目次

  1. 『世紀を超えて/Beyond The Century』
  2. 『琥珀の魔法』
  3. 『テトペッテンソン』
  4. まとめ

『世紀を超えて/Beyond The Century』

NHKで放送されていたドキュメンタリー番組の主題歌です。何だかスピリチュアルな印象で、「何語ですか」という質問が寄せられた模様。特番の中で回答がなされました。「歌詞はあるけど、何語でもない」と。

確かに楽譜を見ると歌詞はちゃんと書かれていました。でも、何語でもないんです。既存の意味がないんです。「誰でも聞けるように」との配慮らしいですが、逆に怖いです。いや、好きですけどね。歌っているのはアディエマスという海外ユニットなんですが、「架空の言語」が彼らの売りのようです。これを機会に集めるのも手かもしれませんが、ずっと聞いてたら何か見えたと勘違いしそうです。

『琥珀の魔法』

基本的には日本語ですし、サビ部分が「ん?」となる程度・・・なんですが、美しいのにそこはかとない不安をあおるのは何故でしょう。これが『みんなのうた』で放送されてたっていうんだから、感慨深いです。自分が知らないだけでどこかの国の言葉なのかもしれませんが、当時妙に癖になった気がします。

歌の内容はかわいいような切ないような女心を歌ったもの。愛しい男性と定期的にしか会えない主人公、彼氏さんと踊るシーンなどかわいいんですが、サビの「何語か分からない」部分が悲しげ。流れるような曲に合わせての、流れるような言葉。歌のラストで男性はまた故郷(?)へと去ってしまうのですが、ずっとこの言葉を繰り返してるんですよね。「一緒に行きたい」けど、それが許されない状況にあるんでしょうか。

Coffee cherry costarica

基本日本語なのに大事なサビの部分だけ意味不明、という点がこの曲の怖い所であり、愛おしい所なんでしょうね。旋律が哀しくも美しいです。彼氏さん、出稼ぎだか何だか知らないけど最後には迎えに行ってやれよ!という気持ちになります。

『テトペッテンソン』

リズムは楽しげです。でもよく考えると怖い曲です。「何言ってるの?何急に張り切ってるの!?てか何が起きてるの!?」となること請け合いです。楽しそうなのに何ででしょうか。男性が一人で歌っているバージョン、児童合奏団による合奏バージョンがあり、何にしても意味不明。しかし、それなりに「法則」のようなものがあるようで、男性が歌うバージョンは2パターン、児童合奏団が歌うバージョンは1パターンで、ちゃんと「決まった歌詞」があるんです。それだけで安心できます。

何にしたって、発音しやすいですしね。

まとめ

言葉にはそれなりの責任、意味が付きまとうもの。しかしここに挙げた曲は意味を持たない架空の言語。それが悪いとは言いません。それだけで好奇心がツンツン刺激されるのもまた事実です。様々な言葉が飛び交う今、「異世界に迷い込んだ」ような架空言語、意味の分からない言語の曲を聞いてみるのもいいかもしれません。