ハイキュー!! / Haikyu!!

『ハイキュー!!』とは、古舘春一による高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2012年12号より連載され、2020年33・34合併号にて完結した作品。
春高バレーの中継を見た主人公、日向翔陽が「小さな巨人」と呼ばれるエースに心奪われ、憧れの烏野高校から全国大会を目指す話。「劇的青春」というキャッチコピーを掲げ、バレーボールのリアルな試合や個性的なキャラクターからファンの心をつかみ人気を博している。また、作中でバレーボールのルールや戦略を解説しているため、バレーボール経験のない人でも楽しめる内容になっている。
2018年には「高校生が"好きなマンガ・コミック"BEST10」の女子部門で1位となっており、シリーズ累計発行部数は最終45巻発売時点で5000万部を突破している。2014年よりテレビアニメがTBS系列で放送されており、2021年時点で第4期まで放送されている。原作とは違った試合の迫力や躍動感を感じることができるものとなっている。原作漫画、アニメ双方共に人気が高くファンが多い要因になっている。

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『ハイキュー!!』は、古舘春一による、高校バレーボールを題材にした漫画作品、及びそれを原作とした小説、アニメ、舞台作品である。漫画は『週刊少年ジャンプ』にて連載している。アニメは2014年4月から9月まで第1期、2015年10月から2016年3月までセカンドシーズンとして第2期が、そして2016年10月から12月までは第3期として『烏野高校VS白鳥沢学園高校』が放送された。

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ハイキュー!!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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「ハイキュー!!」は、古舘春一による漫画作品。 烏野高校バレー部のエース「小さな巨人」に憧れてバレーボールを始めた主人公「日向翔陽」は烏野高校に入学し、排球(バレー)部に入部する。そこでチームメイトとなった中学時代の宿敵「影山飛雄」や、個性的な同級生や先輩達と共に、全国大会を目指していく高校バレー漫画である。青春の熱が強い数々の名言が存在する。

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ハイキュー!!の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

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『ハイキュー!!』とは、バレーボールを題材にしたスポーツ漫画。作者は日本の漫画家・古舘春一である。2012年に集英社の『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、2020年に完結した。2014年にTVアニメ化されており、2024年には劇場アニメも公開される。 高校男子バレーボール部に所属する主人公を中心に物語が展開していくため、女性キャラクターの数は少なめ。公式のカップルもわずか。男性キャラクターの数が多いため、読者達は思い思いのカップルを想像して楽しんでいる。

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月島蛍(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

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月島蛍(つきしま けい)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の1年生。約190cmの長身と冷静な分析力を生かし、チームのブロック攻撃の要となる。「ブロックはシステム」と語り、烏野のトータルディフェンスを成功に導く。性格はシニカルな毒舌家。周囲に刺々しい発言ばかりするが、真正面から話をされるのが苦手で、ストレートな物言いには大人しくなる。音駒の黒尾や梟谷学園の木兎からブロックの技術やバレーの楽しさを教わる。チームメイトの山口とは、少年バレー時代からの幼馴染で親友である。

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赤葦京治(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤葦京治(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

赤葦京治(あかあし けいじ)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する梟谷学園高校バレー部の2年生で副主将。ポジションはセッター、背番号は5。1学年上で高校バレー界屈指の名選手・木兎光太郎(ぼくと こうたろう)に憧れて梟谷学園に入学した。生真面目な性格で、状況判断に優れた“梟谷の頭脳”。木兎から認められるほどに高精度のトス、通称「いつも通りの供給」が持ち味。普段は木兎のツッコミ役や調整役で、自分のことを凡人と思っているが、練習で積み重ねたことを全国の試合で十全に発揮できる異才の選手である。

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宮侑(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

宮侑(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

宮侑(みや あつむ)とは『ハイキュー!!』に登場する、優勝候補筆頭の強豪校「稲荷崎高校」のセッターだ。双子でバレーをしていて、「高校バレー最強ツインズ」と言われる。スパイカーを絶妙に操る高校NO.1セッターとして活躍する。誰よりも真摯で献身的なトスを上げる事を心掛けている。サーブでは高校時代は二刀流で、Vリーグでは三刀流と成長する。そのサーブでチームの流れを作っている。明るく飄々とした性格で喜怒哀楽の表情が豊か。バレーに関しては、毒舌な一面を持ち合わせている。日本代表のセッターとして活躍する。

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角名倫太郎(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

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角名倫太郎(すなりんたろう)とは、古舘春一原作の『ハイキュー!!』に登場する、主人公である日向翔陽率いる烏野高校と春の選抜高校バレーボール大会(以降春高)の3回戦で対戦する兵庫県代表、稲荷崎高校バレー部の部員だ。 稲荷崎高校は梟谷高校の木兎光太郎と同じく全国3大指に最も近いポイントゲッターの尾白アラン、高校No.1セッターの宮侑と、その双子の治の「宮兄弟」率いる今年のインターハイ準優勝チーム。角名はそんな稲荷崎高校でミドルブロッカーを担っている。

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孤爪研磨(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

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孤爪研磨(こづめ けんま)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する音駒高校バレーボール部の2年生。運動選手としてはスタミナがないが鋭い観察眼を持つ切れ者で、通称「音駒の脳」。ゲームが大好きで、バレーボールに関しても相手チームの弱点を探り攻略するための戦略を練る。1つ歳上の黒尾鉄郎(くろお てつろう)とは自宅が隣同士で、彼に勧められて7歳の頃からバレーボールを一緒に練習するようになり、現在ではチームメイトである。主人公の1人である日向翔陽(ひなた しょうよう)とは、練習試合をきっかけに友達になる。

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影山飛雄(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

影山飛雄(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

影山飛雄(かげやま とびお)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のセッターだ。天才的な技術でゲームを支配する”コート上の王様”。試合前に爪を研ぎ指の状態を整えたり、試合後バレーノートをつけるなどバレーに対してストイックだ。正確無比なトスワークを誇る、セッターとして秀でた素質を磨き続け、多彩な攻撃を自由自在に使い分ける。脅迫(しんらい)と自負を手に強靭なスパイカーを伴ってコートを統べる”真の王様”となった。日本代表のセッターとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。

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天童覚(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

