ビートリッシュなアーティスト集合! Part2

どことなく、あるいははっきりと「ビートルズ」っぽいサウンドを奏でたアーティスト達のまとめ第二弾です。

Jellyfish

日本語で「クラゲ」という意味のバンド名を持つジェリーフィッシュ。彼らは90年代のアメリカにおける「パワーポップ」の象徴的なバンドでした。ビートルズに深い敬意を抱いていたのは間違いなく、ポール・マッカートニー&ウィングスの「ジェット」をライブで披露したりもしています。
日本のミュージシャンとの繫がりも強く、中でも特にアンディ・スターマーは、奥田民生とコラボしたり、YUKIに楽曲を提供したり、PUFFYの名付け親になったりしていました。
チョイスした「Baby's Coming Back」(1991)は、ひねくれたコード進行、サビのコーラスのハモり具合などが実にビートリッシュ。

Baby's Coming Back

MUNCHENER FREIHEIT

MUNCHENER FREIHEITは「ミュンへナー・フライハイト」と読みます。ドイツの5人組バンドです。チョイスした「KEEPING THE DREAM ALIVE 」は、1988年に発売されたアルバム「FANTASY」からのシングル曲。イギリスではヒットしましたが、日本ではアルバム発売されませんでした。そのせいであまり知名度は高くありません。が、デンマークのGANGWAY同様、曲のクオリティの高さにはびっくりさせられます。ELO、クイーン寄りのスケールの大きい作品です。

KEEPING THE DREAM ALIVE (EXTENDED VERSION)

Tears For Fears

ティアーズ・フォー・フィアーズはローランド・オーザバル&カート・スミスの2人から成るイギリスのユニット。80年代のイギリスで数々のヒット曲を放ちました。1989年に発売された「Sowing The Seeds Of Love」は、中期~後期にかけてのビートルズムードで、PVもサイケデリックな仕上がりになっています。

Sowing The Seeds Of Love

Blur

Blur(ブラー)は、90年代から現在にかけてのイギリスを代表するオルタナティブ・ロックバンドです。90年代半ばごろ、oasisと並び「ブリット・ポップ」の先鋒と称されました。彼らの創り出す音楽は、表現方法が様々に変化しましたが、その底流には常に「先輩たち」であるビートルズやキンクスが持っていたエッセンスが脈々と流れていたように思います。チョイスした「PARK LIFE」(1994)は、彼らが大ブレイクするきっかけとなった曲。PVにはイギリス映画「さらば青春の光」で主役を演じた「モッズのアイコン」フィル・ダニエルズを起用しています。

PARK LIFE

Oasis

何かといろいろな所で話題になるオアシス。前出のブラーと並び、ブリットポップを代表するバンドと呼ばれ、本国イギリスだけでなく、グローバルに知名度の高いグループです。バンドの中心的存在だった、ノエルとリアムのギャラガー兄弟は、自分たちと同じ労働者階級からスターになったビートルズを尊敬しており、それはオアシスのサウンドの随所に現れています。
チョイスした「WHATEVER 」(1994)は日本のCMでも使われていて、耳馴染みがある方も多いはず。

Whatever ビートルズラブ!を前面に出しているだけあって、随所にビートルズのエッセンスが。この曲は日本のCMでも使用されて特に有名。このPVはまんまビートルズが世界生中継をした「our world」の風景です。

matsurika
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@matsurika

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