目次

  1. あらすじ
  2. つまらないとかクソCGとか、そんな感想はもはや口にできないほどの突き抜けた出来
  3. ドラクエにでも出てきそうな出で立ちの狼鯨
  4. まとめ

あらすじ

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アメリカ軍が生んだサメとタコの合体生物兵器シャークトパスは驚異の進化を遂げ、海から陸へと飛び出して人間界をパニックに陥れた。そんな中、マッドサイエンティストの手により、クジラ科の中で最も凶暴な生物シャチとオオカミの遺伝子を人間に組み込んだ驚異の合体生物「ホエールウルフ」が誕生。シャークトパスを撃退するべく放たれるが……。

出典: EIGA.COM

つまらないとかクソCGとか、そんな感想はもはや口にできないほどの突き抜けた出来

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くだらなさもここまで来ると逆に笑えてきます。B級映画はつまらなくてなんぼ。つまらなければつまらないほど、映画としての評価が高まっていくような気がします。A級を志向したB級映画よりも、B級をとことんまで突き止めようとするB級映画の方が100倍面白いし、魅力的。たとえCGのレベルがお粗末でも、怪物が暴れているのに建造物が全く壊れる様子がなく、挙げ句の果てに怪物が自動ドアを律儀にくぐっていたとしても、そんなことは関係ありません。なぜなら、これはB級映画だから。

つまらないということはもはや織り込み済みです。視聴する前からそんなことは分かっています。でも観てしまう。それが魅力なんです。小説にはB級なんてありません。そんなものをあえて書こうものなら、批判されて貶されて、ボコボコにされてしまうでしょう。でもそれが映画では許されてしまう。つまらなさこそが美徳。こんな逆説的な魅力が通用する不思議。面白いと思った瞬間、そのB級映画はもはや観る価値がなくなるのかもしれません。

ドラクエにでも出てきそうな出で立ちの狼鯨

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狼鯨、むちゃくちゃカッコ良いです。RPGの最初のボスとして出てきそうな感じがします。特にドラクエとかの。というか、どこかのゲームからパクッてきたんじゃないかと思ってしまう程の既視感。狼でも、鯨でもなく、個人的にはワイバーンと呼びたくなります。どこらへんに狼や鯨が混じっているのかいまいち分かりませんが、そんなことは気にしません。B級映画ですから。

シャークトパスの造形はそのまま。サメの下半身がタコの足になっています。その足をクネクネ動かしながら、あろうことか地上にまで進出してきて、人間を襲っては食い、襲っては食いして、最終的に狼鯨と激闘を繰り広げ、そして人類の化学兵器によって撃退されます。人間が勝つのはもはや様式美。主人公はヒロインとイチャイチャしていて、何かしているようでいて何もしていない。この中身の薄っぺらさ、たまりません。

まとめ

サブ要素としてなぜかオカルトが出てきます。いくらなんでもごちゃ混ぜにし過ぎだろうと思いましたが、そのカオスさがまた意味不明で面白かったです。徹頭徹尾、くだらない作品。真面目に映画を観たいという方には絶対にオススメできません。本当につまらないので。つまらないが褒め言葉に変わるとんでもなく珍しい映画です。ぜひとも観て頂いて、あまりのくだらなさに、人生これくらいお気楽の方が良いよなとか思ってもらえれば幸いです。