目次

  1. フラウ・ニー(『ジーンダイバー』)
  2. ティル・ニー・ノグ(『ジーン・ダイバー』)
  3. マリア(『風の中のマリア』)

フラウ・ニー(『ジーンダイバー』)

『天才てれびくん』内で放送されていた『バーチャル三部作』と呼ばれる作品の2作目に当たる『ジーンダイバー』より。いわゆるパラレルワールドでネズミの仲間から進化した「プグラシュティク」の騎士団長フラウ。

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名門家系の長女です。厳しいけれど、妹想い。そして戦闘力は高く、クール。弟の策略で後継者ではなくなったものの、最期まで妹のために戦いました・・・フラウ姉さんかっこよすぎ。

ティル・ニー・ノグ(『ジーン・ダイバー』)

フラウ姉さんの妹です。間に兄がいるんですが、「よくもー!」と仇を討って後、国に帰れなくなったこと、また彼ら種族の敵「スネーカー」を倒す意味合いもあって、主人公たちと行動を共に。言葉づかいこそ変わりませんでしたが、吹っ切れたのか口調が優しくなっていました。

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この物語はバーチャル世界に行って古代生物の遺伝子採取をすることがあるのですが、ゴキブリを食べていた生物の遺伝子採取を「気持ち悪くてできない」と尻込みするヒロイン。「じゃあ、私が」と、さくっと採取に成功。「何が気持ち悪いんだ?」打ち解けて、堅苦しさも抜けて行ったのがよかったです。そして戦闘スキルも高い!

マリア(『風の中のマリア』)

今度は虫です。オオスズメバチのマリアさんです。作中で獲物以外の虫にも会うんですが、何を言われても「それがどうした、これが私だ、スズメバチだ」と、狩りを続けるんです。

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開き直り?違います。種としての誇りです。同じオオスズメバチ同士、縄張り争いで戦うこともあれば、「弱小種族」ともいえるミツバチ、キイロスズメバチなどの巣にも攻め込みます。しかし、いくら昆虫界最強でも彼らの城は狭いし、全滅を避けたいのは向こうも同じ。リアルに描かれた生態の中、「ある程度」の擬人化を施された女戦士マリアは小さなハチたちを、敬意を持って狩るのです。

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キイロスズメバチ戦での「覚醒」ぶりがまた・・・。

働き蜂は基本的には子孫を残せません。卵を産んでも、生まれてくるのはオスのみ。遺伝学上、オスには「父親」というものが必要ないからなんですが、この生態がある決断をマリアたちにさせることになるのです。女王と、「父」の血を残すには、どうするか?狩りと言った分かりやすい戦闘だけでなく、そういった点での戦いも描かれています。思いがけない敵、弱点を知ることも。それでもくじけることなく「仕事」をこなすマリアさん。敬礼ものです。リアルでオオスズメバチに遭遇したら速攻で逃げますが。