天童覚(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

天童覚(てんどう さとり)とは『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、バレーボール強豪校として不動の王者「白鳥沢高校」のミドルブロッカーとして活躍する。直感と読みで跳ぶブロック「ゲスブロック」を得意としているため「ゲスの怪物(ゲスモンスター)」と言われている。ゲスブロックでドッシャとブロックを決めチームに貢献している。ブロックを決め叫ぶ場面がありお茶目な一面がある。そして全国3本の指に入るアタッカー牛島若利と親友として卒業後も交流があり相談に乗りアドバイスをするなどしっかりした一面もある。

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牛島若利(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

牛島若利(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

牛島若利(うしじま わかとし)とは『ハイキュー!!』に登場する、強豪校として不動の王者「白鳥沢学園高校」のスパイカー。大砲級のパワーで大量得点を奪い取る”絶対王者”として活躍する。全国三本の指に入るスパイカーだ。キャプテンとしてチームメイトや監督からの信頼が高い。19歳以下の日本代表にも選出された逸材。真面目な性格で天然なところもある。超バレー馬鹿で、自分に厳しく一切の妥協は許さない。日本代表のエースとして活躍する。

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及川徹(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

及川徹(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

及川徹とは高校バレーを題材にした古舘春一の漫画『ハイキュー!!』のライバル校青葉城西高校の主将。ポジションはセッターで中学時代ベストセッター賞を受賞したほどの実力者。主人公の一人である影山飛雄の中学時代の先輩で、「ブロックとサーブを及川さんを見て覚えた」というほど影響を与えた。一方、自らは影山や同世代の牛島若利といった、いわゆる天才の存在を受け、「自分は凡人である」と自覚し、敗北を乗り越え、努力を続け、卒業後はアルゼンチン代表として、日本のライバルたちに立ち向かった。

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黒尾鉄朗(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒尾鉄朗(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

黒尾鉄朗(くろお てつろう)とは『ハイキュー!!』に登場する、音駒高校の主将でミドルブロッカーだ。主将としての、チームをまとめる力・仲間を育てる能力が高い。プレー中に挑発したり、揺さぶりをかけたりして相手の平常心を奪う心理戦も得意だ。状況に応じて様々なブロックを使い分け、相手スパイカーの攻撃を素早く見極める能力が高い。ブロックだけでなく、レシーブ・スパイク・サーブとどれも優れているオールラウンダーだ。卒業後は選手としてではないが、バレーボールを普及させようと動いている。

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木兎光太郎(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

木兎光太郎(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

木兎光太郎(ぼくとこうたろう)とは『ハイキュー!!』シリーズの登場人物で東京都の梟谷学園高校3年生で主将でありエースである。 真っ直ぐで攻撃的なプレイは敵味方関係なく圧倒し、士気を高める。得意なスパイクコースは超インナークロス。 常にテンションは高いが、意外なところでメンタルがやられ気分の浮き沈みが激しい。 高校卒業後はVリーグDivision1の「MSBYブラックジャッカル」に所属。

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菅原孝支(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

菅原孝支(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

菅原孝支(すがわら こうし)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の3年生で副主将。ポジションはセッター、背番号は2。同じポジションの1年生レギュラー影山飛雄(かげやま とびお)の才能を開花させた偉大な先輩のうちの1人。試合では、篤実なセッターとして他校に知られている。性格がよく、明朗闊達で思いやりがあり、人に対してもバレーボールに対しても真っすぐ。3年生の主将澤村大地(さわむら だいち)には少々悪ノリしやすいと言われる。3年生同士は仲が良く、部活を通して培ってきた友情は厚い。

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星海光来(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

星海光来(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

星海光来(ほしうみ こうらい)とは『ハイキュー!!』に登場する、「鴎台高校」のウィングスパイカーだ。169cmと小柄でありながら、高い技術力をもち空中戦を制していた「小さな巨人」に憧れた世代であり、1番近いと言われている。初登場は漫画24巻の影山も参加したユース合宿である。全ての技術においてトップクラスである。この影山との出会いが、日向を更に成長させるきっかけとなる。高校卒業後、プロリーグである「シュヴァイデンアドラーズ」でアウトサイドヒッターとして活躍。日向との再戦を果たす。

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西谷夕(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

西谷夕(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

西谷夕(にしのや ゆう)は、漫画『ハイキュー!!』の登場人物で烏野バレー部の2年生レギュラー。ポジションはリベロ。「烏野の守護神」と称され、チームメイトからの信頼も厚い。小柄だが身体能力は非常に高く、中学時代にベストリベロ賞を獲得した一流プレイヤーだ。ワイルドで常に前向きな性格で、チームのムードメイカーである。「女子の制服が好みだった」ことが動機となり烏野高校に入学した。マネージャーの清水潔子(しみず きよこ)に憧れている。

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谷地仁花(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

谷地仁花(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

谷地仁花(やち ひとか)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部のマネージャー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)と同じ1年生で、進学クラスに在籍している。インターハイ予選終了後、後任を探していた3年生の清水潔子(しみず きよこ)にスカウトされて入部した。デザイナーの仕事をしている母親と同様デザインの仕事が好きで、烏野高校バレー部が遠征する際の支援寄付用ポスターを制作するなどして、陰ながら部を支える。

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宮治(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

宮治(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

宮治(みや おさむ)とは、古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』に登場する稲荷崎高校の2年生でウィングスパイカー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)の在籍する烏野バレー部が“春の高校バレー”全国大会に出場した時、2回戦の対戦相手として登場する。宮治の在籍する稲荷崎高校は、その大会で優勝候補と目されていた。宮治には双子の弟で「高校生ナンバーワンセッター」と言われる宮侑(みや あつむ)がいる。

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佐久早聖臣(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

佐久早聖臣(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

佐久早聖臣とは『ハイキュー!!』に登場する井闥山学院の2年生エーススパイカー。全国3大エースの中で唯一の2年生で異常な手首の柔らかさを活かした強力な回転がかかるスパイクが武器。性格は潔癖で神経質。また何かをやり始めたら中途半端に出来ず、最後までやり遂げないと気が済まない。 高校2年生のインターハイではチームを全国優勝に導いている。高校卒業後は大学に進学しMVPを受賞している。その後V1チームのMSBYブラックジャッカルに入団しアウトサイドヒッターとして活躍、また日本代表にも選出される。

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日向翔陽(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向翔陽(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

日向翔陽(ひなた しょうよう)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のミドルブロッカーだ。そしてこの物語の主人公だ。ミドルブロッカーとしては低身長だが、常人離れした瞬発力とずば抜けたジャンプ力を合わせ持つ高い身体能力を活かし、相手をかき乱す”最高の囮”として活躍する。向上心が強く努力を怠らない性格で高校卒業後は、単身ブラジルへ渡りビーチバレーで技術を磨く。そして日本代表ではオポジットとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。

