うどんの国の金色毛鞠(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『うどんの国の金色毛鞠』とは、“うどん県”とも呼ばれる香川県を舞台にした、ハートフルファンタジー。2016年10月にアニメ化された。
原作は篠丸のどかによって2012年から連載されている同名のコミック作品。
父親の死をきっかけに故郷に帰った宗太は、実家のうどん屋で釡の中で眠りこける子どもを見つける。
一見ふつうの人間の子どものように見えるが、実はその子は人間の姿に化けたタヌキだった!?

『うどんの国の金色毛鞠』のあらすじ・ストーリー

俵宗太は、東京在住のウェブデザイナー。
父親には「うどん屋を継げ」と言われていたが、反抗して上京していた。
その父も死に、家屋敷を売却するため整理に帰郷。そこで懐かしさに惹かれ自宅隣りにある「俵製麺所」へ足を向ける。
店舗の中をしばらく見渡すと、釜の方で物音がする。
おそるおそる釜の蓋をあけると、そこには小麦粉を抱えて眠る幼い子がいた。
人がいるのにびっくりして逃げ出したその子は、やがて宗太と暮らすことになる。
「ポコ」と名付けられたその子は、実はタヌキの子供だった(しかもオス)。
赤灯台にて中島と三人で釣りをしたり、ダーハマさんから紹介された会社を目指し小豆島にフェリーで渡ったり、香川の観光名所もポコとともに作中で紹介される。
「ポコと一緒にいると、いろんなことを思い出すよ」
ゆっくりと時間が流れる香川に戻ったことにより、宗太の心境にもやがて変化が訪れる。
それはじわじわと湧き上がってくる、「親父ともっとちゃんと話しておけばよかった」という後悔の念だった。

『うどんの国の金色毛鞠』の登場人物・キャラクター

俵宗太(CV:中村悠一)

東京でウェブデザイナーとして働いていたが、父親の死をきっかけに、実家のある香川へ戻ってくる。
幼少期に母と死別し、父も亡くなったということで実家を売りにだそうと整理を始める。その際隣接する店舗を覗いてポコに出会った。
ポコがタヌキだということを知っても、そこまで驚かずふたりで暮らし始める。

ポコ(CV:古城門志帆)

宗太の実家である俵製麺所に現れた、うどんとカエルが大好きな不思議な子供。
好奇心旺盛で、食いしん坊。正体はオスのタヌキ。
宗太が小さい頃着ていたレインコートを好んで着ている。

中島忍(CV:杉田智和)

宗太の幼馴染。三白眼とギザギザの歯が特徴。
医者の息子であり、本人も医者であるが、その身なりの派手さや行動の大雑把さからは想像できない。

大石凛子(CV:中原麻衣)

宗太の姉。
結婚し家を出て、現在は高知県在住。
大のお酒好きで料理が苦手。
子どもも苦手だったが、ポコのおかげで改善した。

藤山俊亮(CV:福山潤)

とあるお寺の僧侶。
讃岐の狸伝説に詳しい。趣味はDJ。

藤山紗枝(CV:花澤香菜)

俊亮の妹。
宗太の実家・俵製麺所の常連客だった。食いしん坊。
宗太に会うと、「お店の再開はまだですか?」と聞いてくる。

浜田五郎(CV:黒田崇矢)

宗太の東京での勤め先・チームサテライトの社長。
頼れる兄貴的存在。宗太に初めてウェブのことを教えてくれた恩人。
「ダーハマさん」と呼ばれている。

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