目次

  1. 『この素晴らしい世界に祝福を!』とは
  2. 異世界での冒険
  3. カズマとパーティメンバー
  4. カズマ
  5. アクア
  6. めぐみん
  7. ダクネス
  8. メンバーとの楽しい日々
  9. 作品の魅力

『この素晴らしい世界に祝福を!』とは

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ゲームをこよなく愛するひきこもりで高校生のカズマは、たまの外出中に思いがけない事故に遭い、命を落としてしまいます。そこで人生の幕を下ろすはずだった和真は死後の世界で目覚め、女神を名乗る口の悪い美少女のアクアに、面白みも何もない天国に行くか、魔王軍の蹂躙によって過疎化が進んでいる異世界に転生するかの選択を迫られました。アクアがそれとなく転生を勧めているのと、ゲーマーとしての血が騒いだカズマは異世界に転生することを選びます。その特権として一つだけ好きなものを持って行けると言われ、ゲーマーの勘を頼りに何を持って行くかを真剣に悩み、考え込んでいるカズマをアクアが急かします。アクアは態度も悪く、転生を提案する前に和真の情けない死に様を馬鹿にしていたこともあり、さすがのカズマも怒り心頭に発しました。そんなカズマに一つの妙案が浮かび上がり、アクアを指差して、こう口にしました。
「じゃあ、あんたで」

異世界での冒険

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和真は異世界に持っていくものとしてアクアを選択し、その選択は適用されないと高を括っていたアクアの元に新たな女神が現れ、カズマの要望が通ったことを告げます。そして、カズマとアクアは異世界へ飛ばされました。性悪な女神を道連れにすることに見事に成功した和真は、金も装備もない状態で異世界生活をスタートします。

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無一文だった二人はアルバイトでなんとか生計を立てながら生活していきます。しかし、アルバイトだけで賄える生活にも限界があり、カズマは冒険者ギルドへ向かいました。カズマは運だけが取り柄の平凡な冒険者として、アクアは運と知性が最低だがそれ以外の全ステータスが高いアークプリーストとして、冒険者稼業で生計を立てることになります。ですが、二人だけではこなせるクエストも少なく、最低ランクのモンスターにも悪戦苦闘していました。そこで二人はパーティメンバーを募集したところ、強力な魔法を使えるがその魔法しか使えず一日一回しか使えないアークウィザードのめぐみんや、美少女だがマゾヒストで攻撃を当てることの出来ないクルセイダーのダクネスが仲間に加わります。カズマはその二人とアクアとでパーティを組むことになり、彼女らの行動に振り回されながら異世界での冒険を余儀なくされます。

カズマとパーティメンバー

カズマ

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本作の主人公です。本名は佐藤和真で、作中では「カズマ」と呼ばれています。日本で引きこもりをしていたが、トラクターで轢かれそうになったことが原因で死んでしまい、死後の世界でアクアに案内され異世界へ転生します。アクアに「ロリコン」と揶揄されるほどの子供好きで、仲間想いな青年ですが、いつもは面倒くさがりで自らが楽しいと思うことに忠実に生きています。冒険者活動の内容やそのタイミングは、カズマ自身の気分で変更したり、その場の雰囲気に流されて不埒な行動を取ることもしばしばあります。ですが、いざというときの行動力には周囲の人間を驚かせるものがあり、普段の振る舞いとのギャップから「素直じゃない」「ツンデレ」とからかわれています。一方で、その行動力は自身の欲望を満たすために発揮されることが多く、非人道的な行為を平然とやってのけるカズマを、街の人々は「カスマ」「クズマ」などと呼ばれるようになります。しかし、性根はノミの心臓で、特に一線を越えてしまうことには弱腰になることから「ヘタレ」呼ばわりされることもあります。

アクア

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水を司る女神で、日本で若くして死んだ人たちを案内する女神です。エリートを自称し、地球や現代日本の知識をある程度持っています。事故で死んでしまったカズマを案内している最中にカズマの死因を馬鹿にしたことがきっかけで、怒ったカズマの異世界行きに巻き込まれます。水色の髪と瞳に抜群なプロポーションの持ち主です。その人間離れした美貌とは裏腹に、お調子者で脳天気、加えて空気を読まず、威勢の良い態度をとる割には打たれ弱く、とにかく構ってほしい性格を持っています。また酒と宴会が大好きで、飲み食いする姿には品位がないことなど、数多くの女神らしからぬ言動から、本人が女神であることを主張するも、カズマなど一部の例外を除いて全く信じてもらえません。常に何も考えずに行動することが多く、それが起因で何度もトラブルを起こすも、反省せずに同じようなトラブルを繰り返すため、メンバーで最もカズマの手を煩わせている存在となっていて、カズマからは「駄女神」などの蔑称で呼ばれます。

めぐみん

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紅魔族と呼ばれる上級魔法を扱えるアークウィザードの少女です。黒髪に赤い瞳を持っていて、黒いマントに黒いローブ、さらにはトンガリ帽子といった魔法使いの典型的な格好をしています。カズマとアクアが出したパーティーメンバー募集の張り紙を見て仲間に加わることになりました。冷静な性格で、頭の回転も速く洞察力に優れていますが、想定外の事態に陥るとパニックを起こしたり、やや中二病気味な立ち振る舞いをするため、自分が活躍できそうな場面などには、格好良さげ台詞を口にします。アークウィザードという上級職であり、膨大な魔力とそれを御する力を持っていながらも、本人曰く「爆裂魔法しか愛せない」と公言していて、扱える魔法は爆裂魔法のみで、さらには爆裂魔法で魔力を全て消費してしまい、一日に一度でも爆裂魔法を打ってしまえば、次の日まで動けなくなるようです。爆裂魔法に対する情愛の深さは、何かあると爆裂魔法を使いたがるほどで、そのたびにカズマを困らせています。ですが、爆裂魔法によってカズマ達が大きな戦果を上げることも多いようです。

ダクネス

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冒険者を生業としているクルセイダーです。金髪碧眼でグラマラスな身体をしたクールな女騎士の雰囲気を漂わせていますが、その実体は真性のマゾヒストのようで、めぐみんと同じようにカズマとアクアの出したパーティメンバー募集の張り紙を見て仲間に加わります。めぐみんの爆裂魔法を耐えられるほどの屈強さを持っていますが、その反面、彼女の大剣を武器としていますが、その攻撃を相手に当てることができません。本人は自分が不器用であることを理由に挙げていますが、実際は彼女のマゾヒストな性格故に「モンスターと必死に戦うも力及ばずして敗北し、陵辱の限りを尽くされたい」という願望を持っているからのようです。

メンバーとの楽しい日々

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ただの冒険者であるカズマは、ほとんどの能力は高いが知力と運が低く考えなしに行動してしまうアークプリーストのアクア、強力な爆裂魔法を使えるが一回しか打てないアークウィザードのめぐみん、盾としての役割は優秀だが攻撃を全く当てることの出来ないクルセイダーのダクネス、上級職の肩書きを持った彼女ら3人と共に冒険します。空を飛ぶキャベツを収穫したり、魔王の幹部と戦うことになったり、街を滅亡の危機から救ったり、数多くのトラブルがカズマ達を襲います。