『ドラえもん』の「ほしくない」道具

Dra02

「どらえもんで、ほしい道具は?」たまに耳にする言葉ですが、逆に「これだけは絶対いらない!ポケットごと作品に出た道具全部もらえるとしても、これだけは絶対に捨てる!」というような道具も多々あります。程度の差こそあれそんな「いらない」道具の数々、ご覧下さい。

ヘソリンスタンド

20141009150929

へそからガスを吸い込んで、精神および肉体的な痛みを吸収、取り去ってしまう道具です。しかし、苦痛をなくすということは、どんなことでも平気で出来てしまうということ。よくこの道具は「麻薬のメタファーだ」と評されますが、事実のび太をはじめこの道具の虜になった子供たちは列を作ってまで並んでいました・・・さすがF先生・・・巧妙です。

しあわせトランプ

Images

一見するときれいなトランプ。しかも、何でも願いをかなえてくれるのです。「じゃあ何でいらないの?」と思われるかもしれませんが、実はこの道具。願いをかなえるごとに1枚ずつカードが消えていくのです。最後にジョーカーのみになった時。「今まで散々いい思いしたろ・・・?」とばかりにジョーカーが笑い、ありとあらゆる災難が振りかかるという・・・。幸いこの道具は「譲渡」が可能であり、作中では願いをかなえてもらっては他の子にあげる、というのを繰り返していました。早々に手放したことを後悔したのび太のもとに戻ってきた時は残り2枚・・・しかも、捨てようが箱に入れようが、執拗に追ってくるんです。「何考えてこれ作ったんだ、22世紀の人・・・」と言いたくなることこの上ないです。一番ほしくないです。

デビルカード

2af045f7

「金出るじゃん!いいじゃん!」そりゃ、一振り300円ならほしいです。見返りがなければ。といって、魂までは取られません。画像の悪魔曰く、一回使うごとに身長が1ミリ減るとか。よっぽど背の高い人ならためらいなく使うでしょうが、そうでもない人は・・・楽して儲けるうまい話はない、ということですね。のび太も「成長期だし」と軽い気持ちで使ってましたし。そして深みにはまる・・・「たかが1mmされど1mm」ですよ、のび太君!

百苦タイマー

57265685

修行僧が苦行のために使うとのことで、1分間に1つ、100の災難が振りかかってくるという道具です。ボタン押さなきゃいいだけの話ですが、うっかり押してしまうこともあるし、災難の度合いもだんだんひどくなっていくのです。人によっては100回まで行かずに・・・なんてこともあるそうで。ちなみに解除、爆破、いずれも不可能です。押したら終わりです。痛いの嫌いなので使いたくないです。

強いイシ

201103011503052a7

設定した時間分、何かをやり遂げるまで見張っている石です。くじけそうになっても執念深く追ってくるし、ぶつかってきます。設定時間を間違えたらえらいことになります。もし間違えて「10年踊り続ける」とかなった場合のため、タイム風呂敷の併用をお勧めします。まあ、注意して使うか、場合によっては使わなきゃいいんですけどね。

スケジュールどけい

O0480018812544824283

カードを入れた人に守らせる、という道具。うっかり入れたドラちゃんドジっ子です。

スケジュールを書いてこの機械に投入すると、何が何でもそのスケジュールを守らせる、という道具です。雨が降っても一人野球をさせ、用がなくても用を足しに行かねばならない・・・「強いイシ」と似ていますが、しゃべる分まだかわい・・・くないです。鬼コーチを思わせます。カタカナ喋りが特に怖い。ある意味融通がきく部分もあるにはあります。

60530845

スケジュール大事。人の家でも食事させます。

先の「強いイシ」同様、自分でスケジュール立てないとダメってことでしょうかね。

やっぱり道具は・・・

使いよう。この一言に尽きますね。『ドラえもん』テーマの一つなのではないでしょうか。

20121013160242

雨が降る傘で、無人島でも水GET!

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

Related Articles関連記事

STAND BY ME ドラえもん(スタンド バイ ミー ドラえもん)の作品情報まとめ【あらすじ・登場人物・名言・主題歌(ネタバレあり)】

国民的アニメのドラえもん。漫画家の藤子・F・不二雄の作品で、1969年に漫画の連載が始まり、1973年に初のテレビアニメが放送される。1980年に初めて映画化され、これまでに37作品が公開されている。映画「STAND BY ME ドラえもん」は初めての3D映像で作成され2014年に映画公開されており、ストーリーは、ドラえもんとのび太の出会いや幻の最終話などの7種類の原作エピソードが描かれている。

Read Article

ドラえもん(Doraemon)の作品情報まとめ【あらすじ・登場人物・名言・主題歌(ネタバレあり)】

1969年から藤子・F・不二雄が小学館の学習雑誌(『よいこ』『幼稚園』『小学一年生』から『小学四年生』)にて連載を開始したマンガ及びアニメ化、ゲーム化された作品。 悲惨な人生を送り、玄孫の代まで借金を残した野比のび太を助けるために22世紀の未来からやってきたロボット・ドラえもんと、ドラえもんが持ち出す未来の道具・ひみつ道具が起こす騒動を描く。 1996年、藤子・F・不二雄の死去に伴い絶筆。

