デッド寿司(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

日々寿司職人としての修行に励んでいたケイコは、父に反発して家出をする。その先で働き始めた旅館は寿司が有名だった。大手製薬会社の一行が泊まりにきたが、そこに不審な男が現れて、旅館を「人食い寿司」によりパニックに陥れる。ケイコは旅館の客を、自分の身を守ることができるのか?前代未聞のアクション・パニック・コメディ・ホラー。2013年公開、監督は井口昇。

見どころ

ホラーというよりギャグに近い

分類ではパニック・ホラー映画になるけれど、コメディ的な要素がかなり強い。
人食い寿司を知らずに食べている客の食レポや、「社長に危険を知らせるのは俺だ」という社員の顔面変形と「キスしてくれたらその役をゆずる」というセリフ。
唐突に挟み込まれるお色気シーンも、興奮というよりは笑わせるために挿入されている。

アクションがしっかりしている

宴会でケイコの一言によって乱闘が起こる騒ぎになるところや、ラスト近くで寿司をヌンチャクにしてケイコが戦うところなど、きちんとアクションとして成り立っていて、エンターテイメント性をあげている。
戦いの素人が行うアクションと、武術を叩き込まれたケイコのアクションにきちんとした差が出ていて、安心感がある。

たまご寿司の立ち位置

人食い寿司の凶暴さと相反して、魚ではないたまご寿司は気弱で可愛らしい存在として描かれている。
寿司の中にもランクがある、というセリフが作中登場するが、寿司でありながら魚介類でないたまご寿司は弱者として描かれていて、ケイコをかばって死亡するところまできっちりと描かれている。
寿司だからセリフはないものの、その動きには軽い感動を呼び起こされる。

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