魔法少女?いいえ「東映魔女っ子アニメ」まとめ【1970年代~1980年代】

現在多くの「魔法少女アニメ」や「変身少女アニメ」が放映されていますが、その礎となったのは1970年代から登場した『魔女っ子アニメ』ではないでしょうか? そこでこちらでは、1970年代~1980年代にかけて登場した『東映魔女っ子シリーズ』を集めまとめてみました。

・漫画家の石ノ森章太郎先生による少女漫画『おかしなおかしなおかしなあの子/さるとびエッちゃん』が原作。超人的な身体能力を持ちますがエッちゃんは魔法など使えません(でも魔女っ子シリーズ)。

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・エッちゃんはお母さんが居ないのですが、その事に対して周りの友達やミコちゃん(普段はやさしく仲が良いのですが、稀にヒドイ事を言ってしまうようです)がかなりツライ言葉を浴びせており、犬のプクとの交流に涙を流した方も多いかと思われます。

■魔法使いチャッピー(1972年4月3日-1972年12月25日)全39話―第5作

・魔女っ子に戻りました。設定やらキャラがシリーズ1作目のサリーちゃんとダブっている、もしくは原点回帰をしたような気も致します。

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・因みにクマのドンちゃんはパンダではなくアライグマ。EDの「ころっころ~のパンダくん♪」に惑わされた方も多いと多いと思われますが、画像を見ていただいても分かるように間違いなく“アライグマ”です(笑)。

■ミラクル少女リミットちゃん(1973年10月1日-1974年3月25日)全25話―第6作

・エッちゃん以上に更に魔女っ子から大きく逸脱した、サイボーグ少女のリミットちゃんが主人公。

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・因みに後述するキューティーハニーはアンドロイドです(サイボーグ=人を機械化する、アンドロイド=機械を人間に模す)。

■キューティーハニー(1973年10月13日-1974年3月30日)全25話―番外

・魔女っ子カテゴリーから大きく逸脱しますが、魔女っ子ゲームに登場するので今回は番外として掲載しました。

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・幾つものアニメや実写として映像化され、その度に話題となる超人気アニメ(作品)です。原作は長井豪先生の少年漫画。

■魔女っ子メグちゃん(1974年4月1日-1975年9月29日)全72話―第7作

・魔女っ子の中でも2年近く(全72話)も続いた大人気アニメで、シリーズの中でもキャラの年齢が高くお色気要素が強かったようです。キャラデザは荒木伸吾さんと姫野美智さん。

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■魔女っ子チックル(1978年3月6日-1979年1月29日)全45話―番外

・東映動画が作ったアニメではないので、『東映魔女っ子シリーズ』のカテゴリーからは外れるかもしれません。ですが多くの解釈が有るうえ、(東映魔女っ子)オムニバスCDにも収録されておりますので今回は「番外」として掲載しました。

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・原作は絵柄でも直に分かると思いますが、SFの巨匠こと永井豪先生。

■花の子ルンルン(1979年2月9日-1980年2月8日)全50話―第8作

・“伝説”と誉れの高い少女漫画『キャンディ・キャンディ』(1979年2月9日~1980年2月8日・全50話)の後番組として放映されました。

高塔
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@chaineltess

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