目次

  1. ベルリン時代
  2. シン・ホワイト・デューク
  3. ベルリン三部作
  4. 次はポップ期

ベルリン時代

アメリカの黒人音楽に接近した「Young Americans」と黒人音楽をいかに白人音楽にとりいれるかを目標にした「Station To Station」を作ったあとボウイは同じグラムロック界隈のバンドであった元Roxy Musicのブライアンイーノとコラボします。

(ブライアンイーノとイングランドのミュージシャンでRoxy Musicの二つのアルバムに参加していた。のちにソロとして現代音楽のアルバムを制作。イーノのつくる現代音楽をアンビエントミュージック(環境音楽)と名付け新しいジャンルを作り出した人でもある。また同じイギリスのブログレッシブロックバンド King Crimsonのロバートフリップとも交流があり何枚かのアルバムを残している。Windows 95の起動音を作曲したのもブライアンイーノである。)

ブライアンイーノに出会ったからというものボウイのサウンドが電子音楽を大きく取り入れたサウンドが特徴になります。
イーノがプロデュースした77年から79年に作られた「Low」「"Heroes"」、「 Lodger」の三つのアルバムはそんなイーノのアンビエントをフィーチャーしたものだったポストパンクやニューウェーブ的解釈もできるものになってアメリカ時代とは大きく変わりました。

Heroes cover contact sheet by sukita

シン・ホワイト・デューク

時期的には「Station To Staion」の頃になりますがボウイは自身が演じた最後のキャラクターに「シン・ホワイト・デューク」があります。
ジギースターダストなどとは違い派手な衣装をまとったりはしませんでしたが逆に白と黒を基調としたシンプルな服装とオールバックの髪型で登場しました。
またその頃のステージも服装と似たシンプルなもので作られていました。

そのキャラクターはナチズムを意識したものになりインタビューでもヒトラーを擁護しているようにとられかねない発言をしたり、ファンの前でジークハイルをしたなどの噂が立ったりして危険人物として扱われていました。
しかしその背景にはボウイの深い薬物中毒がありました。

Thin white duke 1975

ベルリン三部作

「Low」・・・
アメリカ時代の時に薬物中毒になったボウイは薬を断ちリハビリをするためにベルリンにいったボウイはブライアンイーノとアルバムを作ります。その時に作られた三つのアルバム(ベルリン三部作ともいわれる)の最初の作品。後半は長いインストが閉められていてイーノのアンビエント系の音だったりジャーマンロックを取り入れたりしています。
当時ボウイはクラフトワークなどの初期電子音楽も聞いていたそうなのでその影響もあります

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”Heroes”・・・
三部作の2作目。前作よりもロック色は強いが構成などは踏襲している。表題曲は多くの人にカバーされている上、2012年ロンドンオリンピックの開会式でもイギリスチームの入場曲に使われた。 タイトルの""は閉鎖的な状況にいる男が儚い夢として描いている皮肉なようなもので強調されているからである。アルバムジャケットは日本人の鋤田正義が撮影。

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「Lodger」・・・
前々作の「Low」や前作「"Heroes"」と違いインストやロック調の曲は減りポップなナンバーが続く。参加アーティストも変化がありキング・クリムゾンのギタリスト エイドリアンブリューが参加している。のちにブリューはツアーににも参加している。実はスイスでレコーディングされているがブライアンイーノが参加しているためベルリン三部作の最終章として扱われている。

Bowie lodger

次はポップ期

次のボウイは「ポップ」です。
カルトスターを脱却したボウイは一気にメジャー路線になります。
コラボも色んなアーティストとするようになりボウイを知らない人でも知っている曲があるかも!