目次

  1. ストーリー
  2. 第一章 開かずの箱の暗号
  3. 第二章 暗い部屋で少年はひとり
  4. 第三章 小さなカメラを持った猫
  5. 第四章 タイムカプセルを開くと
  6. まとめ
  7. 関連記事
  8. 関連リンク

ストーリー

1010275 567699333280481 1102321598 n

小説の舞台となった谷中銀座商店街(谷中銀座商店街様Facebookより)

東京下町の風情残る谷中にたたずむレトロカメラ店・今宮写真機店。中古のクラシックカメラを専門に扱っている三代目店主の今宮龍一とアルバイト山之内来夏の元には、さまざまな客が謎を運んでくる。カメラの修理も得意とする今宮は「修理の基本は観察です」と言い、鋭い観察力と推理力で次々と謎を解いていく――。数々の魅力的な名機とカメラを愛する人々が織り成す、心温まる連作ミステリー。

出典: TKJ.JP

「谷中レトロカメラ店の謎日和」は日暮里の西口にある谷中銀座の片隅に店を構える「今宮写真機店」の店主・今宮と、そこでアルバイトをする事になった女性・来夏(らいか)の2人が、カメラにまつわる謎に出会っていく物語です。
物語は独立した7つの章による連作となっていて、章ごとに今宮と来夏の元に謎が舞い込んできます。今回は、各章の感想をネタバレなしで簡単にご紹介してみたいと思います。

第一章 開かずの箱の暗号

家族の遺言で「今宮写真機店」に遺品のカメラを整理してもらう事になった来夏。数多くのコレクションの中には、1つだけ鍵のかかった黒い鉄の箱がありました。「今宮さんならわかるから」という言葉とメモに書かれた暗号を頼りに、「今宮写真機店」の店主・今宮は秘密の箱の謎解きに挑戦します。

この作品の主人公、今宮と来夏の出会いとなる最初の謎解きは暗号の解読。黒い鉄の箱に隠されていたのは意外な物でした。暗号もカメラを由来としたもので、作品の導入に相応しい第一章だと思います。

第二章 暗い部屋で少年はひとり

“ある出来事”をきっかけに密室に閉じこもってしまった少年・古田君。少年に一体なにが起きているのか?心配する来夏の隣で、今宮の中では古田君との約束が事件と結び付いていました。

読み終えた後に「なるほど!」と唸ってしまう仕掛けがニクい第二章。ラストのメッセージには思わずジーンとしてしまいます!

第三章 小さなカメラを持った猫

10152016 721297424587337 6103298274519812896 n

谷中銀座商店街は猫の町としても親しまれています(谷中銀座商店街様Facebookより)

ボランティアで捨て猫を保護する活動をしている女性・柳井は自身の周りに見え隠れする不審な人影に怯えていました。そんな時、保護した猫の首輪に取り付けられていた小さなカメラ。もしかして脅迫のメッセージが写っているのでは?と、柳井はすっかり憔悴しきって「今宮写真機店」に相談を持ちかけます。

「猫」と「カメラ」。全くつながりそうにない2つの点を、今宮の推理は1本の線に結び付けます。読み手の想像を超える展開にはきっと驚かされる事でしょう。

第四章 タイムカプセルを開くと

祖父の遺品のカメラを持ってやってきた女子高生・まどか。ふとしたきっかけで遺品のカメラの写真を現像する事になりました。カメラには13年前の写真が写っているはずというまどか。果たして、タイムカプセルから出てくる写真とは?

「写真には撮る人と撮られる人の関係性が現れる」というテーマの第四章。タイムカプセルの謎が解けた時、そこに写っている“関係性”を知って目頭が熱くなってきます。

まとめ

宝島社から出版されている柊サナカ先生の「谷中レトロカメラ店の謎日和」レビュー。書き始めたら止まらなくなってしまったので、急遽、前後編に分けてお届けする事になりました。

後編では第五章から第七章までをご紹介!「谷中レトロカメラ店の謎日和」ご購入の参考にして頂ければ幸いです☆

関連記事

RENOTE.JP

RENOTE.JP

RENOTE.JP

関連リンク

TKJ.JP

KONOMYS.JP

TWITTER.COM

WWW.YANAKAGINZA.COM