目次

  1. あらすじ
  2. 子供も大人も楽しめる、夢を凝縮したような作品
  3. 軽やかなテンポとコメディ調の掛け合い、そして秀逸なオチ
  4. おまけ:パックマンの生みの親が……?
  5. まとめ

あらすじ

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地球や人類の文化ついての情報を電波に乗せて、宇宙人との交流を図ろうとしていたプロジェクト。それを宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いしてしまう。「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」と、送られた情報からテレビゲームについて知った宇宙人たちはそれらに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める。巨大なキャラクターが次々と現れ、都市をブロック化していく事態に世界はパニックに陥り……。

出典: MOVIES.YAHOO.CO.JP

子供も大人も楽しめる、夢を凝縮したような作品

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80年代、私は生まれていませんでした。しかしそれでも、いやだからこそこの映画を楽しむことができました。現代にまで伝わるゲーム文化の礎を作ったキャラクターたちが一堂に会し、世界を破壊し始める。たとえ敵に回ったのだとしても、その光景に感動せずにはいられませんでした。想像してみてください。街中でマリオが跳ね、道路をパックマンが爆走し、その他多くのキャラクターが視界に溢れる情景を。また1つ、人類の夢が叶ったような、そんな気分です。

ありそうでなかった映画。まさにその通り。どうして誰もやろうとしなかったのか。いや、もしかしたらやろうとしたのかもしれません。でも技術が追いつかなかった。この作品は現代の映像技術がぎゅっと詰まっています。技術の発達があってこそ、この映画が生まれたのでしょうね。ドット絵で描かれた2Dのキャラたちが3Dになって縦横無尽に動き回る姿は感涙に堪えません。

軽やかなテンポとコメディ調の掛け合い、そして秀逸なオチ

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レンタル店ではSFにジャンル付けられていますが、もっとジャンルを細分化してしまえばおそらく「SFコメディ」という位置づけになるでしょう。地球存亡の危機というストーリーラインがありながらも展開は全く重くならず、終始軽い空気で話は進んでいきます。最終的には地球は救われるのだろう。そういった一種白けた気持ちがあることも否定できませんが、それはそれで予定調和ということで良いじゃないですか。

ところどころで思わず「良かったね」と言いたくなるシーンがあったりしてメリハリは上手くつけられています。また、「一年後」と題したオチがあるのですが、それがまた面白く、最後まで楽しませてくれます。肝心のオチはぜひご自分の眼で確かめてみてください。エンドロールもゲーム調になっていてむちゃくちゃ凝ってますよ。

おまけ:パックマンの生みの親が……?

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作品中にパックマンの生みの親として「岩谷教授」が出てくるのですが、それはあくまで役でしかありません。驚くほど似ているので一瞬本人かと見紛うほどなのですが、彼はデニス・アキヤマという俳優なのです。なんだそうなのか、とがっかりしてしまいますよね。ところがどっこい、

なんと本人がチョイ役で出演していました!
これがその画像。粋な計らいですね。こういうサプライズはやはり嬉しいものです。日本人の作ったゲームが海を渡ってこうして映画にでもなっていることを思うと日本人冥利に尽きるというものです。

まとめ

気軽な気持ちで観て頂きたい映画です。ガッツリ画面にかぶりついて観る映画というか、ソファにでも寝そべって、なにかお菓子でも食べながら観るにふさわしい映画と言えるでしょう。難しい展開や描写は一切ありません。素直に観て、素直に笑って、最後には少しほっこりして。出来が良いとか悪いとかはひとまず抜きにして、ゲームに夢中だったあの頃の純粋な心でもってご観賞頂ければ幸いです。