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田中龍之介(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

田中龍之介(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

田中龍之介(たなかりゅうのすけ)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校の2年生。パワフルなスパイクで、チームの得点を叩き出す。烏野の元気印として試合のファーストポイントを任されることが多い。ポジションは、ウィングスパイカー。スパイクの技術も安定感もある優秀なスパイカーと周囲から称されている。烏野バレー部の時期エースとして期待される。一見パンチの強いタイプだが、後輩の面倒見が良く、後輩から慕われている。マネージャーの清水潔子(しみずきよこ)に絶賛片思い中。

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山口忠(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

山口忠(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

山口忠(やまぐち ただし)とは『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、「落ちた強豪、飛べない烏」と呼ばれている「烏野高校」のミドルブロッカー。身長が高くクレバーな月島、天才の影山、最強の囮日向と同期であり、レギュラーに入ることもできず、当初は目立たない存在であった。しかし、自分だけの武器を見つけるべくサーブを特訓し、チームで欠かせない選手に成長。変人だらけの烏野1年の中で一番まともな性格をしており、よくツッコミ役に回る。しかし幼馴染の月島のことになると熱くなってしまう一面も持つ。

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ハイキュー!! / Haikyu!!のレビュー・評価・感想

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ハイキュー!! / Haikyu!!
10

場面とともに舞う音楽

『ハイキュー!!』は、試合中のコート内の描写がとにかくリアルです!
権利の関係でこちらでお見せできないのが残念ですが、まるで自分がコートの中でプレイしているかのような、迫力のあるリアルな構図がページをめくるたびにガンガン現れます。強烈なスパイクで撃ち抜かれたように「バレーボールって、かっこいい!」となるはずですよ!
元バレーボール部の私の家族はよく「この景色あるある」なんて言いながら読んでいます!!試合中の選手たちの迫力ある動きも表情も、フォームが最もかっこよく見える角度も構図も、すべて作者がコートの中から見ていた光景だからこそこんなにリアルに感じられるのです。

このリアルさを演出しているのが素晴らしい音楽です!!場面場面に合っている音楽を用いることで、作品自体に臨場感を持たせ、より一層アニメの中の緊張感やドキドキ感を僕たちアニメの視聴者が感じるとることができます!
あと1点落とすと負けてしまう場面を乗り越えて自分の成長を感じられるシーン、恐怖から逃げずに戦うシーンなどを、無音と臨場感ある音楽の緩急で表しているところがとっても魅力的です!
音楽なしでは物足りなくなるほど素晴らしい挿入歌があります!

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

どハマり!スポーツ漫画好きはぜひ!!

実際にはありえない異次元な技があるわけではなく、リアルに描かれているバレーボール漫画です。登場人物1人1人の個性がしっかり描かれていて、名シーンが満載の笑いあり涙ありの青春漫画です。

主役の高校だけでなく、対戦相手やライバル校にもフォーカスをあてているため、どちらが負けても泣けてきます。それぞれがバレーに対する熱い想いを持っていて、読んでいたらこちらも熱い気持ちになって来ます。
主人公が身長が低くバレーボールには不向きにもかかわらず、直向きな努力とチームメイトとの助け合いで成長していくところも感動します。コーチや先生が選手に投げかける言葉は素晴らしいもので、すごく納得する台詞や、勇気をもらえるような名台詞が多い印象です。

バレーボールの基礎的なことや難しい技術のことも描かれているためバレーボールをされている方は勉強になることもあると思います。
また登場する高校のユニホームや大会が行われる体育館が実際にある高校や体育館をモデルとしているため、そういったことを調べながら読むといったことも楽しみのひとつですし、聖地巡りを楽しむファンもいます。作者の地元の岩手県軽米町が聖地巡礼スポットとなっているため、その街を知る方はより一層楽しめると思います。

ハイキュー!! / Haikyu!!
8

各キャラ達の感動エピソードに注目してほしい漫画

『ハイキュー!!』はバレーボールを題材とした高校スポーツ漫画です。主人公「日向翔陽」はバレーボールではかなり不利な低身長というハンデを背負いながら、驚異のジャンプ力を生かして全国の強豪たちと争っていくという物語。
『ハイキュー!!』の醍醐味といえる部分は、キャラクター達の感動エピソードです。1人のキャラにつき1つは感動エピソードがあると言っても過言ではないほど、鳥肌シーンやエピソードが満載です。味方キャラではなく相手キャラのエピソードなども明かされていくので、相手キャラを好きになる人もいるのには納得です。
男子高校生たちの青春をかけた、笑いあり涙ありの熱い戦いは見入ってしまう事間違いありません。そのためバレーボール経験者はもちろん、未経験者も楽しんで読むことができます。特にお勧めしたいのは学生時代に全力でスポーツに取り組んでいた人や、何かに本気で努力している人です。きっと登場人物たちが努力して歯を食いしばってプレーしている姿をみれば、彼らの気持ちがよくわかるでしょう。
そして、高校スポーツで一番感動するであろう「もう1回が無い試合」は読者をハラハラさせ、試合結果には涙することもあるでしょう。きっと学生時代に同じような経験をした人は多いと思います。少しでも気になりましたら、読んでみることをお勧めします。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

「過去1おすすめ」のスポコンアニメ

バレーを題材にしたスポコンアニメ。
身長が低い、一見バレーに不向きな主人公。しかしながらジャンプ力やボールへの反応速度など、一般人とは違った神ががった才能を持ち合わせている。
そんな主人公「日向」のチームメイトには天才セッターの影山をはじめ、ガッツあふれるリベロ、知識を活かしたブロッカー、熱血漢な先輩、色々な才能あふれる選手が揃っている。
最初は才能がないと思われていた選手たちも、徐々に才能を見出され個々の能力を発揮していく。

そんなチームも、昔は「強豪」と言われていたが、今では「弱小チーム」と言われている。才能あふれるメンバーも、バレーに対してはあきらめの気持ちをもっている。そんな環境のなか、日向が入る事で徐々に変化をみせていく。

監督はバレー経験のまったくない教師が就任したが、その後経験のある監督に変り、監督も生徒と共に成長をしていく。そんなメンバーがそろった中で、今までまったく歯が立たなかった強豪チームに挑み、勝利していく。
全国の強豪校と戦う毎に成長していく選手達。挫折、成長を繰り返し、最終的には全国上位まで上り詰める事となる。2024年2月に映画化され、ライバルである音駒高校と戦う。

