海月姫(東村アキコ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

海月姫(くらげひめ)とは、漫画家・東村アキコにより描かれた少女漫画である。講談社発行の雑誌Kissにおいて連載されている。オタクでニートの女たち、通称”尼~ず”はレトロなアパートの天水館で自らの趣味に没頭して暮らしていた。その一員である主人公の月海はクラゲのクララをきっかけに女装男子の蔵之介と知り合い、天水館売却を阻止すべくクラゲモチーフのドレスデザイナーとして奮闘することになる。

目白樹音が天水館の入居条件に提案した標語。天水館の住人になるということは、ただ住むだけではなく尼~ずのメンバーに入るということと同義であるためリア充は入居できない。もともと男性は天水館に立ち入りすら禁止であったが、鯉淵家の運転手の花森さんはいつのまにか天水館の下っ端になっており、ばんばのことを”ばんば先輩”と呼称していた。

コミックス

2008年21号より講談社発行の月刊”Kiss”において、東村アキコにより連載されている。

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映画

2014年12月27日公開。主人公の倉下月海を能年玲奈が演じた。映画のキャストがはまり役であることで話題となった。

アニメ

2010年10月から12月まで、フジテレビの”ノイタミナ”枠にて放映された。

CV

倉下月海:花澤香奈

鯉淵蔵之介:斎賀みつき

千絵子:斉藤貴美子

まやや:岡村明美

ばんば:くまいもとこ

ジジさま:能登麻美子

鯉淵修:諏訪部順一

花森よしお:子安武人

クララ:諸星すみれ

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