不倫ブーム到来!?最新版、不機嫌な果実に迫る

林真理子さんの小説、「不機嫌な果実」が2016年に新たにドラマ化。これまでドラマや映画で映像化され、原作も多くのファンを持つ本作ですが、これまでどのような役者さんが演じてきたのか、あらすじについてもおさらいしましょう!

不機嫌な果実

1995年から1996年にかけて週刊文集に連載された林真理子さんの小説「不機嫌な果実」。連載当時から大きな反響を呼び、不倫を題材にした小説の中の最高傑作とも言われています。1997年にドラマ化・映画化を経て、2016年新たにドラマ化が決定されました。

1997年版ドラマ「不機嫌な果実」

1997年のドラマ放送で主役となる水越麻也子を演じたのは石田ゆりこさん。夫と姑に不満を抱き、毎日の生活に息苦しさと絶望を覚えている彼女が、ひょんなことから大学時代の恋人に再会し、誘惑に誘われるまま不倫の道を歩むこととなります。

水越麻也子が恋をする若手音楽評論家、工藤通彦を演じだのは岡本健一さん。当時その甘く、ミステリアスな雰囲気が適役だと評判でした。才能と若さと情熱に溢れた彼と、麻也子は激しい恋に落ちていきます。

1997年映画版「不機嫌な果実」

1997年に公開された映画「不機嫌な果実」で主演を務めたのは南果歩さん。南果歩さんの大胆で体当たり的な演技が大きく話題となりました。ドラマ版よりもリアリティに溢れ、小説の世界観を忠実に再現したと言われています。夫への冷めきった表情、無邪気に不倫の恋を楽しむ様子など、南果歩さんの演技力の高さを目の当たりにできる作品です。小説が苦手な人は、この映画版と現代版「不機嫌な果実」を比べてみるのがお勧めです。

2016年ドラマ版「不機嫌な果実」

2016年の「不機嫌な果実」で水越麻也子を演じるのは女優の栗山千明さん。内容も少々現代風にアレンジされ、より現代の人々の共感を呼ぶ内容に仕上がっています。

水越麻也子と激しい恋に落ちる工藤通彦を演じるのは市原隼人さん。今まで演じてきた役柄とは違ったセクシーで魅力溢れる年下男をどのように演じるのかが非常に注目されています。

水越麻也子が不倫を始めるきっかけとなる大学時代の恋人、野村健吾を演じるのは成宮寛貴さん。この野村健吾も物語の大きなキーパーソンとなっています。1997年のドラマでは内藤剛志さんが大人の力強い男の魅力一杯に演じていた役柄です。2016年では、当時の男らしさとはまた違う、大人の男の魅力を成宮寛貴さんが演じてくれることでしょう!

さらに水越麻也子の夫にはSMAPの稲垣吾郎さんが抜擢され、よりマザコン度が上がった潔癖症の夫を演じられています。セックスレスなどという言葉をセリフで使用するなど、より不倫事情が現代風にアレンジされ、リアリティを高めています。物語がどのように展開していくのか、期待が高まる脚本・演出です。

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