目次

  1. あらすじ
  2. 一定水準のレベルに達してはいるもののちょっと物足りない出来
  3. アクションシーンはほとんどなし
  4. ラストでアメリカ賛美な映画っぽくなりました
  5. まとめ

あらすじ

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ロンドンのアメリカ大使館に着任したケイト(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、テロリストのアメリカへの入国を事前に食い止める任務を受ける。ある日、彼女は不審な人物の入国を察知するが、そのことが原因でテロリストの時計屋(ピアース・ブロスナン)に狙われる。その後、ケイトは爆弾テロの巻き添えを食った上に、テロの実行犯に仕立て上げられ……。

出典: MOVIES.YAHOO.CO.JP

一定水準のレベルに達してはいるもののちょっと物足りない出来

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期待値が高かったということもあるのでしょうが、観終わった後に抱いたのは「平凡だなあ」という毒にも薬にもならないような感想でした。題材は良いし、俳優もなかなかに豪華な顔ぶれ。ストーリー自体も観たところ破綻はなく、随所にハラハラする場面が盛り込まれています。しかし何かが物足りない。おそらくその正体は驚きでしょう。良い意味での驚きが全く足りないのです。

今作のような無実の人間が罪人にされてしまうという設定は至る所に転がっています。というのも、この設定にはほとんど外れがないからなんですよね。山場を作りやすいし、ラストは無実を証明するという結論に達すれば良いわけですから。しかしそれゆえにこの映画はどうにも上手くまとめすぎているような気がします。パッケージに100万人の命を救えるかという言葉が書かれていますが、パッと見て「ああ、100万人を救うのね」と結末が予想でき、事実そうなりました。アクション映画というくくりではあるもののあまりに予定調和なストーリーライン。バッドエンドを求めているわけではありませんが、もう少しハプニングが欲しかったところです。

アクションシーンはほとんどなし

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ミラ・ジョボヴィッチといえばバイオハザードシリーズでみせるあの超絶アクションが思い浮かぶのですが、この映画にそのようなアクションはほぼありません。銃を使った戦闘シーンが大体を占め、肉弾戦らしい肉弾戦といえばクライマックスのシーンくらいでしょうか。ストーリーも重要ですが、同じくらい重要なのがアクション。ミステリーでもないので、それくらいの見せ場は作って欲しかったですね。

ラストでアメリカ賛美な映画っぽくなりました

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ラストの字幕で「アメリカはテロを未然に防いでいる」という説明が入りましたが、それは完全に蛇足でした。結局アメリカはこんなに有能で日々こうやってテロリストを捕まえているんだよと宣伝したかったのではと思ってしまいます。普通の娯楽映画なのですから、媚びを売るような真似はして欲しくなかったですね。実際問題、あまり褒められた捕まえ方ではありませんでしたしね。有能さというよりも逆に無能さをさらけ出してしまっているような気がします。

まとめ

大金をつぎ込んでいるのでしょうが、それに見合った映画とはとても思えません。爆発物の無駄ですし、もっと言うなら人の無駄。もっと登場人物を絞って濃いストーリーを期待していたのでとても残念。つまらないということではありませんが、全てが予測の範囲内に収まってしまった作品。ミラ・ジョボヴィッチファンの方以外にはあまりオススメできない映画でしょう。