目次

  1. Any
  2. youthful days
  3. 天頂バス

「 IT'S A WONDERFUL WORLD」発売直後に、桜井が小脳梗塞により入院したことでバンドとしての活動を休止し、予定していた2本のライブツアー「TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD」「TOUR 2002 IT'S A WONDERFUL WORLD」の全公演が中止(後に一夜限りのライブ「TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21」が横浜アリーナで開催)となった。
それまでは積極的に創作活動・シングルリリースが続いていたが、以降リリースペースが極端に遅くなり、休養前に既に完成していた「HERO」の発売後の2003年 - 2005年は年1作品しかシングルをリリースしなかった。

Any

2002年発売の23rdシングル。

タイトルの「Any」は“どんなときでも””どんなことでも”という意味で、どんなことがあっても乗り越えていこうという想いが込められている。
2014年のファンクラブ限定ツアーの直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では18位に選ばれた曲です。
発売当時はドコモ10th AnniversaryのCMソングになり、テレビでよく流れていた。

PVはモノクロの映像に赤ん坊を抱えた家族や幼稚園児、中学生、青年たちが次々と現れて、人の成長・人の生きる道の多様性をあらわしているものとなっている。

最初は静かに淡々と進んでいく曲ですが、サビは盛り上がりを見せる構成で、その緩急が躍動感を見せる幅の広さを感じられる曲です。

サビの歌詞
 “今 僕のいる場所が 望んだものと違っても
 悪くはない きっと答えは一つじゃない ”

今、目の前の事を与えられた環境の中でまずは頑張ろういう気持ちを持たせてくれて勇気がもらえます。
でも、ただ今の現状に甘んじるわけでなく、これからもがんばっていこうという気持ちにもさせられます。
むかし大変な事や辛い事はあったかもしれないけど、前向きにがんばってるよ、がんばりたいよという人にきいてほしい曲です。

youthful days

2001年発売の21stシングル。

フジテレビ系ドラマ「アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜」主題歌とキリンビバレッジ 『大人のキリンレモン』CMソングに採用されてテレビで聞く機会が非常に多い曲でした。
ドラマ「アンティーク」は主題歌であるこの曲以外に、他に過去の曲が挿入歌として使用されたり、効果音の一部にもミスチルの曲の一部が使われていたりしたなど、ドラマ内で使用されている音楽が全てMr.Childrenの楽曲で構成されている。

PVは非常にシュールな映像ですがすごい見ごたえがあります。
「SPACE SHOWER Music Video Awards 02」で「BEST GROUP VIDEO」を受賞しました。

この曲はとにかくメロディがクセにります。
特にサビの部分は今まで聴いたことがないようなかんじで、とても新鮮に感じられます。
ポップなのに心が熱くなるのもこの曲のいいところ。
また、ドラムは激しい部分が多くていいかんじです。

歌詞は爽やかと卑猥さが行き来しているというすごいふり幅。
しかし、卑猥な部分は絶妙な暗喩で、生々しさを感じさせないというのもすごい手法です。
このふり幅がまさしく、曲のタイトル通り、若かりし日々を思い返すことなんでしょう。

天頂バス

2004年発売の「シフクノオト」収録の1曲。

タイトルの「天頂」には「転調」や「店長」の意味も込められていて、イントロには「へい、いらっしゃい」という店長風のセリフが入っている。
アルバムのCMではこの曲のシャウトのところがフィーチャーされ、桜井さんがペンキの中へ飛び込むところでこの曲が流れるという内容だった。
そして、そのCM撮影中、桜井さんは肋骨を骨折してしまうというハプニングもあった。

歌詞は、今はグダグダでダメダメだけれど、そんなこと嘆いてないでがんばろう!
変えていくのは自分だ!

天頂バスに乗って天国(自分の目指すところという比喩)へ行こうと鼓舞するように訴える迫力のあるサビは聴きごたえがすごいです。
バスに乗っている間はゆれたり、険しくてつらいけど、雑草である自分たちは泥臭くても、自分の中にある力を信じて、前を向こうと強く強く何度も訴えています。
向かい風に向かって進んでいるような気持ちになる曲です。
本当に熱くなります。

イントロはギターで淡々と始まったかと思うとどんどん力強くなっていったり、歌い方が力強い地声からファルセットに変わったりとすごいふり幅のある曲です。
普段シングルやテレビで流れているミスチルの曲しか知らない人にこそ聞いてほしいミスチルの名曲です。