エヴァンゲリオンシリーズの機体とパイロットまとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開された。今尚アニメ界で異彩を放つ作品である。

『新世紀エヴァンゲリオン』での碇シンジ

出典: twitter.com

CV:緒方恵美

主人公。14歳。幼少期はそれなりに笑顔を見せていたが、母がエヴァの起動実験の失敗で消滅してからは先生なる人物の下で暮らしていた。その間父との接触はなく、捨てられたと認識。二度と捨てられたくない一心で、人の言うことには従うという処世術を身に着ける。内向的かつ諦観気味の性格に思われがちだが、初期は「逃げちゃ駄目だ」と自分を奮い立たせるような言葉を呟くことが多かった。
第壱話の冒頭、いきなり父から呼び出されて使徒を目撃。葛城ミサトの運転でネルフに着いて父と再会してすぐエヴァへの搭乗、出撃を命じられる。何の説明も訓練も受けていない状態であり、初めは拒否するが、ストレッチャーで運ばれてきた重傷のレイが初号機に乗って出撃する羽目になるのを看過できずに搭乗を決意。暴走した初号機により使徒が殲滅された後は正式にサードチルドレンとして登録されて、使徒戦に備えての訓練を受ける。
ネルフに個室が用意されていたが、一人きりにしてはおけないと判断したミサトの家に同居することとなる。ミサトよりも家事の腕は上。周りとの交流で徐々に明るさや自信を見せる。
捨てられたくない気持ちと共に愛されたいとの願望もあり、父から「よくやった」と言われた際はエヴァに乗ることへの価値を見出した。その後、父に認められるように意欲的にエヴァに乗るが、その矢先に参号機の事故が起き、再び父を信じられなくなり一度はネルフを離脱。
しかし、第14使徒ゼルエル戦の際、ボロボロになった弐号機の姿と「後悔のないように」という加地の言葉でネルフに駆け付け、初号機に乗り込んだ。その後もアスカやレイが心身に傷を負い、友人たちも疎開したことで気持ちが揺らぐ。
極めつけは自分を好きだと言ってくれた渚カヲルを使徒として殺害。心が壊れて死を望むが、戦略自衛隊に処理されそうになったところをミサトに救われる。逃がされる最中「どうするか自分で決めろ」とミサトに言われて「大人のキス」をされ送り出された。
エヴァシリーズによる破壊で凄惨な姿となった弐号機を見たことで精神が極限状態となる。
生命の実を手に入れた初号機ごと人類補完計画の依代にされた。知恵の実と生命の実を手に入れたため神に等しい存在となり、思うまま、望んだ世界の展開が可能になる。
一度は全ての人類がA.T.フィールドを失うことでL.C.Lとなって消え、誰にも傷つけられない、誰も傷つけない世界が実現。しかし、シンジは「また皆に会いたいと思った」と他人の存在を受け入れた。人の姿でアスカと二人、誰もいなくなった世界に残されたシンジは、泣きながらアスカの首を絞めるものの、絞殺することができなかった。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』での碇シンジ

出典: blog.livedoor.jp

CV:緒方恵美 / 神木隆之介

基本的な性格等は旧作と変わらず。『破』で零号機と共に使徒に捕食され取り込まれたレイを救うためにとった行動が結果としてサードインパクトを起こし、14年間凍結されていた。『Q』ではヴィレ内部で目を覚ますが、サードインパクトを起こしかけたと周りから危険人物のような扱いを受け、エヴァに乗せないために殺傷能力のあるチョーカーまで付けられる。
自身のせいでサードインパクトが起きた事実や、一変した周りの態度に耐えきれず、Mark.09に乗って迎えに来たレイと共にネルフへ逃亡する。そこで渚カヲルと出会う。シンジのチョーカーを自分の首に着けたカヲルを信じ、徐々に心癒されていくのだった。「世界を元に戻す」と言う目標を持って、13号機に乗り込む。偽物の槍を抜いたのは、何としても世界を救う為。しかしフォースインパクトを起こしかけ、カヲルを死なせる結果となったことで虚脱状態となる。
『シン・エヴァ』ではニアサードインパクトの原因となったこと、カヲルを死なせたことから失語症に陥っていた。第三村でケンスケ、トウジらと再会するが反応しなかった。感情を得たレイによって感化され自分の弱さと立ち向かう。現実籍と切り離された空間で初号機に乗り、13号機に乗った父ゲンドウと戦った。ガイウスの槍で初号機諸共自分を貫こうとしたが、初号機並びにエヴァの破壊は母のレイによって行われシンジは現実世界に帰還する。
ラストでは、大人になりマリと交際している姿が書かれた。

