ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood

『ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド』は荒木飛呂彦作の日本の漫画作品である。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第1部にあたる。単行本では第1巻から第4巻に収録されている。当作品の主人公はジョナサン・ジョースター、通称ジョジョと呼ばれる。主人公のライバルはディオ・ブランドーである。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズは、シリーズを通し彼らの血統にまつわる数奇な運命が描かれている。
後のシリーズでは、「スタンド」と呼ばれる能力を使い戦闘するが、当作品では主人公らは「波紋」と呼ばれる呼吸法を駆使した能力で戦闘する。また、ディオは石仮面を使用し吸血鬼となり人並みはずれた力を得る。
2012年にはテレビアニメ化している。アニメ主題歌は『ジョジョ〜その血の運命〜』である。エンディングテーマにはYESの『ROUND ABOUT』が使用された。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでは、キャラクター名が洋楽からインスピレーションを得たものが多く、アニメ作品のエンディング曲にも往年の洋楽が使用されている。

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『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦のマンガ作品、およびそれをもとにしたアニメ、小説、ゲーム作品。第1部「ファントムブラッド」は今なお続く大人気シリーズ「ジョジョ」の原点であり、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーとの青春と対立が描かれています。ジョースター家と宿敵ディオの因縁の物語はここから始まり、様々な時代と舞台で「波紋」や「スタンド(幽波紋)」を駆使して戦いを繰り広げていきます。

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『ジョジョの奇妙な冒険(第1部)』は荒木飛呂彦によって1987年に『週刊少年ジャンプ』で連載されたマンガである。 石仮面によって吸血鬼となったディオと、主人公ジョナサンの闘いを描く。 その後ジョジョ第6部まで続くディオとジョースター家の因縁の原点になっている。 人間とは何か?、勇気とは何か?など、まさに少年漫画といえる内容を荒木飛呂彦の独特なセリフ回しで表しており、非常に名言が多い。

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ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。

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ウィル・A・ツェペリとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部『ファントムブラッド』に登場するキャラクターで、主人公ジョナサン・ジョースターに波紋法を指南する人物である。ジョジョと同じく、自身も石仮面のために父親や友人を失っており、石仮面の討伐を目的として何十年もチベットの山奥にて修行をした末に波紋法を習得した。 師匠であるトンペティに予言されていた運命に従って、タルカスとの闘いの中でジョジョの命を救い残酷な死を迎える。

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ジョナサン・ジョースターとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part1『ファントム・ブラッド』の主人公で、波紋使いである。英国貴族の一人息子として生まれ本物の紳士を目指す少年・ジョナサンの運命は、義兄弟となるディオの出現で大きく変わる。石仮面の力で吸血鬼となったディオを倒すべく、ジョナサンは波紋と呼ばれる力を会得した。ディオとジョースター一族は一世紀以上に渡る因縁の歴史を刻むこととなるのだが、ジョナサンは因縁の始まりともいえる人物であり、死後も子孫たちの運命に大きな影響を与えている。

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ロバート・E・O・スピードワゴンとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部『ファントムブラッド』と第2部『戦闘潮流』に登場するキャラクターである。第1部では主人公ジョナサン・ジョースターを襲撃したことをきっかけに仲間となり、ウィル・A・ツェペリらと共にジョナサンの宿敵・ディオらの討伐戦に参加した。第2部『戦闘潮流』では自身の財団を創設後、年老いてもなおジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターらを経済的・技術的な面から支え続けた。

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タルカスとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントム・ブラッド』に登場する騎士で、ディオ・ブランドーによってゾンビとして復活した。かつてスコットランド王国女王、メアリー・スチュアートに仕えた騎士だった。ディオの手下としてジョナサン・ジョースターとウィル・A・ツェペリの前に立ちはだかる。同じくディオに復活させられたブラフォードは騎士道を貫いて死んでいったが、タルカスは非道な行いを嬉々として行い、子どもを殺そうとするなど、ゲスなゾンビになり果ててしまっている。

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連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦による漫画作品。世代と主人公を変えながら自身の掲げる正義と共に悪と戦い続ける、「ジョジョ」と呼ばれる勇者たちの活躍を描いている。 19世紀のイギリスから第二次大戦直前のアメリカ、現代日本からイタリアまで様々な国を舞台としており、作中には多種多様な料理が登場する。その突飛な演出でネット上でネタとして愛されるものも少なくない。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン』は荒木飛呂彦の漫画作品である。杜王町が舞台で、巨大地震が原因で出現した「壁の目」に突如として現れた青年が主人公である。記憶がなく、衣服も身につけていない状態で見つかった彼は、自らのことが何も分からなかったが、スタンドと言う超能力を持っていることだけは分かっていた。彼はスタンドを用いつつ自分のことを調べ始めるも、スタンド使いたちが彼を妨害し始めた。普通の住人さえ犠牲にするような手段を用いる、そんなスタンド使いたちの性格やスタンドの特徴を紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第6部の副題は『ストーンオーシャン』。父の愛に飢えた非行少女・空条徐倫はひき逃げの罪を着せられ刑務所に入るが、事故が罠であることや父の愛を知り、仲間と共に「天国」を目指すプッチ神父と戦う。新たなスタンドの発動条件、能力のディスク化とそれを植え込まれたスタンド使いが刑務所に乱立する。徐倫たちを待つ物とは何か。運命、絆を描き上げた、壮大なストーリー。