ハイキュー!! / Haikyu!!
9

最高の舞台で因縁の決戦を!(『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』のレビュー)

2012年から2020年までの約8年間、『週刊少年ジャンプ』で連載されていたバレーボール漫画『ハイキュー!!』。
かつては強豪と呼ばれた宮城県立烏野(からすの)高校をメインにしたこの作品は、様々な学校との闘いを臨場感たっぷりの画力で描き尽くしてきた。さらにたくさんの魅力的なキャラクター達が実際に動くアニメとなった事で、より多くの人の目を楽しませてきたのである。

高校バレー界における甲子園ともいうべき春の高校バレー、通称〈春高〉を目指す代表決定戦から息をのむ展開の試合が続く。念願の舞台に立った烏野高校男子バレーボール部員たちは、各県の代表たちとの試合で大きく成長を遂げながら、いよいよ宿命のライバル・東京都代表の音駒(ねこま)高校との一戦を迎える。それがこの『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』だ。

ネコとカラスという両校の名前から想起されたこの戦いが、互いの監督が学生だった頃に始まった長い歴史の中で、やっと全国の舞台で実現される。
「監督の思いを継いで…」ということ以上に、練習試合や合同合宿などで研鑽を積んできた仲間同士。そしてこの戦いを楽しみにしてきた選手たち自身の躍動が実際の試合時間に合わせた85分で体感できるこの1本は、バレーボールに熱い青春時代を捧げてきた人はもちろん、スポーツに無縁だった人をも魅了してしまう仕掛けが沢山詰め込まれている。
選手目線で捉えるボールの揺らぎや痛みすら感じるようなレシーブの衝撃など、画面を通して自分自身がコートの中にいるような錯覚さえ起こさせ、多くの人の心にかつての青春を思い出させるだろう。

『ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』は、もちろん単体で観ても面白い映画ではある。だがキャラクター達のバックボーンを知り、彼らの歩みを追ってからの方がより大きな感動を得られるため、ぜひアニメ本編からご覧になる事をお勧めしたい。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

すべての選手にドラマがある。環境や才能に挫けない高校男子たちの熱いバレーストーリー!

「ハイキュー!!」は、日向翔陽を主人公に、彼が所属する烏野高校排球部で活躍する作品です。
バレーをするには低すぎる身長の日向は、小学生のときに烏野高校で小さな巨人と言われていた選手に魅了され、中学生でバレーを始めました。
しかし、満足にバレーができず、周りと比較しても圧倒的に実力不足。そんな状況で、中学最後の大会で対戦した強豪校に見せた「勝利に対しての貪欲な欲」「小さくても自分は飛べる」という日向の姿が印象的でした。
その後烏野高校に入学した日向は、仲間と共に全国優勝に向かって歩んでいくことに。

魅力的なシーンや名言シーンが多く、感動もあり自分自身がまた頑張ろうと思わせてくれるアニメです。その1つである、「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」。
このセリフを言ったキャラクターは、日向翔陽と対戦した強豪校である青葉城西の及川徹です。日向と同じチームメイトであり、烏野高校排球部セッターの影山飛雄は及川徹の後輩です。影山には圧倒的才能があり、同じポジションである及川は常に追い込まれていた時期がありました。
人には、様々な才能があり得意分野があります。最初から諦めている人に、何かを成し遂げることは難しいです。ですが、諦めずに毎日やっていけば開花するものもあります。
「センスがある人」は始めからセンスがあるのではなく、常にいいものを吸収しアウトプットをしてきた努力の人だということ。まだ粗削りなセンスは磨くものだということ。
とても前向きなセリフだと感じました。
一つひとつのセリフが非常に深く、自分の可能性を信じて日々頑張っていこうと思わせてくれる漫画です。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

とっくに過ぎ去ってしまった青春時代を懐かしく、そして少しだけ後悔をもって思い返させる作品。あの時この作品に出会っていたら、もっと打ち込める何かを見つけられたのかもしれない。

『ハイキュー!!』はバレーボールを題材にしたスポーツ漫画だ。けれど「スポーツ漫画」とひと言で表すことのできない深みを持っている。
今まさに青春真っただ中にいる学生たちは、自分たちの日常と照らし合わせて夢中になるのだろう。
対して、もうとうに青春時代が過ぎ去ってしまった大人たち(私もそうだ)は、かつて自分も過ごしてきた高校時代のひと時を懐かしく思い返すのではないだろうか。

部活動に懸命に打ち込んだ経験のあるものは、作品の中の彼らと自身を重ね合わせて感情を共有したりするのかもしれない。
けれど、私は少し違う。私は学生時代、とりたてて打ち込めるものと出会えていなかった。なんとなく勉強し、なんとなく卒業して、流されるままに大学へと進学し…。ずいぶんと中途半端だったと思う。
そんな私にとって、『ハイキュー!!』という作品は「自分が過ごすことのできなかった、思い切り何かに打ち込む青春の日々」を追体験させてくれるものだった。
そして同時に、「もし高校時代に戻れたら私も何か打ち込めるものに出会えたかもしれない」「違った人生があったのかもしれない」と思わせられた。

だからこそ思う。
青春の日々は、本当に一瞬に過ぎ去ってしまうものだから、今そのさなかにいる若者達にこそこの作品を読んでほしい。読んで、打ち込める何かに出会ってほしい。
『ハイキュー!!』はあらゆる世代の人間に、青春時代の熱い気持ちを強く伝えてくれる作品だ。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

近年で最高の傑作アニメ

バレーボールというスポーツアニメではありますが、他のスポーツアニメとは一味違います。
バレーボールという競技を通じて、たくさんのメッセージが込められている作品だと思います。
もちろんバレーボールアニメとしても楽しく見られますが、それだけではなく、自分への励ましや人への思いやり、何かに一生懸命になるということ、一生懸命を支えること、夢中になる楽しさ、苦しさ、強くなるには、強いとは、という生きる上での大事な事が伝わってきます。

キャラクターそれぞれのセリフには個性プラスリアリティがあり、一つひとつ丁寧によく考えられていて、説得力があります。
いい意味で無駄がないです。

コミックスも面白いですが、アニメの方がよりおすすめです。
声が入ることで、チームの雰囲気もよりよくわかりますし、個性的なキャラクターがとても魅力的になっています。ハイキューの声優さんは本当にどのキャラクターもピッタリです。
アニメーションの力で、コミックスだけでは伝わらないバレーボールの迫力が本当によくわかります。
さらに音楽が加わることで、物凄く良い仕上がりになっています。
そういうのをひっくるめて感動します。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

