自主レーベルからアルバムリリース! 9mm Parabellum Bulletの人気曲ランキング!

自主レーベルから3年ぶりにアルバムをリリースするロックバンド9mm Parabellum Bulletはニューアルバムでメンバーが全曲プロデュースするなど新たな挑戦を続けています。
今回はバンドの人気曲を紹介します。

邦楽ロックシーンに新たな風を吹かせ続けているロックバンド!

9mm Parabellum Bullet are
Vo&Gt 菅原卓郎
Gt&Cho 滝善充
Ba 中村和彦
Dr かみじょうちひろ

9mmの愛称で親しまれる彼らは2004年に神奈川県で結成され、2007年にメジャーデビューすると彼らの楽曲は歌謡曲、ポストロック、エモ、ハードコアといった多彩なジャンルを融合させるバンドとして注目を集めるようになりました。
このことに関しては楽曲は基本菅原が作詞、滝が作曲を担当していますが時に中村、かみじょうも楽曲制作に関わることがあるのでそれぞれの個性が出た楽曲が生み出されていくのでしょう。
バンド名の由来は9mmパラベラム弾からです。

ライブでは滝が時にステージで激しく暴れまわったり、時にギターを弾かずに踊っていたりするパフォーマンスはライブを見た人やTVライブを見た人は衝撃を受けるでしょう。
滝は速弾きやタッピングなど様々なテクニックを使うためギターの妖精と呼ばれています。
滝が髭を伸ばしていた時期があり、その時はギター仙人と呼ばれていました。
滝のパフォーマンスが激しすぎるゆえ2014年末に彼は足を骨折し、[Alexandros]の自主企画ライブなどのライブには椅子に座ってギターを弾いていましたがその後左手を骨折し、ドクターストップがかかったため「COUNTDOWN JAPAN 14/15」などの年末フェスにはシンセで参加し、サポートギタリストに「HERE」の武田将幸さんを迎えてライブを行っていました。

ライブやCDでの中村のシャウトも魅力的であり、加入当時まだ正規メンバーではなかった彼がライブでシャウトしたとき、メンバーに気に入られたほどの破壊力を持っています。
菅原の書く歌詞や歌声もバンドになくてはならないものになっています。
かみじょうの設定も面白いことになっていて、1999年生まれという設定になっているので突っ込みたくなりますよね。(実際は1981年生まれでメンバー最年長。)

バンドは楽曲提供も行っていて、女優の栗山千明さんに提供した「ルーレットでくちづけを」は菅原、滝の作詞作曲でバックの演奏も9mmのメンバーが担当しています。
滝はプロデュース活動も行っていてその中で劇団ナイアガラというプロジェクトを2014年に立ち上げ、第1弾として4人組バンド「アルカラ」のボーカル稲村太佑さんを迎えた楽曲「ハナテ」をリリースしました。
2015年はクアトロAサイドシングルをリリース、2016年はいよいよ自主レーベルからアルバムをリリースしこれまでの9mmとは違う一面が見られるでしょう。
余談ですが自主レーベル「Sazanga Records」という名前は9繋がりで3x3の掛け算の答えは9からきているそうです。
ここから9mmの人気曲を5曲ランキング形式で紹介します。

第5位 Discommunication

2007年10月リリースのメジャーデビューEP「Discommunication e.p.」に収録された楽曲です。
今でもライブで演奏されるほど人気の高い曲でアウトロの轟音が初めからの曲のイメージを一変させる構成の曲ですね。
このEPの2曲目には同年行われたライブハウスツアーの新宿ロフト公演のライブ音源が35分収録されています。
9mmはEPとしてCDをリリースするときは毎回カップリングにライブ音源を収録しています。

第4位 ハートに火をつけて

2012年10月リリースの4thシングルの表題曲です。
このシングルは「ハートに火をつけて」が1曲目ではなく2曲目に収録されている変則的な曲順になっていますが、曲自体はスカの要素を全面に押し出しながらもどこか懐かしさを感じさせる歌謡曲の要素も盛り込んだライブで盛り上がるナンバーです。

第3位 The Revolutionary

2010年4月リリースの3rdアルバム「Revolutionary」のラストナンバーです。
アルバムの曲ですがMVが制作されています。
「革命」という意味になる曲名から「音楽で世界を変える」という歌詞の内容が突き刺さるハードコアパンクナンバーですね。

第2位 新しい光

2011年5月リリースの3rdシングルの表題曲です。
「新しい光の中に 君を連れていくのさ」と歌われるこの曲はライブで落ちサビの部分で合唱が起こるほど今や9mmのアンセムとなっています。

第1位 Black Market Blues

2009年6月リリースの2ndEP「Black Market Blues e.p.」に収録された楽曲です。
「ブラックマーケットブルーズ」という架空の市場であなたを狂わせるまで踊らせるという歌詞の内容と曲調がぴったりあっているライブでほぼ毎回演奏される人気の高い楽曲です。

完全に独立した今後の展望

最後に2015年9月リリースの7thクアトロAサイドシングルの1曲である「反逆のマーチ」を紹介します。
これまであった歌謡曲テイストの曲がさらに哀愁感が強まったことでバンドの良さを引き立てていますね。
2013年に9mmは個人事務所である「Nonet」を立ち上げ、そして2016年から自主レーベルを設立し完全に独立しました。
2015年はandropやアルカラといったバンドと対バンツアーを回る一方で菅原のソロでの弾き語りツアーを行うなど新たな挑戦も行いました。
2016年は久々のワンマンツアーも開催されます。
今までとは違った9mmを見せていってほしいですね。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents