ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！（やるやら）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

槇原敬之の顔を極端にデフォルメしたキャラクター（内村）。

様々なシチュエーションで努力しようとする人が現れる瞬間に、「どんなときも。」が流れる。

そしてエアキーボードで登場する、神出鬼没のキャラクター。

パンツ大作戦

様々な場所に颯爽と現れる、海水パンツ姿の南原。

彼がトライするのはただひとつ、「海水パンツを脱がずに下に履いたパンツを脱ぐ」こと。

しかしいつも失敗し、大事なところを見せてしまう。しかも大勢の女性の前が多い。

加山（くわやま）雄三ショー

「君といつまでも」しか歌えない、加山雄三の物真似である加山（くわやま）雄三（南原）のコント。

ワイルドワンズの演奏をバックに、内村アナウンサーに過去の栄光を誇らしげに語る。

一度本人が登場したが、南原はそのことにまったく気付かず、背後まで迫られて初めて察した。

パニックになった南原の動きは、内村いわく「エビのよう」。

レーベン

始終ハイテンションの殺し屋風の男（南原）。

一人で喋りまくった後、様々な武器を使用するが、毎回自分を傷つける結果に終わる。

ハケる際にスタッフの策略によって大慌てになることもお約束。

ナンチャンを探せ！

町の風景に溶け込んだ南原を捜すクイズ。「ウォーリーを探せ！」のパロディ。

レベル10くらいまでは視聴者をおちょくったような問題である。

しかしレベルが上がると「見つけられるものなら見つけてみろ！」という問題で、見事に当てた解答者には拍手が沸き起こっていた。

まとめ

出演者と制作陣が本気になって取り組んだ番組のひとつである。作り込まれたパロディーは今観ても古さを全く感じさせない。

下ネタも多いのだが、どぎつさを感じさせないのはウッチャンナンチャンのもつ人間性ともいえる。

ウッチャンナンチャンをはじめ、今では芸人・タレント・俳優として第一線で活躍する彼ら彼女らの、若い日々の勢いそのままに突き進んでいった快作と言える番組である。