Read Article

ザ・ドラえもんズ(ドラズ、ドラドラ7)の作品情報まとめ【あらすじ・登場人物・名言・主題歌(ネタバレあり)】

『ザ・ドラえもんズ』は、永遠の友情を誓い合った、ドラえもんたちネコ型ロボット7人が繰り広げていく物語。それは時に感動を呼び、時にアクロバティックであり、時にドタバタコメディとなる。それらの冒険活劇は時にはメンバーの特殊能力で、時には機転で、そして何よりも、特別なひみつ道具「親友テレカ」に象徴される7人の友情によって解決されていく。

Read Article

「ドラえもん」もはやふざけている!?「ひみつ道具」たち

大人気国民的アニメ・漫画「ドラえもん」に出てくる「ひみつ道具」たちは、どれも魅力的なものが多いですよね。「どこでもドア」や「タケコプター」など、人間なら誰しもが欲しい!と思うものばかりです。しかしながら、そんな中にもやっぱりあったのが「ふざけてるひみつ道具」です。これが蓋を開けてみると酷く、そして大量にあったので、まとめてみました。

Read Article

漫画「ドラえもん」の失言&暴言&その他爆笑発言まとめ

お馴染み「ドラえもん」ですが、テレビアニメの「ドラえもん」と漫画の「ドラえもん」は、実は全く異なる発言をしているってご存知でしたか(我らがBPO様による厳正なる監修故)?今回はそんな漫画「ドラえもん」で描かれている、ありのままの「ドラえもん」のコマシーンを抜粋しまとめてみました。

Read Article

シチュエーション別!ぐっとくる漫画の名言【前向きになりたい時】

大人から子どもまで、みんな大好きな漫画。漫画を読むことでいろんなものを吸収したり、人生に影響を受けた人も多いのではないでしょうか?今回は、「前向きになりたい時に背中を押してくれる名台詞」を集めてみました。ここにあなたの背中を押してくれる、素敵なことばがあるかもしれません!

Read Article

違った意味でかっこいい「映画ジャイアン」が拝める『がんばれ!ジャイアン!!』

「映画になると途端にいい人になる」のが定番のジャイアン。大概、主力を担ったり兄貴分的部分を見せ、男らしい意味合いでのカッコ良さを見せてくれますが、この作品では通常の「映画ジャイアン」とは違った一面を見せてくれます。それ即ち、「兄」としての側面です。

Read Article

ファミコンの説明書がカオス状態な件

今の若い方は知らないかもしれませんが、ゲームが開発された初期の頃にはファミリーコンピューター(通称ファミコン)主流でした。ソフトの他に箱、そして今ではゲーム内で操作説明をするために極小あるいは完全になくなってしまったものもありますが、長ったらしい説明書が付属してきました。そんなファミコンの説明書が、もちろん昔はそうではありませんでしたが、今ではカオス状態になっているのでまとめてみました。

Read Article

《閲覧注意!》ネット検索危険ワードまとめ(都市伝説エンタメ編)

ネットの検索エンジンは、毎日誰もが利用している便利なものですよね。日々、その技術は進歩し、検索キーワードによるサイト・画像の選別機能もまた確実なものとなりました。しかしそんな中、検索すると危険な画像・文章が上がってきてしまう検索キーワードなどが存在します。それは、「※きちんと検索しないと表示すらされない」ので、まさにアングラそのものです。

Read Article

意外と恋多きネコ型ロボット、ドラえもんの恋のお相手まとめ(ネタバレあり)

ドラえもんと言えば頼れるのび太の保護者役。かと思いきや結構毒は吐く、のび太と一緒にいたずらもする、「ネコ」で「ロボット」なのに人間の女性アイドルに入れあげたりもします。もっとも聖人君子じゃありませんし、四六時中のび太のことを考えたりもしていられません。むしろのび太のお守りで苦労しているし恋くらいしたって許される、うん。ただお相手が多すぎる気もしますが。

Read Article

ドラえもんズとも共演!ドラミちゃんの違った面が見られます!

声優交代の前に、『ドラえもんズ』という作品があったのを覚えておられる方も多いと思います。ドラえもんを食うほどキャラが濃いせいか、「もともと原作にはないから」と消されてしまった彼らですが、同時上映やスペシャルアニメ等で主役を張ったり、ドラミちゃんと共演していました。「頼れる」お姉さん的なドラミちゃんが、なんだか違ったキャラに見えます。いい意味で。

Read Article

お兄ちゃんとは違った切り口!ドラミちゃん主演映画!

ドラえもんの妹、ドラミちゃん。お兄ちゃんほど出番のない、それでいて「頼れる脇役」といった彼女ですが、実はかつてのドラえもん大長編では「同時上映作品」の主役を張っていました。ドラミちゃんが主役の映画はほんの数本ですが、『ドラえもん』とはまた違った楽しみ方ができることと思います。今回は、その主演映画をご紹介します。

Read Article

リメイク版『ドラえもんのび太の大魔境』サベール隊長について

今更感満載ですが、敢えて。『おそ松さん』人気もありますし、トキワ荘出身の巨匠作品のリメイクという意味合いで選びました。原作準拠ということで、旧作アニメのように「犬種違うんじゃね?」と思うようなゴツイ犬ではなく、といって完全なコピーと言うわけでもない。しかもキャラが掘り下げられています。これも、制作側の方針だったようです。(ネタバレあり)

Read Article

Contents