目次

  1. 妖怪の王子「龍之介」(『カスミン』)
  2. 登場作『カスミン』紹介
  3. 春野カスミ(カスミン)
  4. ヘナモンとは
  5. 龍之介とは
  6. 龍之介の父親的存在は霞仙左右衛門。では、母親役は?
  7. 怪物の王子「怪物くん」(実写版『怪物くん』)
  8. 登場作実写版『怪物くん』紹介
  9. 負のイメージを正に変える?プラス思考
  10. 人間のために戦う
  11. 修行の成果は?

妖怪の王子「龍之介」(『カスミン』)

妖怪ブームにのっとって、「妖怪」の王子さまから。

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かわいい顔して中身はジャイアン+スネ夫です。某掲示板じゃ嫌われてました。

登場作『カスミン』紹介

カスミンことカスミが、「仕事以外はダメダメ」な両親のもとで鍛えたど根性と家事能力で「ヘナモン」と呼ばれる妖怪のような存在と奮闘しつつ、共同生活をする、というお話。かわいい絵柄に不釣り合いな哀愁漂うOP、ED、そして小出しにされる裏設定が不気味ながらも、基本的にはハートフルなアニメです。人間という「異分子」がヘナモンの家に「居候」する、という意味合いでは『ドラえもん』の逆バージョンと言えるかもしれません。2001年から2003年まで、現在Eテレと呼ばれるチャンネルで放送されていました。

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主役はカスミンです。

春野カスミ(カスミン)

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主人公で、ヒロイン。家事全般得意で、小学生とは思えないほどたくましく、優しいです。この髪形のせいでよく「ベチャポンテン」なるヘナモンに間違われますが、それが何なのかは最後まで謎のまま・・・。

ヘナモンとは

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カスミン以外全員ヘナモンです。

人間に似た姿をした精霊のような存在もいれば、物が古くなりヘナモンとなったいわゆる付喪神のような存在もいます。そして、皆に何らかの能力を持っています。ある者は自然現象を操り、ある者は物体を操り・・・姿かたち、能力はまさに千差万別です。

龍之介とは

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龍ちゃんパパこと龍王。

そんなヘナモンを統治するのが「龍王」。龍之介はその息子です。キワモノ揃いのヘナモンをまとめるのに「世間知らずじゃアカン」という父龍王の判断により、物心つくかつかないかくらいの頃から霞家に預けられています。タツノオトシゴに変身し、水を操り、水龍を作り出して操りますが、完全制御はできていないという「修行中の身」です。

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この笑顔すら小憎らしい・・・いや好きですけどね、龍ちゃん。

性格はと言えば、結構ワガママです。通っている「ヘナモン保育園」では龍王の息子という血筋をかさにジャイアンとスネ夫を足したガキ大将ぶりを見せるし、「パパとママに会いたい」と会いに行った際もカスミンが「人間」だったせいでともに投獄されたと逆切れして一人だけ脱獄。パン屋のおじさんの好意に甘えてパンをただで食べまくります。いくら幼児でも少しは遠慮しろ、と。(まあ売り上げに貢献してたから良しとしましょう。おじさんも言ってたし)結局両親には会えずに門前払いを食らいますが、護衛兵の励ましの言葉がまたいいのです。

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ソケットは物を大きくする能力を持つ他、大泣きすると電撃を発します。

画像は第14話「龍ちゃん、威張る」から。このタイトルからして既にワガママ野郎暴走か?と思いきや・・・「龍ちゃん萌え回」と見るか、「やっぱ小憎らしい」と見るか・・・。「急な仕事が入って両親が帰れなくなった」からと、画像中央のソケットを霞家で預かることに。伝えに来たカスミンには、龍之介以外のクラスメイトも懐いているため、皆でお泊り会状態に。「カスミンを取られた」といつも以上にワガママがさく裂。気弱なソケットに危険な遊びをはじめとする無茶ぶりを連発。最後には逆切れします。そして吐き出される本音・・・やっぱり寂しいんです。このエピソードで、龍之介の未熟な面(精神や能力)が色々と描かれるのですが、それは成長性、伸び代の証。まだ幼児なんだし、いくらだって矯正はききます。

龍之介の父親的存在は霞仙左右衛門。では、母親役は?

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霞家当主仙左右衛門。典型的な頑固爺さんですが、ツンデレです。都合が悪くなると霞に変身して逃げます。

霞家の当主仙左右衛門は、龍王夫婦と離れて暮らす龍之介にとっては厳しい父親的な存在です。王子である龍之介が、居住まい正して言うことを聞くのは彼に対してだけですし、「おじじ様」と敬語を使うのも彼のみです。では、母親的な役割は?妻の桜女や出戻り娘の蘭子がいますが、片や天然、片やワガママ・・・そのためか、カスミンに懐き、彼女に心境を理解されたと知って後は素直になるのでした。そう、根は素直なんですこの子・・・多分。

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14話は必見。

まあ、その後もわがままぶりは健在ですが、「龍王の息子」と「威張る」のも、修行で会えない両親とのつながりの意味も考えられます。成長も描かれていました。変身後の姿はタツノオトシゴと書きましたが、もしかして龍、なのかな?タツノオトシゴだとしても、いずれ龍に成長することの暗示には変わりありません。精神面での成長を大きく遂げた時、立派な龍として天を翔けることもあるやも?まあ、そんな暇ないかもしれませんが。