綾波レイ

『新世紀エヴァンゲリオン』での綾波レイ

CV:林原めぐみ

旧作ではファーストチルドレンと呼ばれていた少女。赤い瞳と無機質な無表情が特徴的で、後の作品に「綾波系」と呼ばれる無口、無表情、無機質な印象の女性キャラを多く生み出すこととなる。またレイ役の林原氏は、それまで溌剌とした役柄を多く演じていたのが、レイのようなトーンダウンした口調の役を演じることが多くなった。
初登場時は零号機起動実験失敗時の怪我が元で絶対安静を要する体調だった。ゲンドウに命令されれば重体でも出撃し、死も辞さない。父と和解できるわけがないと「あんな父親」呼ばわりしたシンジに、平手打ちを食らわせたこともある。
零号機の起動実験失敗の際、ゲンドウにより加熱したハッチを強引にこじ開けられて救出されている。この時、漏れ出したL.C.Lで変形したゲンドウの眼鏡を室内に置いていた。第5使徒ラミエル戦ではシンジを身を呈して守り、作戦成功後シンジにより救出される。無事を知って安堵するシンジに「こんな時どういう顔をしたらいいか分からない」と言い、「笑えばいいと思うよ」と返され初めて表情をほころばせた。
コンクリートを打ちっぱなしにしたアパートに一人暮らししており、外観も内装も殺風景の一言。ベッドや冷蔵庫など必要最低限の物しかなかった。血まみれの包帯をそのままにしておくなど、内部は散らかっていた。その光景を見かねたシンジ達にゴミをまとめておいた旨を言われて、頬を赤らめ礼を言うなど、人間らしい一面も見せる。「ありがとう」と言う言葉はゲンドウにすら言ったことがなかった。
実はシンジの母、碇ユイの肉体を元にしたクローンであり、その魂は第2使徒リリスの物。幼少期にネルフを訪れて赤木ナオコを挑発して殺されたのは一人目のレイであり、劇中エヴァに乗って戦ったのは二人目のレイということになる。
シンジに対し好意を抱くようになるも、ヒトとの一体化を試みた第16使徒アルミサエルとの戦いでは、零号機ごと浸食を受け、精神世界に侵入してきた使徒と会話。「あなたの心は悲しみに満ち満ちている」と言われた。この時涙を流している。
凍結を解かれた初号機が現れた際、シンジと一緒になりたいというレイの想いに反応した使徒が初号機に向かって行った。使徒を倒す為、A.T.フィールドを消さず機体に残ったまま零号機ごと自爆。死の直前に見えたものは、優しく笑うゲンドウだった。アルミサエル戦の後、爆発した零号機の機体及びエントリープラグ回収時、黒く焦げた遺体らしきものが(わずかだが)確認されている。
体を変える度ある程度記憶がリセットされるようで、三人目は二人目が使っていたアパートで歪んだゲンドウの眼鏡を見て無意識に涙を流し、「初めて見たはずなのに、初めてじゃない気がする」と呟いた。第26話ではゲンドウに利用されそうになるが、直前でシンジの声に反応。「私はあなたの人形じゃない」と言い捨て、リリスへと還ることで、本来のリリスとしての姿を取り戻した。人類を補完しようとするも、初号機により首を切断される。
漫画版では茶を淹れようとするなど、よりシンジとの親密度が上がっていた。

零号機のコアに宿る者は?

綾波レイはクローンであるため、母や親類は存在しない。その為、零号機のコアには誰が宿っているのかとの議論が、ファンの間で上がっていた。

【赤木ナオコ説】ネルフの誇るスーパーコンピュータ、MAGIを建設した赤木ナオコ。現在ネルフに勤める赤木リツコ博士の母である。夫はおらず、ゲンドウと愛人関係にあった。幼かった一人目のレイに「ばあさん」と挑発されたことで、ゲンドウの妻ユイの面影を見い出し、絞殺。その後自殺している。
パイロットの機体交換実験の際、シンジが絞殺された一人目のレイと思われる幻を見ていること、零号機暴走時の様子や「零号機が殴りたかったのは自分」というリツコのセリフなどが根拠に挙げられる。機体交換実験でも暴走した零号機が殴りつけた先には、ガラス越しにレイがいた。尚、この時零号機に乗っていたのはゲンドウとユイの息子、シンジである。

【一人目のレイ説】先に述べた機体交換実験で見た一人目のレイのようなものはナオコの視点ではないとする説。ナオコ説同様、シンジが絞殺時と思われる幼いレイの幻を見ているほか、プラグ内部で「綾波の臭いがする」と言ったことも根拠の一つとされる。
ただ、初号機に乗ったレイもまた「碇君の臭いがする」と言っている上、レイの魂(リリス)は体が死ぬ度に入れ変えられるようので、信憑性はあまりない。もっとも、ここで言う「魂」が何なのかは不明。

【無人説】第2使徒リリスの魂を持つレイのこと、コアに魂がなくとも操れるという説。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』での綾波レイ

