目次

  1. 小悪魔な言動で西片くんを振り回す高木さん
  2. からかい上手の高木さんにも良心はある
  3. 女子から言われたいセリフが目白押し!
  4. まとめ

小悪魔な言動で西片くんを振り回す高木さん

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西片くんの学校生活は高木さんにからかわれることによって成立しているといっても過言ではありません。西片くんは窓際の一番後ろの席で、高木さんはその隣。これで何も起こらないという方がおかしいですよね。マンガ「隣の関くん」もこの配置ですからね、もはやこの席順は黄金パターンなわけです。十数センチ離れた距離で攻防を繰り返す男子と女子。羨ましいことこの上ありません。

そして見てください。この高木さんの小悪魔っぷりを。隣の席でこんなことやられたらもう即好きになっちゃいます。高木さんもその辺りを分かった上でやっているのがやはり小悪魔チックですね。しかしそれも高木さんから西片くんへの想いがあるからこそ。甘酸っぱいです。

からかい上手の高木さんにも良心はある

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西片くんが風邪を引いてしまった時、高木さんはいつものように彼をからかうことをしません。うずっとしてしまうが、必死にからかいたいのを我慢するのです。西片くんはそんな彼女の内心を知ってか知らずか、彼女からの攻撃に備えるのですがいつものからかいが来なくて少々肩透かし。完全に両想いですね、これは。いつもと違う状況に陥ると途端に違和感を感じてしまう。いつもとは打って変わって優しい高木さんが見られる話でした。

女子から言われたいセリフが目白押し!

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ああ、こんなセリフ言われたいなあ。そんな言葉が随所に飛び出てくるのがこのマンガの特徴でもあります。男子よりも女子の方が成長著しい時期って、今思うと凄く貴重で、だからこそ甘酸っぱいのだと思います。単純な構図こそ美しいものはありません。そう思うと高木さんは男子小学生みたいな存在なのかなあとも思ってしまいます。好きな女子にちょっかい出しちゃう男子、みたいなね。微笑ましいです。

この「エッチ」と言う時の高木さんの顔、たまりませんね。圧倒的な優越感。恥じらい成分の多いセリフがスタンダードになっている昨今、こんな顔して男子を責めたてるヒロインはそうはいません。末恐ろしいですが、西片くんが羨ましくもあります。

まとめ

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全体的にコマは大きめで、また背景などの描きこみも細かいとは言えませんが、それはあえてのことなのでしょう。重厚な作りになってしまうと、どうしても青春らしいライトな清々しさが失われてしまいますからね。セリフも必要最低限しか交わされませんので、あの頃の空気感をそのまま味わえるような作りになっています。空気感が大事なマンガですので、簡単に書いているようで、実はこの芸当はなかなかに難しいんじゃないかと思ったり。

日常系マンガが好きな方はぜひ読んでみてください。ストーリー的には何もないに等しいのですが、だからこそ日常の隙間を埋めてくれるようなマンガとなっています。懐かしさと甘酸っぱさが存分に詰まった、日常系の新ジャンルと言えるマンガです。