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『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第5部『黄金の風』はジョルノ・ジョバァーナという青年が、麻薬がはこびるイタリアで正義のギャング・スターなるために奮闘する物語。組織での成り上がりを目指すジョルノだったがボスの非道な行いに仲間たちと共に反旗を翻すことになる。第4部では敵スタンドが弱いという声があったが、第5部では強力なスタンドが登場し、ジョルノたちを苦しめた。

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「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第6部となる作品(単行本64〜80巻に収録)、およびそれを基にしたメディア展開作品です。舞台は2011年のアメリカ。無実の罪で刑務所に収監された女性主人公・空条徐倫が仲間達とともに、「天国へ行く方法」を実現させようとするプッチ神父を止めるべく奔走する物語です。

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荒木飛呂彦の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」の7部は「スティール・ボール・ラン」という、乗馬でのレースの名称を冠した作品である。アメリカ大陸を馬だけで横断すると言う過酷なレースに、主人公「ジャイロ」と「ジョニィ・ジョースター」が挑む。そのレースの最中、彼ら二人を妨害する大量のスタンド使いが現れる。二人は力を合わせて妨害者のスタンド使いを倒し、ゴールへと向かう。そんな大量のスタンド使いとスタンドを紹介する。

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ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Bloodのレビュー・評価・感想

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ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood
7

『ジョジョの奇妙な冒険』の血脈の始まり

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズは、かなり世の中で知られている作品の1つではないだろうか。漫画が原作であり、もちろんアニメ化もされている作品である。漫画は1986年に『週刊少年ジャンプ』で連載スタート。アニメは2014年10月より放送開始となった。
その1番始めの作品、『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』であるが、シリーズの始まりにして原点といった、この作品の全体のテーマとされている「人間讃歌」というものが非常に強くでている章ではないだろうか。
まず、この章は冒頭「2人の少年の石仮面を巡る数奇な冒険譚である」と始まり、相対する2人の主人公を予感させるのである。
少年たちが出会うのは19世紀末のイギリスが舞台。ここで、幼い頃母親をなくし、貴族の父の元で本物の紳士を目指して真っ直ぐ生きる少年ジョナサン・ジョースター(ジョジョ)と、金に汚く人間性にも欠く父親に育てられた、野心に満ちた少年ディオ・ブランドーは運命に導かれるように出会うのである。
12歳でジョジョの家に引き取られたディオが敵意を剥き出しにして、ジョジョを孤立させて、最終的には石仮面の力で吸血鬼となり、人類の敵のなっていくのである。しかしジョジョはその真の紳士でありたいという強い信念で、その孤立を打ち破り、力を身に着け運命の敵ディオに立ち向かっていく、熱い熱いドラマが展開される作品になっているのである。

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood
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【アニメレビュー|ジョジョの奇妙な冒険】原作ファン必見!ジョジョ始まりの物語

物語は1888年のイギリスが舞台。
主人公ジョナサン・ジョースター(以下ジョジョ)と宿敵ディオ・ブランド―(以下ディオ)との成長・対立を、独特の作風で描かれた作品である。

序盤は2人の幼少期からの対立、貧民街出身のディオは裕福な家庭で育ったジョジョへ一方的な嫌がらせを続ける。
2人の敵対心がピークに達したときキーアイテム「石仮面」の登場で物語は一変することとなる。
古代アステカ文明が生み出した「石仮面」。これには人間を上位存在へと進化させる悪魔のカラクリが秘められていた。
「石仮面」の力を使い人間をやめたディオ。ジョースター一族とディオの長く苛烈な戦い、その始まりの物語。

この作品の見どころは他のアニメでは見ることができない独特の表現だろう。
常識外れのジェスチャーやクセの強い効果音、一番ぶっ飛んでるのはキャラそれぞれの個性!
一度しか登場しない脇役ですらその存在感を隠せないでいる。
その個性の強さ故、「読み手を選ぶ」と昔から言われてきた。
確かに一理あると思うが、この発言は作品の表面にのみフォーカスしている。
ジョジョの魅力は内面つまり精神にあるのではなかろうか?
ジョジョは強い正義感の持ち主で光の存在。揺るぎない軸を自分の中に持ち、どんな凶悪にも立ち向かう。
逆にディオは徹底的な悪!その言動を見ていると、「悪には悪の流儀がある」と思わせられる。
対照的な2人だが、自分の信念に従って生き抜く!だからこそ惹かれ合い、ぶつかり合うのだ。
ジョジョ作品を見る際にはキャラクターの内面を見ることも忘れてはいけない。

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood
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人間賛歌

1880年イギリス。強い正義感と勇気と持つ英国貴族の1人息子の主人公ジョナサン・ジョースターと、下層階級出身ながら類稀なカリスマと野望を持ち、ジョースター家の養子となり、跡取りを狙うディオ・ブランドーの二人による、石仮面を巡った抗争劇を描いたアクション・アドベンジャー作品です。もしかしたら1話を見た段階で見る気が失せるかもしれません。なかなか個性の強い作品だと思います。ただこれだけは言えます。ジョジョの奇妙な冒険を見終わったとき、この作画だからこそいいのだ、と思うでしょう。ファントムブラッドの見どころポイントは主人公ジョナサンの強い正義感、恐怖に屈しない勇気、そして家族への愛です。自分の目で見たい人は是非読んでみてください。

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