身近に感じる物語

『ハイキュー!!』は排球、つまりバレーボールを題材にした漫画です。
高校バレーをメインにしており、話が身近に感じられる点が特に面白いと思います。

主人公の日向翔陽はバレーボールには小柄な162cmという身長ながらバレーボールが大好きです。
小さいが故に敵に舐められることも多く、中学時代ではまともにバレーボールができませんでした。

そんな彼も高校生になり期待に胸を膨らませ烏野高校バレーボール部に入部します。
しかしそこでは相性の合わない部員、影山飛雄と出会ってしまします。
入部早々喧嘩となった2人を部長は体育館から追い出します。

こんなこと普通の部活でもありそうですよね。

追い出された2人はどうすれば練習に加えてもらえるか考え、協力します。
結果的に協力が見えたため、練習に参加させてもらえるようになったのですがそれ以降も問題は多くありました。

ただでさえ背の低い主人公に、背の高い意地悪な同級生や、相手チームが立ち塞がります。
小さいが故にぶつかる壁は理解できてしまう方も多いのではないでしょうか。
それ以外にも、各試合ごと主人公要する烏野高校のみならず、敵チームの涙にも感情移入してしまう、そんな熱い漫画でもあります。
また、各試合ごとに主人公以外にも、チームメイトの成長が見られるのも面白いです。
あらゆる人の背景に刺さる漫画となっています。

ハイキュー!! / Haikyu!!
9

全ての人の心に届く熱き青春!!

スポーツ経験のある人や、何かに熱中したことのある人は特に共感できる物語だ。友情や1つの事に打ち込む大切さを教える役割として、小学生にも是非ともお勧めしたい漫画だ。

この物語は少年達が自身のプライドや信念を胸にひたむきにバレーボールと向き合う物語である。
バレーボールはご存じの通り団体競技だ。1つのボールをただひたすら床に落とさず、全員で繋いでいくスポーツ。そんなスポーツに魅せられた登場人物達は、初めはそれぞれが個性的で単独的な行動を取っているように見えるが、読み進めるごとにいい具合に調和し合っていく。

何といっても試合の描写が魅力的だ。技やプレースタイルは「さすが漫画ならでは」といった感じで、尋常じゃないスピードや反射神経をもった登場人物が多いが、そのプレースタイルに大きな違和感もなくすんなりと物語に入り込んでしまえるのもこの漫画の魅力ではないだろうか。
スポーツ漫画にはつきものの敗けるシーンもリアルに表現されている。試合敗戦後の悔しさや切なさなどの繊細かつ複雑な心境も、チーム全員で食事を無言で食べる食事風景で見事に表現されており、まるで読者も同じ空間にいるような感覚になる。多くの人が昔経験したであろう、あのやるせない気持ちを思い出させるのだ。

スポーツ経験のある人もない人も、苦くもあり爽やかな経験を思い出し、熱い思いをもう1度心に呼び覚ませる。子供達にもそんな熱い思いを漫画を通して伝えることが出来る。そんな作品だ。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

みんな見るべき

『ハイキュー!!』はバレーボールを意味する熟語の「排球」に由来している。

主人公の日向翔陽は「小さな巨人」と呼ばれ、躍動する地元・宮城県立烏野高校のエースに心奪われてバレーボールを始める。中学時代バレーボール部がなかったため自分で立ち上げたが、部員が入らずママさんバレーや女子バレーボール部と練習をしていた。
中学三年生になり入部した一年生と助っ人でやっとのことでチームを組み大会に出場するが、一回戦でのちの相棒となる影山飛雄が所属する北川第一と当たってしまい敗退した。
その一方で、影山は天才的なトスを持っているものの勝ちに対する貪欲さがゆえに無茶なトスを上げ続け、しまいには彼がトスを上げた先には誰もいなかった。そんな彼に当時のチームメイトがつけたあだ名は「コート上の王様」。
そんな二人が烏の高校に入部し、最初はもめてばかりいた彼らが、それぞれの才能を生かした“トスを見ない「変人速攻」”と
呼ばれるクイック攻撃を編み出した。

独りでは見ることのできない「頂の景色」を見るため、個性豊かな烏野高校の仲間たちと共に、全国大会を目指すこととなった物語である。また最初はばらばらだった烏野高校排球部が、紆余曲折を経て心を合わせて同じ目標に向かって駆け抜けていく姿に胸を打たれるだろう。見たことがない人にはぜひ読んでいただきたい作品である。

ハイキュー!! / Haikyu!!
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敗者たちにスポットを当てた全員が主人公

昔強豪だったバレーボール部が、再び春高のコートに立つべく奮闘していく青春スポ根漫画。変人コンビの出会いや様々な強豪校との戦い、全ての試合が名場面です。

私が好きな試合はやっぱり白鳥沢戦。最強ウシワカに立ち向かい勝利する烏野高校はもう本当に感動しました。
試合が終わった後の日向の「牛島さん、かっこよかったな」と、勝ったにも関わらず満足していなそうで、既に次の課題に向かって考えているシーンが印象的です。

あと面白い所と言えば最終章のVリーグ編。何から話が始まるかと思えばデリバリーの仕事をしている翔陽の姿。もっと強くなるためブラジルにビーチバレーを学びに来ていました。どこまでも強くなるために貪欲で前を見ている翔陽は、いつでもキラキラしてます。

そしてVリーグ編の見どころは今まで出てきたキャラ全員の進路。
白鳥沢学園で仲良しだった天童と牛島。烏野との試合後のストレッチの時、「若利くんはプロ行っても仲良くしてね。『情熱大陸』とか出たら友達枠で出るよ」なんて話してた過去。テレビを見てみたら、ショコラティエ・天童覚の友達枠で出てきた若利くんは笑いました(笑)。

そしてやっぱりバレーボールの日本代表にも、あの時烏野と戦った強豪校のメンバーたち。日本に戻ってきて代表に招集された翔陽の対戦相手は、海外で活躍していた影山という、再会がコート上という展開がアツすぎました。
いつまでもライバルで切磋琢磨し合う変人コンビをはじめ、試合に負けた他の高校たちの悔しさ努力などがとてもリアルで感動する作品です。

