ことの終わり(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』

『ことの終わり』のあらすじ・ストーリー

1940年代のロンドン。作家のモーリスは友人の官僚ヘンリーに、妻のサラが浮気をしているようだと相談される。
モーリスは、自分がヘンリーの代わりに探偵を雇ってサラの動向を調査する。
彼は以前サラと不倫関係にあった。その当時、一方的に別れを告げられたモーリスはサラを憎んでいた。

探偵に調査をさせて報告を受けながら、モーリスは当時のことを振り返る。
パーティーで二人は知り合い、一目で恋に落ちる。
戦争は彼らに味方していた。空襲や警報で騒然とする中では逢引きしやすく、二人は愛し合った。

しかしある逢瀬の時、空襲でモーリスは吹き飛ばされ怪我を負う。
モーリスは一度意識を失うが、生きているのを確認したサラは、突然彼に別れを告げる。
なぜサラが別れようとするのかわからず混乱するモーリスにサラは言う。
「愛しているわ。二度と会えなくても」
戦争が終わると同時に二人の関係も終わった。

ヘンリーがモーリスに妻のことを相談したのは、その別れから2年後のことだった。
モーリスとサラはヘンリーの家で再会する。

その後サラはヘンリーがふさぎ込んでいる、とモーリスに相談するがモーリスは冷たくあしらう。
2年前に突然去ったサラを恨んでいたが、まだ忘れられず複雑な気持ちでいた。
サラはモーリスに冷たい言葉をかけられ、教会で泣いているところを、モーリスが雇った探偵に目撃される。
探偵の尾行は続き、サラがある屋敷に長時間滞在したことで浮気と勘違いして報告し、モーリスの嫉妬は深まる。

ある時、探偵はサラの日記を盗みモーリスに渡す。モーリスは2年前の別れの意外な真相を知る。
別れた日の空襲時、モーリスは瀕死の状態となっていた。
意識がないモーリスの元にサラが駆け付けるとすでに生命反応がなく、息を吹き込んでも反応しない。サラは必死に祈る。
「どうか彼を助けてください。もし彼が生き返れば、私は身を引きます。彼には二度と会いません。」

声がして振り向くと、そこに怪我を負ったモーリスが現れる。彼は生きていた。
祈りが通じた。それなら誓いを守らなければいけない。
そして、サラはモーリスの元を去り、彼を生き返らせてくれた神への信仰にのめりこんでいった。

モーリスは真相を知り、サラの元に駆け付ける。
その頃サラは、自分の思いを日記に綴っていた。もう夫とは別れなければ、と。
その思いを見透かしたようにヘンリーは「一緒にいてくれ」と言う。

外出するサラを追いかけるモーリス。サラはモーリスから逃げるが振り切れず、教会で再会する。
盗まれた日記を渡されたサラは真相を知られたことがわかる。
サラが通っていた屋敷の男は神父で、教えを説いてもらっていた。
二人はお互いの気持ちを再確認し、ヘンリーから逃げるようにブライトンに向かう。

何かが吹っ切れたようにブライトンで楽しそうに過ごす二人。迷うことなく二人の将来について話し、結婚しようと話す。
しかしサラの体調は悪くなり、休んでいるところに調査を終えたはずの探偵がやってくる。
探偵はヘンリーに雇われていた。ヘンリーとサラを離婚させたいモーリスは、浮気の証拠をわざと渡す。

旅行から帰ったモーリスとサラの元にヘンリーが現れる。
サラを取り戻しにきたのかと思い追い返そうとするモーリスにヘンリーは言う。
「サラの余命は半年だ。一緒に看取ってくれ」

サラはモーリスと再会した時からずっと咳をしていた。病気を患っていたのだった。
モーリスは二人の家に引っ越してサラを見守った。
サラが通った屋敷の神父スマイスが訪ねてきても、モーリスは追い返してしまう。
モーリスはサラを奪う神の存在が憎かった。

