トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョン・ラセター監督による、生きたおもちゃたちの冒険を描くアニメ映画の2作目。アンディ少年の親友、カウボーイ人形のウッディは、実はプレミア人形。おもちゃ屋の社長にビジネスの道具として持ち去られた上、オフィスのおもちゃ達からいずれ持ち主から忘れられると聞き、帰るべきか迷います。一方、アンディの部屋では捜索隊が組まれてウッディの救出に向かうのでした。前作以上に見せ場もメッセージも盛り込まれています。

ジェシー(CV:ジョーン・キューザック/ヨーデル部分:メアリー・ケイ・バーグマン/日下由美)

出典: search.yahoo.co.jp

『ラウンドアップ』でヒロインだったカウガール。人形劇では「ヨロレイヒ~」とヨーデルを口ずさんでいましたが、おもちゃとしての口癖は「イーヤッハー!」という威勢のいいもの。夜中にテレビがついてアルが起き動けなくなったため、右腕の回収に失敗したウッディに濡れ衣を着せられた際は喧嘩となり、ウッディ以上の戦闘力を見せつけました。
基本的には明るい性格ですが、持ち主に捨てられたことがトラウマとなっており、暗い倉庫へ閉じ込められることを嫌っています。倉庫と聞いただけで過呼吸のような症状を見せ、髪を撫でるなど不安を見せることも。ウッディから一緒にアンディの家に行くことを持ちかけられた時迷っていましたが、飛行機に詰め込まれた後、「アンディには妹がいる」と聞き、持ち前の明るい振る舞いに戻って行くことに決めました。アンディに付けられた名前は「バズーカジェーン」。靴底には、お気に入りの証であるアンディの名前が書かれることになります。

ブルズアイ(CV:フランク・ウェルカー/日本語版ナシ)

『ラウンド・アップ』内ではウッディの愛馬。言葉は話しません。ウッディに懐き、博物館へ行くと言った時も、一緒にアンディの所へ行こうと言った時も嬉しげにしていました。小さなおもちゃですが脚力はすさまじく、離陸準備に入った飛行機に追いつき、ウッディの指示でスピード調整も行うという荒業をやってのけました。アンディにつけられた名前は「ジェット推進ホース」。ジェシー同様、お気に入りの証が蹄の裏に一文字ずつ書かれています。

プロスペクター(CV:ケルシー・グラマー/小林修)

箱入りの新品です。『ラウンドアップ』の中では少し抜けた役柄でしたが、おもちゃとしては温厚かつ思慮深い印象。しかしその実は、博物館へ行くために夜中にこっそり箱から抜け出して、テレビをつけて人間を起こす(ウッディの動きを封じるため。リモコンをジェシーの前に置き、彼女の仕業に見せかけました)、ウッディにアンディがいずれ大人になるという現実をそれとなく突き付け、家に戻ることを諦めさせるなどの策士。すべては、『ラウンドアップ』が打ち切りになったせいで売れ残り状態だったことが原因でした。番組打ち切りの元になったロケット打ち上げを思い起こさせる為か、バズを「宇宙野郎」と呼び嫌っています。空港の手荷物検査場内でおもちゃに落書きする少女の荷物に括りつけられて、嘆いていました。

反重力ベルト付きバズ・ライトイヤー(CV:ティム・アレン/所ジョージ)

出典: pixar.wikia.com

豆電球で敵は倒せません。

トイ・バーン店内に居並ぶバズ人形の中、一体だけ販売促進の為展示されていた見本。新型で、冒頭のゲーム同様反重力ベルトを装備したもの。一作目登場時のバズ同様自分を宇宙飛行士のバズ・ライトイヤーと信じ切っています。バズを脱走兵扱いして押さえつけ繋がってもいない通信機から、あるはずもない本部に連絡を入れており、バズから「私もこんなだったのか」と呆れ口調で言われていました。それにはお構いなしにバズと格闘、最終的に箱の中に詰めてしまいます。(箱詰めはコールドスリープという認識のようです)。皆からは仲間のバズと思い込まれており、本物のバズが足の裏に書かれたアンディの名前を見せるまでどっちが本物か、皆には区別がついていませんでした。アルの乗ったエレベーター上でバズ人形を追ってきたザーグ人形と戦いますが、彼の口からザーグが自分の父であると判明。初めは「嘘だ!」と衝撃を受けていましたが、割とすぐに事実を受け入れて、たまたま落下したザーグに「父さん」と声を掛け、オフィスの外で再会した時には父と無邪気にキャッチボールをしていました。

スリンキー(CV:ジム・ヴァ―二―/永井一郎)

胴体が長めのばねになっている犬のおもちゃ。優しく気のいい性格で、ウッディとは仲が良く、捜索にも加わりました。ばねの部分を利用して屋根から仲間たちを地面に下ろす、手荷物検査場でウッディを捕まえようとするなどします。

レックス(CV:ウォーレース・ショーン/三ツ矢雄二)

入れ込み過ぎてヘルメットまで作ってます。

ウッディ捜索隊の一員。恐竜の人形。肉食恐竜がモチーフですが、少々気弱で純朴。バズ・ライトイヤーとザーグの戦闘を元にしたテレビゲームに入れ込んでおり、トイ・バーンではゲームの攻略本を入手。ザーグとベルト付きバズの戦いの際はウッディの奪還と同時にバズの戦闘を気にしており、ベルト付きバズを応援。偶然しっぽが当たってザーグを落とした際は「本物のザーグを倒した!」と喜んでいました。

ハム(CV:ジョン・ラッツェンバーガー/大塚周夫)

豚の貯金箱。「小銭で6ドルほど積んでいるため重い」とは本人談。若干冷めた口調で話すものの、仲間思いで手荷物検査場でウッディの入っている(と思われる)ケースに向かい、「もう大丈夫だぞ!」と声を掛けました(実際にはカメラや照明などの撮影器具でした)。ごっこ遊びでは「Dr.ポークチョップ」としいう名前で悪役を務めています。

Mr.ポテトヘッド(CV:ドン・リックルズ/名古屋章)

出典: search.yahoo.co.jp

一作目から登場のおもちゃ。手足や顔のパーツも含め、着脱可能。背中に収納スペースがあり、替えの靴や怒った時の目などを入れていました。妻としてMrs.ポテトヘッドがおり、ウッディの帽子ではなく彼女の探し物を見つけ、「スイートポテトちゃん」もしくは「カミさん」と呼んで大事にしています。トイ・バーンではツアーガイドバービーの魅力に参りそうになりますが、「俺にはカミさんがいる!」と自分に言い聞かせていました。

えどまち
えどまち
@edono78

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