目次

  1. 『江の島プリズム』あらすじ
  2. アニメ『時をかける少女』あらすじ
  3. 共通点その1・特殊なタイムスリップもの
  4. 共通点その2・ファンタジックなのに現実的
  5. 共通点その3・「学校」という空間
  6. 共通点その4・「夏」の要素
  7. 共通点その5・女一人に男二人
  8. まとめ

『江の島プリズム』あらすじ

幼馴染の朔の三回忌。修太は「そのまま」になっている彼の部屋で『君もタイムトラベラー』という本を手に取る。中には腕時計が入っており、「使用法」が書かれていた。「この腕時計をはめていきたい時間を思い浮かべながら目をつぶるとタイムトラベルができる」半信半疑ながら江ノ電に乗り試すと、朔が生きていた時代へ戻っていた。もう一人の幼馴染、ミチルをはじめ、皆その時代を生きており、「久しぶり」と言うと「昨日会ったじゃん」と返される。

出典: JA.WIKIPEDIA.ORG

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ミチルはイギリスへ留学することが決まって、「ある想い」を抱えたまま渡英することに。朔のことが好きなんだと思い込んでいた修太は駅まで彼を走らせーそして結果死に至らしめたことを後悔。タイムスリップ能力を得たことで彼を救おうとするのですが・・・?

アニメ『時をかける少女』あらすじ

女子高生真琴は医学部志望の功介、春に転校してきた千昭と友人というより遊び仲間として付き合っていた。理科準備室で不審な人物を見かけ、後を追った際不思議な空間に迷い込んだような体験をする。誰にも信じてもらえなかったが、坂道で自転車のブレーキが故障し、電車の通る踏切に突っ込みそうになった瞬間、少し前の時間に戻っていた。以降、「タイムリープ」と名付けたその「時間操作能力」を「有効」に使い、生活をエンジョイしていたのだが・・・?

出典: JA.WIKIPEDIA.ORG

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「タイムリープ」は助走してジャンプしないと駄目なようです、少なくとも真琴の場合は。

原作小説の十数年後の設定で、真琴は原作の主人公の姪という設定です。

共通点その1・特殊なタイムスリップもの

言うまでもないことですね。使われるのはタイムマシンなどではなく、ある特殊な道具。しかもタイムスリップに関して色々と制約や条件が存在している点も同じです。修太は「タイムプリズナー」を名乗る少女から言われます。「過去を変えたら、皆あなたを忘れてしまう」と。そして真琴は主に私利私欲でタイムリープを繰り返したことで、ある重大な事実を知るのでした。

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共通点その2・ファンタジックなのに現実的

過去を変えてはいけない、というのはSFものの常套句です。ただ、どちらも何だかファンタジックなんですよね。『時をかける少女』の場合、タイムリープに使われる道具は科学的なものだったんですが、それでも何かファンタジー的。それでいて現実離れしすぎていない、地に足がついた感覚がある。友人の命を救う、生活をエンジョイ(カラオケで何時間も歌う、好物の夕食が出た日に戻るなど)する、という目的の違いこそあれど、使い方がリアルな感じがします。

共通点その3・「学校」という空間

真琴がタイムリープできる道具を入手するなど、キーとなる舞台として学校が設定されているのも何だか象徴的です。学校とはその名の通り、「学ぶ場所」。いわば成長の象徴ともいえます。多かれ少なかれある意味で万能感を持っていた小学校とは違い、分別のついてきた高校生。時には恋愛感情が絡むこともあります。進路という決断を迫られる時期でもあります。

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右の子がタイムプリズナー。

その「決断」を、真琴も修太も迫られるのでした。「学校」で選択肢を与えられて。

共通点その4・「夏」の要素

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この日差しが「夏」・・・。

『江の島プリズム』の舞台設定は冬ですが、何故だか「夏」を感じます。公開されたのが8月だからか、それとも花火をあげるシーンがあるからか。そして、夏服着用の『時をかける少女』。彼らは高校生。人生で例えれば、まさに夏真っ盛りといったところかもしれません。太陽ぎらつき、熱気あふれる夏が、青春の弾けそうな若さをイメージさせるからでしょうか。花火は「タイムプリズナー」になった少女(図書館から出られない)に見せてあげたい、思い出を作りたいという以外にある意味で押さえた気持ちを吐き出す代償行為にも思えました。

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弾けろ青春!

共通点その5・女一人に男二人

「絶対どっちかとくっつくだろ」と思わせつつ、恋愛感情は飽くまで添え物でしかないんじゃないか、という印象も与えます。深みと切なさを絡めるためのスパイスとしての女一、男二の構図かもしれません。まあ、女が二人、だったらドロドロしそうですが。

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