ルーンファクトリー4(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

発売元である「マーベラスAQL」より2012年に販売されたニンテンドー3DS用ソフト。ルーンファクトリーシリーズ第6作目になる。売上本数が20万本以上に達するほどのヒット作となるが、開発元である「ネバーランドカンパニー」が2013年に倒産した為、現時点で最終作となる。ジャンルはファンタジー生活ゲームで、記憶を失った主人公が「王族代行」となり、冒険や農業を通じて王国の問題に対応していく物語になる。

ライデン

ルーンが足りなくなり衰弱した「セルザウィード」を支えるため禁術であるエーテルリンクで、ディラスがモンスターと融合していた姿。
ゲーム上では、地響きと電撃を操り攻撃してくる。また、HPをある程度減らすと死んだふりによるフェイントを仕掛けてくる。

レオン

CV:鳥海浩輔
誕生日:秋の月9日、好物:「焼きフーイン」「焼きドクニジマス」、嫌いなもの「牛乳」

「セルザウィード」を支えるため禁術エーテルリンクでモンスター「サルコファガス」と融合していた青年。解放された後、町の住人になる。正式名は「レオン=バシュタット=VIII世」。ひょうひょうとした性格で、まじめな人間をからかうことを好むが、相手を気遣うことのできる人物。「サルコファガス」になる前は、竜(セルザウィード)の神官だった。モンスターと融合した4人の中で一番古い時代に生きていた人物。
刺激の強い食べ物を好み、毒をもつ魚などを調理したものを好む。

得意な武器は「槍」で、槍と魔法を使いこなす万能型。

サルコファガス

ルーンが足りなくなり衰弱した「セルザウィード」を支えるため禁術であるエーテルリンクで、レオンがモンスターと融合していた姿。
ゲーム上では、ワープによる移動をしながら、レーザーやミサイル、火炎放射や地走りエネルギー弾など多彩な攻撃を仕掛けてくる。

セルザウィード

CV:明坂聡美
誕生日:春の月4日、好物:「金の野菜」「ホットケーキ」、嫌いなもの「生魚」

世界の創世に関わる4柱の「ネイティブドラゴン」の1柱で、風と永遠を司り「風幻竜」と呼ばれる雌のドラゴン。大地へルーン満たす役割を持っていたが、舞台となる「セルフィア」の土地でルーンが枯渇しかけていたために衰弱してしまった。見かねた友人達が、モンスターと心が通じると言われる「アースマイト」の協力を得て、禁術である「エーテルリンク」を使用し、モンスターと融合することで自我がほとんどない状態の「守り人」となりルーンを供給し続けることにした。その甲斐もあって無事に体調も良くなったが、友人達はルーンを供給し続けなければならず、二度と会うことはできなくなっていた。それを悲しみ、もし友人達が自我を取り戻し供給から解放された際に、再びセルザウィードの衰弱を見かねて守り人となり会えなくなるのを恐れ、友人達の記憶を奪うことになる。
この様子を見続けたアースマイトの一族は、セルザウィードと友人達を助け、二度とこのようなことが起こらないようにするため、方法を模索し始める。
時は流れ、新たな王族が来るため待っていると、空から記憶喪失の主人公が落ちてきて、王族と勘違いして「王族代行」を任命する。

町の住人達には神竜としてのイメージのため荘厳な喋り方をしているが、根は軽く砕けた性格である。仲の良い者からは「セルザ」と愛称で呼ばれる。好物の「ホットケーキ」を与えると歓喜して大げさに褒めてくる。

ルーン供給する必要があり王宮から出られないため、意識を具現化して少女の姿を作り出かけている。町の住人は少女のことをセルザウィードだとは知らない。

過去作品とのつながり

『ルーンファクトリー』のシリーズは時系列は違うがすべてが同じ世界での出来事である。そのため、過去作からゲストとして参加している者もいる(今作では【ルーンファクトリー2】から「バレット」【ルーンファクトリー3】から「トゥーナ」)。また、【ルーンファクトリー2】の舞台にある学校の話や、【ルーンファクトリー フロンティア】の舞台にあるクジラの形をした島の話など、同じ世界での話ということを匂わせることが、数多く含まれている。
ちなみに、今作で王国に襲撃を仕掛けてくるゼークス帝国皇帝「エゼルバード」は、過去作「ルーンファクトリー -新牧場物語-」の黒幕だった人物と同じ人物である。

他作品のパロディ?

キャラクターとの会話をしていく中で、どこかで聞いたことのあるようなことを口走るキャラクターが数多く存在する。
例えば「コハク」のセリフの中で「トウモロコシ! キミに決めたの!!」とあり、「アニメポケットモンスターのサトシの決め台詞(ピカチュウ!君に決めた!!)」と似たことを口走る。
他に「主人公」と「ビシュナル」の会話の選択肢に「だが断る」があり、「ジョジョの奇妙な冒険の岸辺露伴の決め台詞」と同じことを口走るなど、別の作品のパロディを思わせる内容が多く含まれている。

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