目次

  1. あらすじ
  2. とにかく甲冑軍団を出したかったのだなという映画
  3. ラストはパニック映画らしからぬ完全なバッドエンド
  4. まとめ

あらすじ

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日本軍が太平洋戦争中どこかに隠したといわれる山下財宝を追うトレジャーハンターのプライスと、日本人の歴史研究家リエ。重武装の傭兵たちと共に、南海の孤島に上陸した。ジャングルの奥地で日本軍が使っていた廃坑を発見するも、突如ゲリラたちの襲撃を受けやむなく廃坑の中に逃げこんだ。迫撃により入り口をふさがれ、進むしか道はない。地下深くもぐっていくうちに、ここがただの廃坑ではなく、巨大な秘密基地であったことが分かってくる。負傷した兵士とエリをあとにして、財宝を求めて更に奥へと進むプライスたち。一方リエは突如、謎の男から攻撃を受ける。彼はなんと旧日本軍の生き残り、日本の敗北も知らず70年間一人でここを守っていたのだ。しかし、なぜ彼は歳を取っていないのか? リエの必死の説得に男はようやく口を開く。実はここは陸軍731部隊の地下研究施設、日本の敗色濃いなか、急ピッチである物質の開発が進められていた。それは人間を完璧なクリーチャー兵器へと変える細菌。人体実験を繰り返しついに完成したその物質が、エリート近衛兵たちに注入された。しかし、そこで戦争は終わり、何百体という彼らは役目を果たせぬまま、巨大な倉庫の中で殲滅戦の最後の指令を待ち、静かに立ち並んでいた。そして、その禁断の扉を、いまプライスたちがこじ開けようとしていた・・・・・・。

出典: WWW.AMAZON.CO.JP

とにかく甲冑軍団を出したかったのだなという映画

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パニック映画はえてしてストーリー性が皆無な場合が多いのですが、この映画も例に漏れません。山下財宝というメインファクターはあるものの、それも単なるお飾りで結局はごく普通のパニック映画になっています。まさかこのような映画で水野美紀に会えるとは思っていませんでした。一応主演ということで全編を通して登場しています。端役じゃないことに喜びを感じるべきかどうか微妙なライン。しょせんパニック映画ですからね。

この映画、ほぼワンアイデアで構成されています。おそらくどっかの誰かが「甲冑軍団出したら面白そうですよね」と言って始動したに違いありません。その割に甲冑の出番は終盤のみ。もっと最初からワラワラ出てくるのかと思ったら以外にもったいぶります。サメには食傷気味だったので良い気分転換にはなりました。しかし、やはりパニック映画といえば生物が一番。甲冑軍団出すなら普通に人間で良いですからね。

ラストはパニック映画らしからぬ完全なバッドエンド

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パニック映画は良くも悪くも予定調和の映画だと思っています。ラストはハッピーエンド、ないしは続編に繋がるような謎の引き。スティーブキングの「ミスト」なんかは後味が悪すぎましたが、大体においてこのお約束事は守られているような気がします。しかしこの作品は完全なるバッドエンドで物語が締めくくられるのです。地下に眠っていた甲冑軍団が地上に溢れ出し、ラストは水野美紀が叫んで終わり。続編があるとしたら「甲冑師団VSシャーク軍団」ですね、きっと。

どうやって倒すのだろうとちょっとワクワクしていたのでまさかの幕切れに呆然。監督も倒し方が分からなかったのでしょうか。作中、甲冑軍団が無敵すぎて人間の武器が全く通用していませんでしたからね。ちなみに甲冑の中は皆さんご存知、地下で生き永らえた日本兵が突然変異した謎の生物。なお、水野美紀の最後の叫び声はとんでもなく棒読みでした。それで締めくくっちゃうのかと失笑する程度には。

まとめ

日本的なパニック映画、もしかしたら初めて見るかもしれません。そのうちサムライゾンビとか出てくるかもしれませんね。かなりイロモノの作品ですので、正直内容は薄っぺらいです。濃密なストーリーを求めるのは元より、演技や演出などに期待もしてはいけません。ご覧になる方は時間を潰しても構わないという気概でもって臨んでください。また、水野美紀ファンの方も、全編に渡って彼女が登場していますので、ぜひご観賞してみてください。