目次

  1. グラム・ロック期
  2. ジギー・スターダスト
  3. グラム・ロック期のアルバム

グラム・ロック期

70年代にはいるとボウイはロックの要素を取り入れ演奏もバンド形態に変化していきます。
70年代最初のアルバム「The Man Who Sold The World」ではフォークに基づいたロックを展開していることは前回のまとめで説明しましたが
次のアルバム「Hunky Dolly」から「Aladdin Sane」までフォーク・ロックをさらに一歩踏み込んだ新しいロックをつくっていきました。
それはグラム・ロックといわれていて一種のジャンルとして70年代から80年代まで流行していました。
グラム・ロックはボウイだけでなくイギリスのバンドT.REXもグラム・ロックの先駆者として知られています。
そのT.REXのプロデューサーであったトニー・ヴィスコンティをバンドメンバーに迎えてつくった3rdアルバムからわかるようにこのような変容は必然的なものだったのかもしれません。

グラム・ロックの特徴のひとつとしてファッションがあげられます。
そのファッションは男性なのに濃いメイクを施したり衣装もかなり派手できらめいているものをきたり体のラインを強調するタイツをきたり
男性的なイメージを崩し女性的なメイクや服をきることで性を超えたイメージを表現していました。

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ボウイは「The Man Who Sold The World」の頃にはまだ多少の化粧と女装くらいでしたが
ジギーの頃になるとより派手になったり顔にも手を凝っているメイクをしたりしてジギーという存在をつくっていました。

ジギー・スターダスト

70年代のグラム・ロック期に入るとボウイはあるひとつの架空のキャラクターを演じるようになります。
それがジギー・スターダストです。
ジギー・スターダストの設定としては宇宙から落ちてきた宇宙人が地球に来てスパイダーズというバックバンドを率いてミュージシャンになるという設定でこのジギー・スターダストを演じてつくったアルバム「The Rise And Fall of ZIggy Stardust and the Spiders from the Mars」と「Aladdin Sane」はボウイの代表作となりこのジギーを演じた時代もまた黄金期と呼ばれるようになりました。
しかしながらアルバム「Aladdin Sane」を作ったあとにこのジギースターダストを封印しグラム・ロック期を終わらせるのです。
そのあとカバーアルバム「Pin Ups」を発売するがジギーのイメージに悩まされ脱却するアルバム「Diamond Dogs」を発売するまで時間を要することになるのです。

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グラム・ロック期のアルバム

「Hunky Dolly」・・・
アルバム「ジギースターダスト」と同時に作られたアルバム。サイケ色の強いアルバムでタイトルの意味する「ごきげんよう!」などにみられるボウイのおふざけ心が感じられるアルバム。しかし曲の完成度は高く一曲目「Changes」はそのあとのジギーの登場による自身の変化を暗示していたのではないかといわれている。

David bowie   hunky dory

「The Rise And Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from the Mars」・・・
ジギーを演じた最初の作品。ロックスターの誕生から成功、そして没落までをストーリーにしたコンセプトアルバム。最後の「Rock'N'Roll suicide」は歴史に残る大名曲。

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「Aladdin Sane」・・・
ジギーとして最後のアルバム。そしてアルバムのジャケットのメイクが目に残るアルバム。ジギーのツアーで本格的にはいったアメリカの文化に影響を受けた曲が多く、ツアーファイナルに合わせて発売されたのでヒットした。

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