目次

  1. 「世界一売れたソフト」と「世界一有名なゲームキャラクター」
  2. マリオ誕生
  3. 「髭」「帽子」「オーバーオール」は必然から生まれた
  4. マリオアニメ

「世界一売れたソフト」と「世界一有名なゲームキャラクター」

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「スーパーマリオブラザーズ」は、日本国内で681万本以上、全世界で4024万本以上を売り上げ「世界一売れたアクションゲーム及びファミリーコンピュータ用ソフト」としてギネスブックにも登録されています。
また主人公のマリオも、「世界で最も知られているゲームキャラクター」として、その名が記録されています。

マリオ誕生

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「ドンキーコング」アーケード版

マリオのデビュー作品は「ドンキーコング」のアーケードゲームですが、本来は「ポパイ」が主人公で、ブルートにさらわれたオリーブを助けに行くという、原作に忠実な内容のゲームとして、アメリカで展開する予定でした。
しかし版権の問題で使えなくなったので、宮本茂氏がオリジナルのキャラクターの描き起こしたことが、「ドンキー」「レディ」「マリオ」の誕生のきっかけとなりました。

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Nintendo of America

「マリオ」と命名したのはNOA(Nintendo of America)の社員でした。この名前の由来は、当時NOAが借りていた倉庫の大家であるイタリア系アメリカ人、マリオ・セガール(Mario Seagale)が、偶然にもこのドンキーコングの主人公に似ていたことからなのだそうです。

「髭」「帽子」「オーバーオール」は必然から生まれた

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マリオのトレードマークといえば「髭」「帽子」「オーバーオール」などですが、これらの特徴は「16x16ドット」という1980年代当時のコンピューターゲームの限られた情報量の中で生まれました。
宮本茂氏は、動きが多いアクションゲームの主人公キャラクターを表現するために、いかにドット数を抑えて的確に表現できるか、最大限の工夫をしました。

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まずプレイヤーが愛着をもってくれるようなキャラクターにするには「顔」を描かなくてはなりません。そこでマリオに「髭」を描くことで、鼻と同時に隠れている口も表現しました。
そして「帽子」をかぶせることで、髪の毛の描写を省きました。「つば」の向きで、どちらを向いているのかもわかります。

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ジャンプ中の動きがよく分かるように「白い手袋」をはめました。さらに動きをわかりやすくするために、腕と体の色も違った服を着せました。それは「オーバーオール」意外にありませんでした。ドンキーコングの舞台は建築現場だったので、彼は大工さんと呼ばれるようになりました。必然の成り行きとして、彼の職業まで決まってしまったのです。

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このようにして「多くの人に愛される特徴」と、「ゲーム画面上の視認性の良さ」が両立したキャラクターが誕生しました。

マリオアニメ