目次

  1. 少女椿
  2. 哀しみのベラドンナ
  3. アシュラ
  4. はだしのゲン
  5. 火垂るの墓
  6. 風が吹くとき

少女椿

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奇才・丸尾末広のマンガを原作にしたアニメ。
残酷なエログロ描写は目を背けたくなるのに、
その世界観は奇妙に美しく、何故か見入ってしまう
という不思議な作品です。

貧しい家に生まれ、病身の母と2人暮らしの生活を送る少女みどりは、
母の世話のために夜ごと花売りにでかけていた先で、
山高帽を被った親切なおじさんに出会う。
「困ったときは、いつでも私を訪ねておいで…。」
家に帰ったみどりが目にしたのは、性器から入り込んだ
何匹もの鼠に内臓を食い破られた母親の姿だった。
孤児になったみどりは、山高帽のおじさんを訪ねる。
彼女が連れて行かれたのは異形の芸人たちが働く
見世物小屋・『赤猫座』であり、山高帽のおじさんは
そこの主人であった。見世物小屋の下働きとして
使われるはめになってしまったみどりを小屋の芸人達は
事ある毎に虐め抜き、みどりもまた障害を負っている芸人達を
化け物呼ばわりし、嫌悪感を露にして罵る。

哀しみのベラドンナ

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「虫プロ」が大人向けに制作した劇場アニメ。美しい絵柄で性暴力や
性器などを直接的に描いたことで、公開当時物議をかもしました。

中世フランスの村で結婚式を挙げるジャンとジャンヌのカップル。
しかし、初夜権を行使する領主に捕らわれたジャンヌは領主と
配下たちの慰み者になってしまいます。開放されたジャンヌですが
身も心も傷つき、夫のジャンは荒んでゆきます。ある日ジャンヌの
もとに悪魔が現れ、魂と肉体を寄こせば力を与えると取引を持ちかけます。

アシュラ

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ジョージ秋山によるマンガ作品の劇場アニメ化。
原作は、人肉食などの描写が当時非難を呼び、有害図書にまで
認定されてしまいました。

平安時代末期、飢饉によって屍が累々と横たわり、
ある者達は人を殺して人肉を貪り食らっていた。
その一人である妊娠した狂女は、やがて赤ん坊を産み落とす。
狂女は「アシュラ」と名付けたその子を可愛がるが、
やがて空腹に耐えかね焼いて食おうとする。
その時、落雷によってアシュラは川に押し流され、
岸に辿り着くも誰にも育てられないまま獣同然に生き抜く。
ある時、人狩りに捕まり連れていかれた先で人間としての生活、
仲間、愛情を知るが、生みの親と出会ったことで凄惨な出生の秘密、
自分が決して家族との生活を過ごせないことを知り苦悩する。
そして、その地に見切りをつけたアシュラは、自分を慕う孤児達を引き連れ都を目指す。

はだしのゲン

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中沢啓治による、自身の被爆体験を描いたマンガのアニメ化作品です。

原爆のことを若い世代や世界中の人々に知ってもらいたいという
願いがこもった作品ですが、そのあまりにも残酷で悲惨な描写は
現在でも議論のまとになっています。

アニメ「ピカドン」より

火垂るの墓

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野坂昭如が、自身の戦争体験を基にして書いた小説のアニメ化作品。

戦争で両親を亡くし親戚の家も追われ、二人だけで生きていこうと
決心した兄妹ですが、残酷な運命からは逃れる事ができませんでした。
ラスト近くは涙なしには見ることができません。

風が吹くとき

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イギリスの絵本作家が描いたマンガを原作にした劇場アニメです。
誰にも迷惑をかけず、ただ平和に余生を送っていた老夫婦が
核戦争に巻き込まれ、やがてゆっくりと死に向かう様を淡々と描きます。

主人公は、イギリスの片田舎で静かな年金生活をおくっている
老夫婦のジムとヒルダ。
しかし、世界情勢は日に日に悪化の一途をたどっていた。
ある日、戦争が勃発したことを知ったジムとヒルダは、
政府が発行したパンフレットに従い、保存食を用意したり
シェルターを作るなどの準備を始める。
そして突然、ラジオから3分後に核ミサイルが飛来すると告げられる。
命からがらシェルターに逃げ込んだジムとヒルダは
爆発の脅威からは免れたが、放射線の脅威からは逃れられなかった。
救援が来ることを信じて止まないジムとヒルダは、
互いを励ましながらも放射線に蝕まれ、次第に衰弱していく。

「風が吹くとき」予告