目次

  1. あらすじ
  2. ありがちな設定ではあるが、演出の妙が特徴
  3. とりあえずニコール・キッドマンがキレイ
  4. まとめ

あらすじ

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目覚めると前日までの記憶が全てリセットされてしまう特殊な障害があるものの、献身的な夫(コリン・ファース)に支えられ日々を送っているクリスティーン(ニコール・キッドマン)。ある日、医師だという人物から電話がかかってくる。それを受けたクリスティーンは、夫に黙って彼のもとで診察を受けていると聞かされ、数週間前から自分が毎日の出来事を映像で記録していることも教えられる。その映像を捜し出して再生する彼女だったが、そこには信じられない光景が収められていた。

出典: MOVIES.YAHOO.CO.JP

ありがちな設定ではあるが、演出の妙が特徴

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設定としてはありがちな記憶喪失ものですね。案の定、失くした過去に何やら不穏な空気。その記憶を探るために主人公は動き出すのですが、ここで時間が2週間前に遡ります。1日しか記憶がもたないということで映画「メメント」のような演出を想像したのですが、一気に戻りますか。そこから冒頭に向かって徐々に話が進んでいくストーリー展開です。展開のさせ方はさすがと言ったところ。緩急を上手く織り交ぜて、視聴者を翻弄します。誰を信じれば良いのか。主人公の感情とシンクロできますね。

しかし、時間軸が現実に戻ってからがいわゆる本番です。明かされるまさかの真実。しかし主人公はその真実を1日で忘れてしまいます。いやあ、真実を知っている視聴者はさぞややきもきしたでしょうね。主人公逃げて、と。ただそこからがちょっと残念でしたね。ミステリーにおいて犯人の自白によるクライマックスほどつまらないものはないです。自白の動機は確かに納得できますが、その動機のバックボーンを描き切れなかったことでちょっと消化不良。

とりあえずニコール・キッドマンがキレイ

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ニコール・キッドマンってもう48歳なんですね。相変わらずキレイでびっくりしました。演技力もさすがです。出てくる俳優陣が全員演技上手いので、全く違和感を感じさせませんでした。臨場感たっぷりです。演技合戦、というわけではありませんでしたが要所要所で見せる細かい動作がさすがだなあと感じました。

しかしながら、クライマックスにおける急激な失速が残念過ぎました。そしてエンドロール間近の家族の再会シーン。あれは完全に蛇足でした。そんな取って付けたようなハッピーエンドだれも望んでいません。完璧な終わり時、その前に1つあったはずなのに。あそこで終わっとけばギリギリ及第点だったのに。せっかくビデオテープを用いた演出しているんだから、そこでプツンって感じで切れてそのままエンドロール、の方が良かった気がします。私見ですがね。

まとめ

もったいない作品です。もったいなさすぎてもったいないお化けが出てきそうです。キャストは完璧、演技も抜群、内容も途中までは良かった。なのにどうしてああなってしまったのでしょう。90分という上映時間にしてはちょっとラストの失速が痛かったです。何度も言うようですがね。それならもう一つツイストいれても良かったのではないかと。今さら言ってもしょうがないですね。ニコール・キッドマンがキレイだったからまあ良しとしましょう。

途中までは本当に楽しめる作品です。TSUTAYAで絶賛レンタル中ですので気になる方はぜひご観賞ください。