「今日の敗者よ、明日は何者になる?」というテーマの通り、敗者にもスポットを当てた、バレーに捧げた青春時代が本当にキラキラ見えます。
バレー経験者はもちろん面白いですし、やったことない人でもルールなど分かりやすく書いてあるのでハマると思います。
私もバレーなんてやったこともないですが、『ハイキュー!!』を読んでルール覚えました(笑)。学生だけじゃなく大人も何かを始めようとしている人、何かに打ち込んでいる人全てに刺さる作品です。

ハイキュー!! / Haikyu!!
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『ハイキュー!!』:心躍るバレーボールと成長の物語

『ハイキュー!!』は古舘春一によるバレーボールをテーマにした熱いスポーツ漫画です。この作品は小柄ながらも飛ぶようなジャンプ力を持つ主人公・日向翔陽と、天才的な才能を持つライバル兼チームメイト・影山飛雄を中心に、高校バレーボールチームの挑戦と成長を描いています。

まず注目すべきは、リアルで緻密に描かれるバレーボールの試合シーンです。プレイの緊張感、選手たちの動き、戦術の駆け引きが非常にリアルに描かれており、まるで実際の試合を見ているような臨場感を読者に与えます。

次に、キャラクターの個性と成長が魅力的です。日向や影山をはじめ、カラスノ高校のメンバーそれぞれに個性的なバックストーリーと成長の軌跡があり、彼らの挑戦と成長に感情移入しやすいです。またライバルチームの選手たちも魅力的に描かれ、彼らとの対戦は毎回ドラマチックです。

さらに『ハイキュー!!』は、チームワークと友情の大切さを強調しています。個々のプレイヤーの才能も大切ですが、それを超えるチームとしての絆や協力が強調されており、心温まるメッセージが込められています。
またこの漫画はバレーボールの技術的な側面だけでなく、精神的な側面もしっかりと描写しています。プレッシャー、モチベーション、チーム内の競争など、アスリートが直面する心理的な挑戦がリアルに描かれています。
最後に古舘春一のアートワークはダイナミックで、選手たちの動きや感情を鮮やかに表現しています。特に、試合中の緊迫感や勢いあるアクションシーンは、目を引く描写となっています。

総じて『ハイキュー!!』は熱い試合シーン、個性豊かなキャラクター、心に響くテーマ、そして鮮やかなアートワークが融合した、スポーツ漫画の傑作と言えるでしょう。バレーボールファンでなくても楽しめる内容で、幅広い読者におすすめです。

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青春

『ハイキュー!!』は、バレーボールを通じて描かれる青春の物語で、その魅力は多岐にわたります。特に目を引くのは、主人公の日向翔陽が「最強のおとり」としての役割を担いながら、ライバルたちとの切磋琢磨の中で成長していく様子です。

この作品の注目点は、青春の輝きと挫折の痛みが共存するという点。日向や彼のチームメイトたちは、数々の強敵との試合を経て、自分たちの限界を超える努力を重ねていきます。彼らのライバルたちもまた、一人ひとりが個性的で魅力的なキャラクターとして描かれており、彼らとの試合は常に緊張感に満ちています。

「最強のおとり」としての日向の役割は、単なるアタッカーとしての彼の能力を超えるほど、重要なもの。彼の存在がチーム全体を引き立て、試合を有利に進めるキーマンになるのです。

また、主人公たちは挫折と向き合い、それを乗り越えていく過程も目が離せません。この挫折を経験することで、彼らはより強く、より深い絆で結ばれるようになります。それは、ただのスポーツ漫画以上の深いメッセージを持っているのです。

総じて、『ハイキュー!!』は、挫折と成長、ライバルとの競争を通じて青春の輝きを描いた作品です。登場人物たちの情熱、友情、努力が読者に強い感動を与え、スポーツの魅力を存分に伝えています。バレーボールというスポーツの楽しさだけでなく、青春の素晴らしさも感じられる作品になっています。

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バレーボール漫画「ハイキュー!!」は春がよみがえる作品

「ハイキュー!!」は、2012年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていたバレーボールを題材にした漫画。身長が低いけど圧倒的なジャンプ力を持つ日向翔陽と、独善的だけどバレーのセンスがある影山飛雄の2人が、同じチームで人間的にも技術的にも成長していく物語です。この作品の魅力は、何といってもキャラクター同士のやり取りがめちゃくちゃアツいこと!独善的な態度でかつてのチームメイトたちから突き放されてしまった影山が、日向を始めとする新たな仲間たちと信頼関係を築いていく様子にすごくグッとくるんです。また、「どうせいつか負けるんだから」と冷めた態度でバレーをしている月島というキャラクターが、幼なじみの言葉をきっかけにどんどんバレーにのめり込み、本気のプレーをするようになっていく過程もめちゃくちゃアツいです!
登場人物が多いので、感情移入できるキャラクターが必ずいるところも魅力の1つ。さらに試合では「負けたチーム」にもスポットライトが当てられるので、涙なしでは見られないシーンもたくさん出てきます。スポーツ経験のある人は共感できるシーンが必ずあると思いますし、そうじゃない人も学生時代を思い出してエモくなること間違いなしの作品ですよ。

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ハイキュー!!

まず一言いいですか?絶対見てください!
後悔はしないので!
バレーのアニメで一番好きです!
主人公の日向翔陽ももちろんカッコいいんですけど相棒の影山やら、同年代の月島蛍もバチくそかっこいいです!
2年の先輩もかっこいいですし3年も、もちろんかっこいいですよ!
みんなが主人公並にかっこいいので是非見て欲しいですね!
特にあんまり目立たないけど三年のキャプテンの澤村さんは縁の下の力持ちでもあり、チーム全体の心のよりどころでもあるのでチームに必要不可欠です!
もちろん主人公である日向もくそかっこいいですよ。
中学まで全くの無名の選手だったんですけど、高校ではU-18にも選ばれたセッターの影山のお陰で、変人速攻を使うコンビとしてめちゃくちゃ有名になります!
最初こそ日向も影山に、ボールを打たしてもらっていたんですけど、徐々にレシーブとかスパイクとかも自分で打つ場所を狙ったり空中戦をものにするために日々努力していき、高校一年生が終わるころには色々やれる事が増えていき周りにもいい影響を与えていきます!
漫画とかアニメには2年とか3年の細かい描写は描かれていませんが、卒業した後の描写は描かれており、ブラジルに単身でビーチバレーを学び日本代表にも選ばれるほどの選手になります。

