ルーンファクトリー4(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

発売元である「マーベラスAQL」より2012年に販売されたニンテンドー3DS用ソフト。ルーンファクトリーシリーズ第6作目になる。売上本数が20万本以上に達するほどのヒット作となるが、開発元である「ネバーランドカンパニー」が2013年に倒産した為、現時点で最終作となる。ジャンルはファンタジー生活ゲームで、記憶を失った主人公が「王族代行」となり、冒険や農業を通じて王国の問題に対応していく物語になる。

『ルーンファクトリー4』の概要

主人公は記憶を失っているところから始まり、記憶を取り戻すまで「王族代行」として町の依頼をこなし国を発展させながら、農業で資金調達をして、町の周辺を冒険していくことになる。
プレイヤーは一日24時間、春夏秋冬120日を繰り返しながら、農業・冒険 ・住人たちとのコミュニケーションを行い物語を進めていく。本筋の物語は一つだが、誰と仲良くなるかによって生活も変わってくる、恋愛要素もあるゲームとなっている。
このゲームは、何をしてもその行動に経験値が入り成長していく。そのため、初めは一日も持たない体力であっても、少しずつ行うことで成長していくアクションRPGの面もありファンタジー世界を冒険している感覚を味わえるゲームとなっている。

システム

ルーンポイント

主人公は「HP」の他にRP(ルーンポイント)というゲージを持っている。これは、いわゆる体力に当たるもので、道具を使用したり、魔法やスキルを使用することで減少する。また、ゲージが0になると、HPの方が減り、0になると主人公は倒れてしまう。
ゲーム初期はすぐになくなってしまうが、主人公の技能経験値が増えることによりRPも増幅することになる。
主な回復方法は、「食事」「風呂」「睡眠」「畑からあふれるルーンの取得」になる。

主人公の性別の選択

プレイヤーは始めに主人公の性別を選択する。選ばなかった方の主人公は、以降のゲームには登場しない。しかし、ゲームクリア後に見た目だけを異性に変更できるアイテムがあるため、もう一人の主人公の見た目で遊ぶことはできる。

主人公のデフォルトネームはあるが、名前の変更は可能である。

牧場生活

主人公は自宅の裏に畑を持つことになり、そこで作物を育てることができるようになっている。
育てた作物は、出荷し金に換えてもいいし、プレゼントや料理に使用することもできる。

作物は外にあるため、天気の影響をまともに受けることになる。「晴れ」や「曇り」は特に影響はなく、「雨」や「雪」では水やりが必要なくなるなどの恩恵があるが、「台風」により作物が飛ばされ消滅することがあるため、注意が必要になる。

「豊作」と「凶作」

作物を育てる際、対象の収穫量が変化することがある。
収穫できる作物が増える「豊作」と、減少する「凶作」があり、どちらも一定の期間で対象の作物が変わるため、育成期間の長い作物は変化に対応しづらい部分がある。

野菜の「通年化」と「巨大化」

過去の『ルーンファクトリー』は、季節に合った作物しか育てられなかったが、今作からはどの季節でも作物が育てられるようになった。しかし、季節が合わないと、成長が遅く枯れやすいなど本来の期間で育たない弊害が起きてしまう。

季節と作物が合っている同じ作物を、隣同士で2×2マスの範囲で育て、育ち切った後も育成すると、なぜか四つの作物が一つになり巨大化する。巨大化した作物は上位種扱いの別の作物として高値で取引される。

道具の作成

主人公の使用する「道具」や「武器」は自分で作成することが可能である。また、「料理」や「薬」も作物や鉱石、モンスタードロップ品などを掛け合わせることにより 作成可能である。しかし、すべてに技能レベルが存在するため、高レベルの物は作成しにくくなっている。

冒険と戦闘

プレイヤーは物語を進めるため、街の外に出てモンスターと戦いながら冒険をすることになる。
プレイヤーはモンスターを倒しながらダンジョンを探索し、深部に待つボスモンスターを倒すことにより、物語が進んでいく。
戦闘方法はアクションRPG方式で、フィールド場を駆け回る戦いになる。また、RPGであるためレベルによる成長もある。

町の住民たちと仲良くなると、冒険に連れていくことが可能である。子供から老人まで、ほとんどの人物を冒険に誘うことが可能である。また、住民だけではなく、ペット可した魔物も連れていくことができ、特定の魔物は乗ることも可能である。

お祭り

ある特定の日には町でお祭りが開催される。
プレイヤーは祭りに参加することが可能で、祭りのミニゲームをして成績が良いと賞品を貰うこともある。
祭りの種類は様々で、定番の「豆まき大会」「聖夜祭」「野菜大会」などもあるが、飛んでくるカブをよける「せまるカブ祭り」、カブをぶつけある「カブ合戦」のような奇祭もある。

王子・姫ポイント

fato610
fato610
@fato610

目次 - Contents