出典: twitter.com

CV:林原めぐみ

基本的な所は旧作と同じ。リツコに体を定期的に調べられているような描写があり、ゲンドウとの食事シーンでは、普通の食事ではなく、サプリメントのような錠剤をとっていた。
シンジらと水族館見学後、この時皆で食事をし、シンジの作った味噌汁の味に驚いて「おいしい」とほぼ無意識に言葉が出た。先のゲンドウとの食事の際、シンジや皆と一緒に食事会をすることを提案。シンジに内緒で料理の練習をする、教室に入る時に挨拶をするなど人間味が前面に出るようになる。
シンジが父との繋がりとして持っていたウォークマンを捨てた時、密かに拾っていた。零号機と共に使徒に捕食され取り込まれた時は使徒の内部に閉じこもっていたが、シンジに救出される。しかし、レイ自身は初号機のコア内部に取り込まれた。

アヤナミレイ

出典: blog.livedoor.jp

CV:林原めぐみ

『Q』に登場。黒を基調としたプラグスーツを着用し、Mark.09に乗る。ネルフ側に所属しシンジを連れ去るが、『破』までの綾波レイとは別人であり、シンジがレイの為にと用意した本を読むこともなく、シンジにもそっけなく接する。住居はネルフの地下にある小屋。しかし、そこにいることはめったにない。
「綾波じゃない」とシンジに言われたことで、自分の存在について考えるようになる中、アスカ、マリの操るエヴァと交戦。「綾波レイならどう行動するか」と考えた挙げ句、シンジ、アスカについていく。
彼女も含め、綾波レイとは「綾波タイプ」と呼ばれる、碇ユイのクローンであると明らかになる。新劇場版ではユイの旧姓が綾波になっている(旧作ではゲンドウの旧姓が六分儀となっており、碇ユイという名前は嫁いでから名乗ったものではなかった)。

蒼流/式波・アスカ・ラングレー

『新世紀エヴァンゲリオン』でのアスカ(蒼流・アスカ・ラングレー)

出典: blog.livedoor.jp

CV:宮村優子

「あんた馬鹿ぁ?」が口癖。ドイツ人とのクォーターであり、14歳ながらすでに大卒の身。教養、ボキャブラリー、才気だけでなく美貌にも溢れる才色兼備。エヴァのパイロットであることにも誇りを持っているが、コンプレックスの裏返しのような節がある。シンジのことは「馬鹿シンジ」と呼ぶ。

ミサトの元恋人、加地リョウジと共にドイツから空母に乗って来日。現れた第6使徒ガギエルを殲滅すべく、迎えに来たシンジと共に弐号機に乗り込み軍の協力も得て殲滅に成功。
加地に憧れを抱き、「加地さん」と呼んでまとわりつくものの、恋愛面ではまるで相手にされなかった。漫画版では肉体的な誘惑まで仕掛けるが、逆に子供だと思われて袖にされる。当時出版された考察本では、「アスカは加地が自分を女として見ていないと知っており、疑似的な恋愛や女の面を見せて楽しんでいる」とされていた。
エヴァの起動実験の失敗で心が壊れた母を見ている上、自殺体となった母の第一発見者であったというトラウマを持っていた。義母は母の主治医だった人物であり、電話では楽しげに話していたものの本当はうまくいっていないことが、回想シーンなどでも語られた(母は心を壊しながらも主治医と夫の不倫に気づいていたようで、アスカに見立てた人形の首を締め、心中を図っていた模様)。
能力こそ高いものの、使徒戦では単体での活躍があまりなく、訓練でもシンクロ率でシンジに負け、レイに対しては元々いい感情を抱いていないことから苛立ちと焦りを見せ始める。第14使徒ゼルエルにエヴァの頭部と両腕を切断され第15使徒アラエル戦では心を覗かれトラウマを暴かれたことで精神汚染を受けた。その上嫌っていたレイに助けられたこともあって完全にプライドとエヴァへの意欲を失う。
第16使徒アルミサエル戦では、零号機救出の為一応は出撃するものの弐号機を動かすことができず、そのまま収監された。ゲンドウの命令で初号機の凍結が解かれたことで、自分がネルフで思っていたほど大切な存在でない(弐号機が攻撃を受けた時は凍結解除されなかった)ことを痛感。母同様心を壊して廃墟のような浴槽で汚水に浸かっていた。
第25話では入院したままだったが、ネルフ職員及びチルドレンの全員抹殺から逃れるため、プラグスーツを着せられて弐号機内部に避難。戦略自衛隊の猛攻の中、弐号機のコアの中にいる母を感じとる。ずっと欲しかった母の愛情を実感して復活、戦略自衛隊やエヴァシリーズ相手に大立ち回りを演じるが、弐号機に活動限界が来たことで、動けないままエヴァシリーズに捕食される痛みを感じ続けた。全人類が補完される中、シンジたちと生き残り、誰もいない浜辺で首を絞められるが、絞殺には至らず。最後に「気持ち悪い」と呟いた。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』』でのアスカ(式波・アスカ・ラングレー)

えどまち
えどまち
@edono78

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真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

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真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。

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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。

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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

葛城ミサト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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渚カヲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

渚カヲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向マコト(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)とは【徹底解説・考察まとめ】

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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