新作発売! デイヴィッド・ボウイ 活動記録まとめ(フォーク編)

新作発売記念でデイヴィッド・ボウイの長い活動を幾つかに分けてまとめました。
最初はフォーク期。あのデイヴィッドボウイは最初の始まりは伝統的なフォークでした。
そんな初期3作を紹介します。

David Bowieとは

David Bowie (本名David Robert Hayward-Jones)は1967年にDavid Bowie名義で発売したアルバム「David Bowie」でデビューして以来半世紀近い音楽活動を続けているイギリスのミュージシャンである。
出生からデビューまで簡単に説明しよう
1947年にイギリスのブリクストン(ブリクストン出身ミュージシャンが多いことからロックの街とも言われています)でうまれたDavidは父親が買ってくるアメリカのポピュラー音楽を聴いて育った。
14歳のときに母親に買ってもらったサックスがきっかけで音楽を始めるようになり。義兄の影響で地元のバンドでサックスを演奏し始める。
1964年にDavie Jones and the King Bees名義でデビューするがその後は名義をいくつか変えてもヒットに恵まれず1966年のシングルで使い始めたDavid Bowie名義で名が浸透し始める。
1967年にアルバム「David Bowie」でデビューする。

フォーク期

David Bowieの始まりはフォークです。
デビューアルバムの「David Bowie」から「The Man who sold the World」までがこの時代にあたるとおもいます

このフォーク期でも二つの時期に分けられ、ひとつはイギリスのトラディショナル・フォーク(もしくはトラッド・フォーク)という伝統的なフォーク・ソングを作っていた。

ブリティッシュトラッド・フォークの例

もとひとつの1960年代後期から70年初期にかけてアルバムだと「The Man Who Sold The World」と「Hunky Dolly」のころになると弾き語りメインであった フォークミュージシャンから進化しフォーク・ロックの要素を取り入れたり、サイケデリックなSEを入れたり実験的な音楽のテイストを混ぜ合わせてきます。
しかしながらこのころはまだフォークの雰囲気を土台において作られているので聴きやすい曲も多いです

アルバム「The Man Who Sold The World」からタイトル曲の有名なカバーであるアメリカのバンド、ニルヴァーナのアコースティックバージョン

もうひとつ有名なカバーバージョン。
このバージョンは9月に発売したコナミのゲーム「メタルギアソリッドV」で使われていて若干有名になりつつあります。シンセが特徴的ですね

こちらが原曲「世界を売った男」です。
フォークを下地にサイケぽいアレンジで完成されている初期の代表曲のひとつです。

実は1st「David Bowie」の次のアルバムも同名の「David Bowie」というアルバムでイギリスではフィリップスレコードでは発売されました。
しかしながら5th アルバム「ジギー・スターダスト」発売時にRCAから再発されそのときに現在でも用いられている「Space Oddity」に改名されました。

2nd「Space oddity」からタイトル曲。
宇宙の放り出されたトム少佐の感情を綴った詩は感動的で曲としてもサビで表現されるスペーシーな世界観は60年代とは思えません。

フォーク期のアルバム概要

「David Bowie」
記念すべき1stアルバム。デビュー当時、マネージャーは流行っていたボブ・ディランのようなシンガーソングライターのイメージを目指した方向でいくために演奏スタイルも弾き語りのシンガーソングライターのスタイルを通している。
全曲がDavid Bowieによる作詞作曲であり、マネージャーが意図したよりポップな仕上がりになっている。純粋なフォークアルバム。

「Space Oddity」
2ndアルバム。1969年発売
当時NASAのアポロ計画が話題をあつめていてアルバムもその流れによってヒットした。タイトル曲はBBCなどのアポロ計画特番でテーマ曲のように頻繁にながされシングルとしてもヒットした。
ヒッピー文化に影響されたフォークを主体とした実質David Bowieの原点と言えるようなアルバムでありここから派生したと言っても過言ではないアルバム。
夜中に聞きたいアルバム。

「The Man Who Sold The World」
前作とは変わりロックの要素を多く取り入れバンドで演奏し始めた3rdアルバム。
のちに大きな右腕的役割を果たすギタリスト、ミック・ロンソンと当時David Bowieと対をなすグラム・ロックのバンドT.REXのプロデューサーであったトニー・ヴィスコンティを迎えて制作したアルバム。グラム・ロック期の始まりとも言えるがまだフォークの要素が残っていると思ったのでフォーク期にいれた。

こちらの方がジャケットは有名かもしれません

次は黄金期ともいわれるグラム・ロック期

David Bowieといえばグラム・ロックというふうなイメージを持つ人が多いでしょう次はそんなグラム・ロック期をまとめます。
ではまた!

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