目次

  1. あらすじ
  2. 序盤から中盤にかけては冗長、なんて言っている場合じゃありませんでした
  3. ラストはその眼で確かめて欲しい
  4. まとめ

あらすじ

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1981年のベネズエラ。
ドゥルセは失業中の夫と2人の息子の4人で、ささやかな生活を送っていた。
11月11日、兄弟が遊んでいた最中の不幸な事故で、弟ロドリゴは亡くなってしまう。
その日の深夜11時過ぎ、家の中で夫ホセは殺され、長男のレオポルドがこつ然と姿を消す。
彼女は警察に逮捕され、夫と息子を殺害したとして終身刑を言い渡される。
2011年11月―30年ぶりにドゥルセが保釈され、自宅である家に戻ってきた。
保釈された老女のカウンセリングを担当することになった神父は、30年前の事件の謎に迫っていくことになる・・。

出典: WWW.AMAZON.CO.JP

序盤から中盤にかけては冗長、なんて言っている場合じゃありませんでした

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これはホラー作品でもあり、また一種のファンタジー映画でもあります。これを単なるホラー作品の1つだとは思わないでほしいものです。正直、タイトルやパッケージで損をしている感は否めません。それほどまでにタイトルなどが内容にそぐわず、その分視聴者を選んでしまう。これは大変もったいないことです。ホラー愛好家は物足りなさを感じるかもしれません。全体を通して観てみると、ホラー要素は薄いですからね。特に序盤から中盤にかけては何のこっちゃな展開が続きます。

しかし、その部分をこそちゃんと見ておくべきでした。ある程度観ていたものの、おそらくクライマックスに訪れる怒涛の展開を知っていればもっと目を皿にしてみていたことでしょう。まあ先にラストを知っていたら感動も半減なんですけどね。せめてホラーミステリーを謳っていてくれれば、初見でももっとちゃんと見たのに、という印象です。ホラーは良くも悪くも単純な作品が多いので油断していました。

ラストはその眼で確かめて欲しい

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そんなのありですか。クライマックスを観た私は思いました。でも確かにそうすると全ての辻褄が合うんですよね。思わせぶりな言い方に留めてしまい申しわけないのですが、しかしこれはぜひともあなた自身の眼で結末を見届けて欲しい。設定がどうとか、リアリティがどうとか、そういう細かいことは抜きにして観て欲しい作品です。ホラーに加え、ミステリーやファンタジー要素も入った作品です。近年、これほどまでに工夫の凝らされたホラー作品を私は知りません。間違いなく2015年に観たホラー映画の中で最も面白く、そして感動的でした。

ネタバレはしません。感動がなくなってしまいますからね。ただ1つ言えるのは、最初から最後までちゃんと1つ1つのシーンの意味を考えようということです。ラスト30分、とりわけ最後の10分は涙腺が大変なことになっていました。できる限り多くの人に観て頂きたい作品の1つですね、これは。ホラーというジャンルの中に留めておくにはもったいない映画です。それくらい出来の良い映画でした。

まとめ

隠れた名作です。こういうものこそTSUTAYAは宣伝していくべきなのに、と思いました。中身を観たら単純にホラーというジャンルに区分けできないはずなんですけどね。棚の隅にあったのですが、本当に出会えて良かった。期待値が低かった分、驚きも大きかったです。もしかしたらその補正も入っているのかもしれませんが、それでも評価に値する映画であることは間違いありません。

ホラーが苦手な人にもぜひとも観て欲しいです。ホラー要素はさほどないので多分大丈夫だと思いますよ。ラストが気になる方はご観賞ください。