ロックマンシリーズとその派生作品を紹介!

先日3DSにて初代のロックマン6までを1作品にまとめたゲームが発売されましたね。
大乱闘スマッシュブラザーズ最新作に参戦したことでも話題になったロックマンの同作品で使う最後の切りふだに登場する作品にスポットを当て紹介します。

ロックマン(元祖)

画像は大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS/WiiU参戦画像

ロックマンシリーズはここから始まりました。
第1作は1987年にFCで発売されましたがその後10作品発売されており、最新作はWiiウェアで配信された「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」です。

大まかなゲームシステムは横スクロールのステージでジャンプやロックバスターといった武器を使って敵を倒しながら進んでいき、そのステージのボスを倒せばステージクリアとなります。
ボスを倒すとボスが使っていた武器を入手することができ、8つのステージを入手した武器とボスの相性を考えながら攻略していくことがカギとなります。(第1作目では6つ)
ボスキャラはとても個性が強いものになっており、「ロックマン2」から「8」まではボスキャラのキャラクターデザインを一般公募する企画も行われました。
この企画でボスキャラのデザインが採用された著名人もおり、漫画「アイシールド21」、「ワンパンマン」の作画で知られる漫画家村田雄介先生のデザインが2体採用されています。

元祖のロックマンはカプコンの作品にも多く外部出演しており、格闘ゲームにはロックマンやロールなどがプレイヤーキャラクターとして出演しています。
その中でゲストキャラとして参戦した「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS/WiiU」ではカラーバリエーションに倒したボスの特殊武器を使ったときのカラーリングを再現しており、必殺ワザはデフォルトは「ロックマン2」で登場する特殊武器を使っていますがカスタマイズ機能を使うことで「2」以外の特殊武器を使うこともできます。
後で紹介しますが、最後の切りふだを使うことで「ロックマンX」、「ロックマンDASH」、「ロックマンエクゼ」、「流星のロックマン」のロックマンが登場し、横一列に並んでチャージショットを放つ「ロックマンスペシャル」という技を見ることができます。

今年2月に「ロックマンクラシックスコレクション」というゲームが3DSで発売されました。
このゲームでは「ロックマン」から「ロックマン6」までを遊ぶことができるほか、「タイムアタックモード」や設定資料などを見ることができる「ミュージアムモード」などが追加されました。

ロックマンX

第1作は1993年にSFCで発売されました。
元祖ロックマンシリーズから100年後の世界が舞台となっています。

倒したボスの特殊武器を使って攻略していくという点は元祖ロックマンシリーズとは変わっていませんが壁蹴りやダッシュ、ステージ上に隠されたアイテムを拾ってパワーアップするなどオリジナルの要素も存在します。
波動拳や昇竜拳といった「ストリートファイター」で登場した技も一部の作品ではコマンド入力で使うことができます。
ナンバリングとしては8作発売され、PCでも発売されるなど元祖に劣らない人気を誇っています。

「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS/WiiU」ではエックスがロックマンの最後の切りふだに登場するほか、ゼロがMiiの追加コスチュームとして登場しています。

ロックマンDASH

第1作は1997年にPSで発売されました。
ロックマンシリーズの派生作品では初の3Dアクションゲームになります。
ロックマン生誕10周年を記念して制作され、3Dシューティングアクションの要素のほか町の探索や武器の購入、強化などRPG要素も存在します。

このシリーズは2作品しか発売されておりませんでしたが2008年に携帯アプリで新作が配信されました。
その後新作の開発が2010年に発表されましたが翌年開発中止が発表されました。

ロックマンエグゼ

第1作は2001年にGBAで発売されました。
「ロックマンエグゼ3」まではタイトルに「バトルネットワーク」が頭についていましたが「4」からは外され、サブタイトルが付くようになりました。

舞台はインターネットが急速に発展した世界であり、人格を持ったネットナビと共に人間が共存する社会の中でウイルスバスティングが得意な小学生「光熱斗」とそのネットナビ「ロックマン」がネット犯罪などの事件を解決しながら裏で暗躍する組織に立ち向かっていく作品です。
現実世界と電脳世界を行き来し、現実世界で物語を進めながら必要な場面で電脳世界にプラグインしウイルスバスティングを行っていきます。

ウイルスと出会うと戦闘になり、縦3マスx横6マスのフィールドで戦闘が行われます。
自分は左の3x3のフィールドで移動します。
戦闘の流れは最初にロックマンに装備するバトルチップを選び(最大5枚)、選び終わった後戦闘が開始し使用制限がないロックバスターや装備したバトルチップを使って攻撃していきます。
画面上部のカスタムゲージがMAXになると任意でもう1度バトルチップを装備したりすることができ、装備し終わった後戦闘を再開するという流れを繰り返していきます。
敵を全滅させると勝利になりますが逆にロックマンのHPが0になるとゲームオーバーになります。

複数のバトルチップを組み合わせることで「プログラムアドバンス」という強力なチップに変化させる現象を発生させることができます。
また、他のネットナビの力を使うことができる「ソウルユニゾン」や最終作で登場する電脳獣の力を使う「ビーストアウト」も存在します。

ロックマンエグゼシリーズは6作発売され、番外作品も多く発売されました。
このシリーズは5度のアニメ化やバトルチップが商品化されるなど多くのメディアミックスが行われました。
また、コナミのゲーム「ボクらの太陽」やデュエマの愛称で親しまれるカードゲーム「デュエル・マスターズ」とのコラボレーションも行っています。
デュエマとのコラボレーションは劇場版の同時公開で実現し、同作品の初代主人公切札勝負とロックマンはOPで共演しています。
また、「ロックマンエグゼ」に登場するネットナビ「フォルテ」がデュエマでカード化され、デュエマに登場するカードが「ロックマンエグゼ5」に登場しています。

流星のロックマン

第1作は2006年にDSで発売されました。
この作品は前述の「ロックマンエグゼシリーズ」から200年後が舞台となっています。

電子機器が電波によって制御されている社会でコダマタウンに住む小学5年生「星河スバル」はFMプラネットからやってきた宇宙人「ウォーロック」と出会い、FM星人が起こした事件に巻き込まれたスバルはウォーロックと合体しロックマンとなって事件を解決していくことになります。
この作品は電脳世界が電波世界になったり、バトルチップがバトルカードになる点や戦闘中ロックマンが動ける範囲が狭くなった点など「エグゼ」シリーズとの変更点がありますが大まかな戦闘システムなどは変わっていません。

「エグゼ」シリーズのソウルユニゾンのようなロックマンが変身する要素もシステムや名前を変えて搭載されています。
流星のロックマンシリーズは3作品DSで発売されており、このシリーズもアニメ化されています。

2009年にDSで発売された「ロックマンエグゼ オペレートシューティングスター」で追加シナリオにてロックマンエグゼと共演を果たしました。
この作品では区別するためロックマン.EXE、S.S.(シューティングスター)ロックマンと表記されます。

まとめ

いかがでしたか?
今回は大乱闘スマッシュブラザーズ最新作に参戦したロックマンの最後の切りふだにて登場するロックマンシリーズを紹介しましたがこうやってみると長い間人気をキープしてきた理由が多くありますね。
来年は生誕30周年を迎えます。
末永く愛されるシリーズになっていってほしいですね。

keeper
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