなく、幼馴染といった関係だ。
また、聖剣マスターソードの登場もない。
今作の聖剣は「ピッコルの剣」と呼ばれており、のちに「ホワイトソード」→「フォーソード」と名称が変わるが、この聖剣がマスターソードであるかどうかの明言はされていない。

空気を吸い込んだり吐き出したりできる「魔法のつぼ」、物をひっくり返すことができる「パッチの杖」、土を掘り進めることができる「モグラグローブ」、大きいジャンプや滑空ができる「はねマント」など、シリーズ初登場となる冒険アイテムが多く取り入れられている。

ゼルダ史

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ゼルダの伝説シリーズはすべて通称「ゼルダ史」と呼ばれるものに当てはめることができる。
時間軸にそって各作品があり、時のオカリナを分岐点にしていくつかのパラレルワールドに分かれている。
今作「ふしぎのぼうし」は数あるシリーズ作品の中でも古い時代に位置し、ゼルダ史のはじまりとされる「スカイウォードソード」後の時代となっている。
しかし、「スカイウォードソード」と「ふしぎのぼうし」の間はそれなりの年数が経っていると予想される。
(ハイラルが建国されてから何代も後の王が「ふしぎのぼうし」での現国王であるため。)

ストーリー

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ハイラルには、「ピッコル伝説」というものがあった。
昔、ハイラルの地が魔物に襲われた際に、天から「ピッコル」という小さな種族が現れて黄金の光と一振りの剣をもたらし、人間の勇者がそれらを携えて魔物を封じたという内容のものだ。
封印に用いられた剣は「ピッコルの剣」と呼ばれ、聖剣としてハイラル王家の元で代々管理され、ピッコルの伝説は後の時代に語り継がれている。

ハイラル王国の城下町では、ピッコルへの感謝を表す一年に一度の祭典「ピッコル祭り」が開催されていた。
鍛冶職人の祖父をもつ主人公・リンクは、幼馴染であるゼルダ姫と共にピッコル祭りに出かけることとなった。
祭りにて毎年開催されている武術大会で、優勝者への景品である祖父の剣を城へ届けるためだった。
武術大会の表彰式は、王家が管理している聖剣の前で優勝賞品を受け取るというのが習わしになっていた。
しかし今大会を制したグフーという男は、表彰式の最中に強大な魔力を発し聖剣を粉々に砕いてしまった。
砕かれた聖剣から封じられていた魔物が飛び出し、ハイラル各地へと散っていった。
さらにグフーは、表彰式に出席していたゼルダ姫に石化の呪いをかけ石像にしてしまった。
ゼルダ姫にかけられた呪いを解くためには聖剣を打ち直し、そこに「炎のエレメント」、「大地のエレメント」、「しずくのエレメント」、「風のエレメント」という自然の力の結晶である四つのエレメントの力を注ぎ込んだ剣を作らなければならないと知ったリンクは、ゼルダ姫を救うため冒険に出る。

リンクは冒険の途中で、緑色で言葉を話す不思議なぼうしと遭遇する。
そのぼうしは「エゼロ」と名乗り、リンクの頭に乗って冒険についていくと宣言した。

もうすぐ聖剣が完成するというところで、リンクとエゼロの前にグフーが現れた。
そこでリンクは、以前グフーがエゼロの弟子でエゼロにぼうしの姿になる呪いをかけたこと、二人はもともとピッコルであること、そしてグフーの本当の目的はこの世界のどこかにあるとされる全能の力・フォースを手に入れることだと知った。
リンクはグフーを追いかけたが、グフーは手下の魔物を召喚してどこかへ消えてしまった。

聖剣を完成させたリンクは、100年に一度開くという聖域の扉のさらに奥へと足を踏み入れた。
その部屋のステンドグラスにはフォースの在り処が示されていた。
フォースは、ハイラルの姫の体に存在すると書かれていた。
リンクたちの後をつけてそれを知ったグフーは、ハイラル城を闇のハイラル城に変え城の人間すべてを石像にし、石化したゼルダ姫からフォースの力を吸い取った。
リンクは聖剣を使ってグフーを倒し、ゼルダ姫を呪いから解放した。
グフーを倒したことで、エゼロの元の姿へと戻った。
ゼルダ姫はグフーのかぶっていた「ねがいのぼうし」を使ってハイラル城と石化した人々をもとに戻した。
そしてエゼロはリンクに緑のぼうしを託し、ピッコルの国へと帰っていった。

登場人物

リンク

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今作の主人公。
デフォルト名はリンクだが、プレイヤー任意の名前に変更可能。
鍛冶職人の孫であり、ゼルダ姫とは幼馴染という関係。
トレードマークの緑の服は着ているもののぼうしはかぶっておらず、エゼロと出会うまでぼうしなしの姿での行動となっていた。
のちに魔人・グフーを倒し、ゼルダ姫とハイラルを救う。

ゼルダ

Zelda

ハイラル王国の姫。リンクの幼馴染。
グフーの呪いで石に変えられてしまい、さらには体に眠ったフォースをグフーに吸い取られた。
最期はわずかに残っていたフォースの力とねがいのぼうしの力を使い、ハイラルを元の姿に戻す。

お祭りに行った際にはくじ引きで当たりをひいたが、宝石やかわいいものには目もくれず兵士の盾を景品として選びリンクにプレゼントしていたところをみると、リンクを大事に思っている様子。

エゼロ

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森で魔物に襲われていたところをリンクに助けられた、言葉を話す緑色の不思議なぼうし。
以降、リンクと行動を共にし冒険の途中で様々なアドバイスをくれる。
「~じゃ」などを語尾につけて話す老人口調で、上から目線な物言いが目立つ。
しかし高いところや暗いところが苦手などかわいい一面もある。
その正体はグフーの師匠である「知」を司るピッコルで、自分の作った「ねがいのぼうし」をグフーに悪用され呪いをかけられてしまった。
物語の最後で呪いが解け、元の姿を見せることとなった。

ピッコルたち

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ハイラルの各地に存在する小人。
ふしぎのぼうしで語り継がれている「ピッコル伝説」の中で、天から現れ人間に聖剣を与えたとされる存在。
きれいな心を持った人間の子供しかその姿を確認できない。
多くの人から見えない存在だが、人間の手助けをし喜びを与えることを生きがいとしている種族。
人間が使っている言葉の逆さ言葉のようなものをしゃべる。

グフー

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今作のラスボス。
武術大会で優勝し、聖剣を破壊してゼルダ姫を石にしたグフーだが、その本当の目的はフォースの力を手に入れて最強の魔人になることだった。
元々はエゼロの弟子で力を持たないピッコルだったが、エゼロが人間のために作った、かぶった者の願いを叶える「ねがいのぼうし」を強奪し、魔人グフーとなってエゼロをぼうしの姿に変えた。
ゼルダ姫のフォースを吸収しさらに力をつけたものの、聖剣を手にしたリンクに敗れ消えてしまった。