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追う理由はただ1つ…まだボールが落ちていないから

主人公「日向翔陽」は中学3年にして念願のバレーボール公式戦の出場を果たす。だが初戦は強豪校の中でも、他校にまで名を轟かす天才セッター「影山飛雄」がいるチームだった。助っ人を集めて何とか出場規定を満たした日向のチームは、全国大会出場経験のある影山のチームに手も足も出ず、見る者は負けを確信していた。圧倒的な点差の中、明らかに間に合わないであろうボールを日向は懸命に追う。その姿に後輩はどうしてそこまでするのか疑問を投げるが、日向の答えは単純だった。「まだ負けてないよ?」その言葉に影山は思わず気圧される。どれだけリードしていても、既定の点を取らなければ勝利ではない。チームメイトが既に勝利を確信しているが、影山はただ1人気を引き締めていた。その矢先、セッターのトスミスで反対側に飛んだボールを、日向は抜群の運動神経で間に合う。奇しくもボールはアウトとなり敗北を喫してしまう。影山は日向の圧倒的な潜在能力を認めるが、それでも勝利し最後までコートに残るのは自分だと豪語する。
以来ネットを挟むことなく時は流れ、日向はバレーを始めるきっかけとなった「小さな巨人」の異名を持つ選手が所属した「烏野高校」へと入学する。入部は当然バレー部。勢いよく体育館に向かった先で出会ったのは、自身に敗北を与えた「影山飛雄」だった。コートを挟み争った2人は、高校で同じネット側に立ち、全国大会を目指すべくコンビとなる。

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青春のハイキュー!!

高校男子バレーを題材にした「ハイキュー!!」。
率直な感想は「見れば見るほどハマる」。
友人に勧められ正直気乗りしませんでしたが、時間があったので見てみることに。

第一話は主人公、中学生の日向と影山の出会いから始まります。
試合で対決した日向は影山を倒したいという思いを胸に烏野高校へ入学します。が!!何とそこにはライバルの影山が!!
最初は受け入れられずに対立する日向と影山ですが、先輩や先生に支えられ成長していく姿や前向きに取り組む姿勢にどんどん魅了され、あっという間に全て見終わりました。

そして何度か繰り返し見る度に、日向だけではなく、他の登場人物の視点でも、ハイキュー!!を楽しむことができます。
個人的に感じることは登場する全ての高校の3年生が素晴らしいです。
主将はもちろんですが、他の3年生も素晴らしく、1年生や2年生に指導する姿、最後の試合になるかもしれない、負けられない、勝ちたいと心から頑張る姿に、涙が止まりませんでした。
烏野高校での視点、音駒高校での視点、梟谷高校での視点。
それぞれに思いがあり、何度でも繰り返して見たくなる作品です。

友人から勧められてみたアニメにここまでハマるとは思いませんでした。笑
初めてアニメの登場人物のステッカーを購入しました。笑

皆様も是非一度、見ていただきたいです。

ハイキュー!! / Haikyu!!
9

共感する人続出!強い精神力に感動するアニメ

中学生の日向翔陽は、通りかかったお店のテレビで烏野高校のバレー部、小さな巨人に憧れを持ちます。それから烏野高校に入学した日向は、バレー部に入部します。そこで出会う仲間たちと切磋琢磨し合って、試合に勝つために練習や合宿に参加していきます。仲間割れすることもありましたが、春高バレーの切符を取るため、全員が全力でバレーに向き合います。そして、強豪校に勝ち、春高バレーへの切符を掴み取ります。

日向の真っすぐな心が試合にも出ていて、仲間の大切さや諦めない精神など見ていて学ぶことが多いです。日向以外の登場人物も、ひとりひとりストーリーがあります。苦しい時期を乗り越えて、部員の仲間と接していくうちに本人の気持ちが変わっていきます。例えば影山は中学生の頃に勝ちにこだわり過ぎて、仲間の気持ちを無視してしまい、影山から離れていってします。しかし、烏野高校の仲間はそんな影山を見捨てずに、仲間として心を変えていきます。私は中学生までバスケ部でスポーツしていたのですが、このアニメを見てずっとスポーツしていればよかったなど、後悔するほどこのアニメはスポーツの面白さをひき出してきます。スポーツをしていない方でも楽しめるアニメになっています。みなさんの中にも、このアニメを見て心を揺さぶられる方もいらっしゃるかもしれませんね!

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10

もう一度、青春を味わえる。

ジャンプで連載されていたスポーツ青春漫画。
アニメ化もされ大変人気な作品だ。
魅力的なキャラクターと、臨場感のあるストーリーでまるで一緒に部活をしているような感覚になる。
あらすじをざっというと、宮城県のとある街に住む主人公の日向翔陽。宮城県にある烏野高校が、バレーボールで全国大会に出た試合を見て、小さいが、跳躍力と技術でエースと呼ばれた「小さな巨人」に憧れ、バレーボールを始める。
しかしやる気はあっても下手くそで、中学校では人手不足で部活自体がなく思ったような部活動ができなかった。
中学校最初で最後の試合は、なんとか集まった寄せ集めチームで挑んだ。当たったのは、強豪の北川第一中学校。そこには、影山飛雄というコート上の王様と呼ばれる天才セッターがいた。
天才で貪欲がゆえに、周りとは上手くコミュニケーションを取らずにいた影山。早さにこだわりすぎてスパイカーとの連携ができず、孤独なセッターだった。

試合では、運動能力・反射神経・跳躍力がある日向がなんとかくらいついていく。それでも強豪相手に寄せ集めチームは勝てるはずもなく惨敗する。
日向は絶対に上手くなって、あのコート上の王様に倒してやると決意した。
卒業までの間、ママさんバレーや女子のバレーボールチームに混ざって練習をし、卒業後いざ烏野高校へいくと、あのコート上の王様影山がいた…と始まり、ここからハイキュー!!の面白さはどんどん加速していく。

日向の反射・バネ・スピードを上手く使いこなす天才セッター影山。
二人のコンビネーションを駆使して全国大会出場を目標に掲げて奮闘するストーリーなのだが、これがもう面白すぎて一緒に動いているような感覚になる。

まず、舞台設定がリアルなので物語の中に入っていきやすい。
宮城県の田舎にあるごく普通の高校で、自分もそこの1人だと錯覚してしまう。

また、日向と影山の2人だけではなく、さまざまなキャラクターに焦点を当てたストーリーもあり1人1人に感情移入する。
1年生にレギュラーを取られた3年生、バレーボールをするのが怖くなったキャラクター。共感できる人も多いと思う。

月島蛍という、烏野高校で最高身長で冷静で少し捻くれている生徒。
最初は「たかが部活」と思っていたバレーボールにハマる瞬間がある。あそこは何度見ても感極まって涙が出そうになる。
1人1人が、徐々にチームとしてまとまっていくのも見どころだ。

烏野高校が、大会で勝ち上がっていき色んな壁を乗り越える姿を見ていると応援したくなる。
実際に試合に勝つと、一緒に涙をながしてしまう。

そんな、青春を共に感じられる素晴らしいスポーツ青春漫画。

もう一度青春を味わいたい方、仲間と切磋琢磨するストーリーが好きな方、スポーツが好きな方、ハラハラドキドキ臨場感を味わいたい方におすすめ。
ぜひ一度でいいので漫画やアニメを見てほしい。

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ただのスポーツ漫画じゃない!前向きに生きようと思えるようになる漫画・ハイキュー!!

