目次

  1. 西野カナ=さだまさし説とは?
  2. 何をもってして「フォークソング」とするのか?
  3. まだまだある…懐かしの昭和フォーク

西野カナ=さだまさし説とは?


9月9日に発売された西野カナさんの新曲「トリセツ」は、男性から見ると「難しい」「めんどくさい」と思われてしまうことのある女性の心理状況や気持ちの移り変わりについてを、自らの「取扱説明書」という感覚で描いた楽曲。

モデル、女優として活躍している桐谷美玲さん主演の映画「ヒロイン失格」の主題歌になったことからも、話題となりました。

なかなか自分では表現しづらい心のうちを、若者のカリスマである西野カナさんが代弁したことによりファンの強い共感を呼んだようです。


そんな西野カナさんの「トリセツ」で語られる歌詞は、さだまさしさんの「関白宣言」と似ている……と思った人が、どうやらたくさんいるようです。

◆「定期的に褒めると長持ちします。爪がキレイとか小さな変化にも気付いてあげましょう」

◆「何でも無い日のちょっとしたプレゼントが効果的です。センスは大事」

現在、西野カナさんが書くこれらの歌詞の世界観が共感を呼び広い層に受けるのであれば、心の揺れや身辺について歌われるフォークソングの第二次ブームもあるのではないでしょうか。

何をもってして「フォークソング」とするのか?

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日本においてのフォークブームは70年代。
「四畳半フォーク(四畳半での質素な恋人同士の暮らし)」に代表されるように、ごく身辺的な内容を叙情的に歌い上げるアーティストが多数登場し、ヒット曲を生みました。

今「電波ソング」とも呼ばれる電子音を多用した楽曲、ボーカロイドのようなハイファイな楽曲がブームとなり、ロックバンドでもシンセや電子音をメインに使うことが多い中で、「フォークギター1本で」という古くからあるスタイルはむしろ新しいのではないでしょうか。


かぐや姫は70年代のフォークブームを代表するアーティスト。
リアルタイム世代でなくとも知っている人も多いはず。


ベースの山田パンダさんがメイン歌う「おはようおやすみ日曜日」は、土曜の深夜から日曜日の朝にかけての密やかな時間の流れを歌ったまさに「四畳半」な世界が魅力。


伊勢正三さんは、かぐや姫や後続のフォークデュオ「風」が活動休止したあともソロ活動を行い、フォークに留まらずAOR寄りの楽曲も含め、精力的に発表しています。

まだまだある…懐かしの昭和フォーク


ガロ「学生街の喫茶店」


吉田拓郎「唇をかみしめて」


ケメ(佐藤公彦)「薄化粧」



中島みゆき「ファイト」


あがた森魚「赤色エレジー」