目次

  1. 雪にはしゃいだ時分が、私にもありました
  2. 相変わらず美意識がずれずれなれんちょん
  3. 忘れてたけどピンナップ
  4. まとめ

雪にはしゃいだ時分が、私にもありました

5

小学生とは思えぬ雰囲気と体躯を併せ持つほたるも、真っ白な銀世界の前では子供も同然。愛犬のぺチと共にはしゃぎまわる姿がなんとも微笑ましい。大人になるとこういう気分って忘れてしまいます。雪が降ったら面倒くさいなあ、という気分が先行してしまい、楽しいという感情さえ湧きません。こういった場面を見ると、つくづく自分は大人になったんだなあと感じ入ってしまいます。

しかし、まさかこのほたるがただ遊ぶシーンが伏線になるとは思っても見ませんでした。あとからやってきた中学生の小毬はまんまとその罠(?)にはまってしまい、独り惨事を引き起こしてしまうのです。うん、きちんとオチをつけてくるあたりはやっぱりギャグ漫画ですね。

相変わらず美意識がずれずれなれんちょん

4

小学生が「門松もいいけどだるまもいいな」とか、普通言いませんよね。しかしれんちょんは言うのです。なぜなら色々ずれているから。それを天才と呼ぶのか天然と呼ぶのか定かではありませんが、時にれんちょんは「え、なにそれ」というセンスを発揮してくるのです。うーん、これも幼さならではのものなのでしょうか。なんか違う気もしますけど、でも子供って時々とんでもないこと言い出したりするので、その点は共通しているかもしれません。

忘れてたけどピンナップ

3

なんだろう、ピンナップになると若干絵柄の変化が見受けられるような。どこかパチモンぽいというか。まあ関係ないですね、要は中身が面白ければそれで良いんですよ。

このマンガって、会話はあまり多くなくて、どちらかというと風景や空気感を大事にするマンガだと思うんですよね。何気ない一コマだったり、ほとんど動きがないコマだったり、そういった細かい部分にこだわりを感じます。その余韻が空気をまったりさせる要因でもあると思うのですが、どうなのでしょう。ストーリーはないけど、それが良い。下手にストーリーを求めると、世界観が破綻する物語だってあるんですよね。

まとめ

相変わらず安定感抜群でしたね。しかしこの巻では不意に感慨を感じてしまうようなオチはあまりありませんでした。時々収録されているような、れんちょんが日常のちょっとしたことを空に叫ぶようなシーンがなかったのがちょっと残念。ああいった余韻が残る話も好きだったりするんですけどね。もちろんギャグオチも大好きですが。

冬の次は春。おそらく次の巻は春がいっぱいの一冊となっていることでしょう。その頃には現実の季節も春になっているでしょうかね。このマンガは季節がきちんと周るのも特徴です。田舎っていいなあと思うけど、それはきっと都会にいるからこそ思うことなのかもしれません。でもやっぱり、田舎っていいなあ。