目次

  1. あらすじ
  2. 伏線が分かりやすすぎて伏線だと思えなかった
  3. 展開の不親切さが際立ち、ストーリーラインを追うのも一苦労
  4. まとめ

あらすじ

Narcopolis   h 2015

2024年。快楽をもたらすドラッグが合法化された近未来都市。
特殊警官隊が路頭での不法ドラック取引を厳しく取り締まる一方で、国家からドラッグ生産を認められた製薬会社は大きな利益を得ていた。
なかでも“アンブロ"は一巨大企業であり、ドラッグ市場をほぼ独占していた。
ある夜、身元不明の死体が発見され、特殊警官のフランクが調査を開始。その死体から検出されたのは新種のドラッグだった。
その謎を追ううちに、フランクは巨大企業の闇と、その先に待ち受ける恐ろしい未来を知ることになる。

出典: WWW.AMAZON.CO.JP

伏線が分かりやすすぎて伏線だと思えなかった

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巧緻なトリックという煽り文句が打たれている割には伏線が分かりやすすぎます。分かりやすすぎて伏線を伏線と認識できなかったレベルです。まさかこれじゃないだろうなあと思っていて終盤になってその通りの展開になってしまう悲しさ、というか情けなさ。しかも伏線はほぼそれのみ。あとはサスペンスとアクションシーンで進み、それにも見るべき点はなくて退屈そのもの。

ラストも意味不明でした。「歴史は変えられないが、細部は変えられる」という言葉の元に主人公が未来を変えようとするのですが、その結末がどう考えても細部の変更どころではありません。おかげで観終わってからモヤモヤした気分がしばらく晴れませんでした。辻褄の合わないことだらけでため息が出てしまう作品です。

展開の不親切さが際立ち、ストーリーラインを追うのも一苦労

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展開に緩急がほとんどなく、おかげで場面転換が起こっても混乱することしばしば。加えて時系列をこじらせるような描写の仕方がされている場面もあり、気の利いた演出のようでいて何の効果ももたらさない、むしろ視聴者の理解を阻害する効果をもたらしています。ドラッグの効用を主観的に表したかったのでしょうが、それが作品にもたらす影響はマイナスでしかありませんでした。

加えて、登場人物の説明らしきものが微塵もないままポンポン話が進むので、まずキャラクターを把握するのに一苦労です。個人的に海外の俳優はどれも同じ顔に見えてしまうので、私の場合は尚更。物語が進んでいく割に基盤となるべき地面がユルユルなので純粋に物語に没入できません。没入できたとしても物語自体がとんでもない出来なので、それが救いといえば救いかもしれませんが。

まとめ

陳腐なタイトル通りの、誰にもオススメできない大変つまらない映画でした。ちなみに原題は「NARCOPOLIS」です。ナルコポリス、と邦題をそのままカタカナ表記した方が良かったのではないかと、相変わらずの杜撰なタイトル付けに憤りを感じました。はっきり時間の無駄と断言できる作品ですので、観ようと思う方はそれを覚悟してください。おそらくネタにもならないほどつまらないはずですからね。