ハイキュー!!はスポーツ漫画でありながら、物語だけでなくセリフでも読者を勇気づけてくれます。物語でいうと、漫画17巻の青葉城西と戦うシーンで山口がサーブを決めるシーンです。インターハイ予選の青葉城西戦で、山口はジャンプサーブに挑戦するも失敗してしまいました。しかし春高予選の青葉城西戦では、山口は何度もジャンプサーブを決め、チームに貢献しました。インターハイ予選から春高予選までの間に、山口がジャンプサーブを練習している姿も描かれていたこともあり、ジャンプサーブで得点を稼いだ時にもとても嬉しい気持ちになりました。ハイキュー!!では、主人公だけでなくチームメイトも挑戦し続けており、自分も何かに挑戦したいと感じることが多いです。

またセリフでも前向きになる言葉が多いです。42巻では、「挑むものだけに勝敗という導きとその膨大な経験値を得る権利がある。今日 敗者の君たちよ 明日は何者になる?」というセリフがあります。このセリフは、バレーボール協会で働く男性が、全国大会で負けていく選手を見て心の中でいう言葉です。日本では「出る杭は打たれる」という言葉もあり、「失敗を恐れて挑戦しない」という選択をする人も多いと思います。そんな中、「失敗は恥ずかしいことではなく、挑戦したからこその結果であり、挑戦したという経験値を得られる」という言葉に勇気づけられる読者も多いのではないでしょうか。中高生だけでなく、社会人や子育てをしている人にもおすすめしたい漫画です。

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話が進むほど面白い!The・王道スポーツマンガ!

小柄な少年、日向翔陽は偶然見かけたバレーボールのテレビ実況で、「小さな巨人」と呼ばれる選手に強い憧れを抱く。中学最後の大会、日向は初戦で優勝候補と対決することになり、結果は惨敗。相手チームのプレイヤーである影山飛雄、通称「コート上の王様」を倒すと心に決めた日向は、「宮城県立烏野高校」に進学。するとそこには影山の姿があるのだった。

個性豊かな仲間たちと全国大会を目指し、ライバルたちと熱い闘いを繰り広げる、王道スポーツマンガ。
たくさんのスポーツマンガが存在する中、「ハイキュー!!」の圧倒的な人気の秘訣は、「キャラクターの個性」と「主人公たちがドンドン強くなっていく王道展開」だ。キャラクター1人1人が細かく心理描写されており、彼らはまるで本当に生きているかのようだ。
カタルシスを巧みに利用して、読者に満足感を与える作者の腕は確かなもので、読んだ後に没入感や達成感が感じられるのだ。

原作は完結しているが、その人気は底知れない。「好きなスポーツマンガ、アニメと言えば?」で「ハイキュー!!」と答える人は少なくないだろう。それほどまでに完成された世界観を持つ作品である。

ハイキュー!! / Haikyu!!
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勝ちも負けもひっくるめて“成長”に繋がるスポーツアニメ

和名では配球、またの名をバレーボール。このスポーツを通して主人公は勿論、チームメイトや相手チームの成長を描いた作品です。

この作品の1番の特徴は、敗者にもフォーカスを当てていること。普通、負けたチームの相手の感情や背景は描かれないことが多いのですが、この作品は“勝負”の色を出す為、負けた側の感情や背景を描いており視聴者がより感情移入しやすいと思います。

そして何より、主人公負けっぷりを描く事で彼の感情や努力が活きてきます。ですが、この負けを描くというのは、私の日常にも当てはまります。勿論学生の頃には部活に重ね、大人になっても世の中の渦に負けそうになる私達を奮い立たせる作品だと思います。

負けていても、苦しくても、悔しくても、少しずつ毎日の中で成長する彼らの姿は視聴者のチャレンジする勇気を後押ししてくれるはずです。

彼等を自分と重ね、大人になってから気づく『青春』のあの頃に戻ることが出来ます。なんでも出来たあの頃、全てに全力だったあの頃、そんなキラキラとしたあの貴重な時間に戻れるのがこの作品の魅力です。

新しい事を始めるのに躊躇している人、挫けそうな人、負け続けてしんどい人は、是非1度ご覧下さい!

ハイキュー!! / Haikyu!!
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バレー熱に火をつけた「ハイキュー!!」の魅力

高校バレーボールを題材にした少年マンガ。主人公は、天才セッターと呼ばれた「影山」と、低身長ながら高い運動神経の持ち主のバレー素人の「日向」。
2人の出会いは中学3年、日向にとって最初で最後の公式戦で、影山率いる北川第一中と対戦し惨敗してしまう。
試合後、影山に目指したバレーを否定されたことから、日向は影山へのリベンジを誓い、憧れの「小さな巨人」と同じ高校・烏野高校へ進学するが、そこで影山と再会しチームメイトとなる。
最初は反発してしまう2人がお互いを高め合い、主人公2人を中心にチームメイトさらにライバル校の選手が、変化し進化していく。
辿り着いた全国大会の試合。特に「ゴミ捨て場の決戦」はファンの間でも印象に残る試合となっている。
高校卒業後、プロ選手となり初めて2人が対戦するリーグ戦は、かつてのチームメイトが集まり、2人の対戦を見守る。
春高バレーで対戦したライバル達はチームメイトとなり、一歩も引かないハイレベルな試合展開に、コートの2人も楽しさを隠せないでいた。
このリーグ戦の戦いは、マンガを飛び出し、「ハイキュー!! × V.LEAGUE SPECIAL MATCH」として行われ注目を集めた。
さらにマンガの最終回では、日本代表として東京オリンピック予選を戦う2人。
マンガの完結も2020年7月となり、実際の東京オリンピックとリンクさせて、幕を閉じるところもファンを喜ばせた作品である。

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