病床でサラは言う。
「運命には逆らえないわ。運命を愛するの」
サラは息を引き取った。

サラの葬儀の後、モーリスは探偵と会う。
探偵は、顔に痣がある息子ランスと共にサラを尾行していた。
尾行当時、神父の屋敷から出てくるサラを待っていたランスは居眠りしてしまった。
探偵の息子とは知らないサラは親切に駅まで送り、痣のある頬にキスしていた。
探偵は奇跡が起こった、と言う。ランスの痣は、サラがキスした後消えていた。

信仰心のないモーリスだが、最後にタイプライターで綴る。
「神は見事にやってのけた。僕の憎しみを利用して存在を認めさせた。
僕の願いはただ一つ。神よ僕を忘れてほしい。サラに愛を。ヘンリーにも。
どうか僕を永遠に忘れ去ってほしい」
「第三の男」だった神に嫉妬していたモーリスだが、敗北を認めサラとヘンリーへの愛を願った。

『ことの終わり』の登場人物・キャラクター

モーリス・ベンドリクス (演: レイフ・ファインズ)

作家。モーリスが書く「憎しみの手記」の内容として物語は進む。
友人の妻サラと恋に落ちてしまう。嫉妬深く、サラを取り巻くすべてのものに嫉妬する。
サラが信仰にのめりこむと神にさえ嫉妬し、神父を冷たくあしらう。

サラ・マイルズ (演: ジュリアン・ムーア)

官僚であるヘンリーの妻。ヘンリーの友人モーリスと不倫関係になる。
ヘンリーとは「親友」で夫婦関係は冷えている。モーリスに会い、互いに一目惚れし愛し合う。
信仰心はなかったが、祈りによってモーリスが生き返ったと信じ、信仰にのめりこんでいく。

ヘンリー・マイルズ (演:スティーヴン・レイ)

官僚であり、サラの夫。サラの不倫を知りながらも彼女を愛する。
妻が過去に友人モーリスと不倫関係にあったことをしりながら、現在誰かと不倫しているようだ、とそのモーリスに相談する。
探偵事務所の名刺を握りしめながら探偵には頼らない、と気持ちが揺れる。
終盤にはモーリスに、二人の不倫を知っていたと告白しながらも「一緒に看取ってくれ」と頼むなど器量の大きなところを見せる。

パーキス (演:イアン・ハート)

私立探偵。モーリスに雇われてサラを尾行する。
モーリスに泣かされたり息子のランスに親切にしてくれるサラに同情的。
モーリスと対面する前に、彼をサラの新しい浮気相手と勘違いしたり、ヘンリーに雇われてモーリスを尾行する時も彼に見つかったりとうっかり屋な一面もある。それだけに映画の緊張感を緩和させる役どころ。

スマイス神父 (演:ジェイソン・アイザックス)

サラの相談に乗る神父。彼女が神父宅に通ったことでサラの新しい浮気相手と勘違いされる。
サラが死ぬ間際、神父は彼女の家を訪れるが、彼女の信仰心にさえ嫉妬するモーリスに追い返されてしまう。

『ことの終わり』の名言・名セリフ

「情事の目撃者です。」

探偵パーキスは尾行の際、モーリスとサラが逢瀬に使ったホテルの部屋の灰皿を取ってきてモーリスに渡し「情事の目撃者です」と言う。
パーキスはサラに同情したり、モーリスに灰皿を渡したりと、重くなる映画の雰囲気に温かみを添える。

「運命とは闘えないわ。運命を愛するの。」

サラが息を引き取る間際、モーリスに言う。
爆撃の日、死んだはずのモーリスが現れた時のことを話した後に続ける。
「あなたほど愛した人はいないわ。血だらけで(モーリスが)ドアから現れた時、別の愛が生まれたの。私は熱病のように信仰に引き込まれたわ。のめり込んだの。恋に落ちるように。夢中だったわ。運命には逆らえなかった。」
「運命とは闘えないわ。運命を愛するの」
「別の愛」とは信仰心のことである。不倫の物語だけではなく、宗教・信仰に導かれる女性の話でもある。

見どころ

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